狸小路で たこ焼き
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日はたこ焼きにしよう。
札幌市営地下鉄東豊線 豊水すすきの駅から北に向かって徒歩3分。
狸小路にあるタコとハイボ○ル 狸小路二丁目店だ。
たこ焼きの美味さだけで言うなら間違いなく36号線沿いの豊水すすきのから少し東側にあるた○キング一択なのだが、た○キングは19時オープンなので早い時間から飲みたい場合、適さない店と言って良い。
その点こちらのお店は素晴らしい。何せ昼飲みが出来るのだ。しかもお昼はお得な昼飲みセットまであるという親切設計。残念ながらビールは置いてないがこれは行くしかないだろう。ということで訪問することに。
こちらのたこ焼きの特徴は大阪で出てくるような外も中もふわとろではなく外カリ中ふわ。銀だ○風な出来栄えだ。コレはコレで美味いと思うので個人的にはアリだと思う。
それにしても粉ものの人気は衰えないなと改めて思う。お祭りだと予想通り粉ものの人気が凄いらしく、屋台を出す店同士も何やら色々あるようで粉ものは人気上位とのこと。場所も大事だが粉ものが根強い人気ということだろう。かく言う私もお祭りの屋台でまず向かうのは焼きそば、たこ焼き、お好み焼きのコーナーだ。次点で焼き鳥やイカ焼きなどのおつまみ系。酒飲みにすら好まれる粉ものの人気ぶりを改めて感じる次第だ。
大阪だと一家に一台たこ焼き器があるというのは噂ではなく本当らしいが関西以外の地域で家庭にたこ焼き器がある家は少数派と言って良いだろう。実家も確か無かったように思うし独り暮らしを始めてからも粉ものを自宅で作る気持ちにはならなかった。
しかしながらある日突然粉ものを自宅で食べてみたい欲求にかられてスーパーに直行。善は急げである。
もはや遠い昔の話なのでたこ焼きを作ったのかお好み焼きを作ったのか忘れたが、スーパーに箱で売られてる粉ものの商品を使用すれば美味い粉ものが出来るだろう。裏面に書いてある作り方通りにやればお店のような美味い粉ものが食べられるんでしょ。そう期待して作ったワケだ。
結論から言えば「不味くは無いが美味くも無い」物体が出来上がった。おそらく手順のどこかにまずい点があったのだろう。もしくは手順に書かれてる食材を準備するのが面倒で省いたことが原因だったのかも知れない。また当時はトロロのような食材を入れることで生地がふわっとなるような知識が無かったので出来上がりの生地の固さにもショックを受けた。お店のような出来栄えを期待してただけに落差に愕然となったことは言うまでもない。
それ以来粉ものはお店でプロが作ってくれる美味いものを食べるに限る。という結論に至って久しい。昼休みでお得に飲めるなら大歓迎ということで早速ハイボールで乾杯!(終わりの始まり)
昼飲みセットではドリンク2杯とたこ焼きまたはおつまみの組み合わせで税込み1100円。安い。迷うけど最初は飲みたいのでたこ焼き以外を注文することに。
頼んだメニューはこちら。
・たこわさ
・枝豆
たこわさ。間違いない美味さ。外れが無いので迷ったらコレというメニューだ。
枝豆。私はそんなに率先しては注文しないが一緒に飲むメンツの大好物なので注文。うん旨い。
こちらのお店ではチンチロハイボールという遊び心満載なメニューも準備してるが私はイマイチそのようなモノが好きではないので普通にハイボールをおかわりする。うん旨いけどビールが飲みたかった。。(どうやら現在はビールも提供されてるらしい。要望が多かったのかも知れない)
だいぶ酒も進んだのでメインのたこ焼きを注文することに。
・2色愛盛り(九条ねぎマヨ、ふわ玉明太マヨ)
2色愛盛り(九条ねぎマヨ、ふわ玉明太マヨ)。普通のネギでも良いのでは?と思うが何かしらのこだわりがあるのだろう。九条ねぎとマヨネーズがたこ焼きと合わさって旨い。ふわ玉明太マヨも美味かったが九条ねぎの方が好みだった。
本当はもっと色々な種類を食べたかったがお互い飲む時はほとんど食べないメンツなのでこれでハラいっぱいとなってしまった。考えてみれば私が一緒に飲むメンツは食より飲みに特化してる人が多い気がする(笑)食をメインとする場合、飲まないが食べる人もしくは食もそれなりに進む人と来るべきだなと改めて感じた。
総じて大満足。結構人気があるのか店内だけでなく店外席も埋まってることも結構ある繁盛店だ。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。