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狸小路で お洒落なバー

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日はお洒落なバーにしよう。


札幌市営地下鉄南北線すすきの駅から狸小路を西側に向かって徒歩4分。

アヴァンティ フ○イブだ。


外観がガラス張りのオシャレなお店なのでご存知の方もいらっしゃるだろう。本日はこちらのお店にお邪魔したということだ。


私なら絶対に選ばないお店だが会社の二次会で選ばれたのだから仕方ない。大人の社会科見学と洒落込もうではないか。早速ビールで乾杯!(終わりの始まり)


こちらのお店は店員さんの制服がともに白シャツの上に黒いベストにパンツ、同じく黒の蝶ネクタイという「バーの店員さんと言えばコレ!」という服装でお出迎えしてくれる。おそらく姿勢なども指導されているのだろう。パリッとした恰好に相応しい挙動で動いており見てるだけで気持ちが良い。清潔感のある服装や品がある行動とはこのようなことを指すのかも知れない。


しかしながら個人的にはドラマを含む映像作品でしか見たことが無い恰好で馴染みが無さすぎてイチ小市民のオッサンとしては挙動不審となってしまう(笑)飲み物を受け取る時も「どどどうも」と無駄に恐縮するくらいだ。我ながら萎縮しすぎにも程があると思うが不慣れなので仕方がない。「場違い」という単語が脳裏を駆け巡るが二次会で来訪したので周囲は同僚だらけなのが救いだ。練習と思って挑むとしよう。


ドレスコードという言葉を耳にすることがあるがこのようなお店を見ると納得感がある。スーツ姿だと違和感は無いがこのような場所にラフな服装で来訪したら確実に浮くことは想像に難くない。もしかしたらお店的には気にされないのかも知れないがこちらが気にしてしまうのだ。つくづく私は小市民だなと再認識する次第だ。


改めて思うが見た目が他人に与える印象というのは馬鹿に出来ないと思う。


検索したところ心理学としては確かにあると記載されている上、神戸松蔭女子学院大学においては実際に研究結果までレポートにされており実感と同じように服装によって異なる性格の印象を他人に与えていることが明らかになったとのこと。また服装だけでなく着用してる場所・状況によっても受け取られ方が異なる傾向にあると分かったらしい。まさにTPOと呼ばれるアレは正しいということだ。


服装で思い出したが初詣を含め、各種行事時に着物姿で神社を参拝する光景を見ることが激減したように思う。もちろん着付けや保管が大変だの各種問題はあるのだろうがやはり値段の高さがネックになってるところも大きいのではなかろうか。


たまにしか見かけないが店頭に飾られてる着物が綺麗だなと思ってふと値段を見ると数十万円することは珍しくない。安い店と比較するのも失礼な話かも知れないが普段着用してる洋服の数十倍以上する値段のものはおいそれと手が出ないだろう。


レンタル着物が流行るワケだと思うと同時に着物文化がこのまま廃れていくのも寂しく感じる今日この頃だ。懐に余裕のある方々には是非積極的に着物姿での行動をお願いしたいと思う。


脱線した。元に戻ろう。


ビールは泡がクリーミーで旨いのだがせっかくバーに来たのだからそれらしい飲み物も頼んでみたい。だがカクテルは正直何がなんだか分からないしあまり好みではない。ので適当にウイスキーをロックで注文する。


うん。旨い。こちらはサントリーしか扱ってないらしいが割と色々な種類のお酒が置いてあり楽しめる。しかしそれにしても値段がお高めだ。会社が出してくれるから遠慮なく飲んでるが個人で来訪したなら三杯ほど飲んだら引き上げる自信があるレベル(笑)なるほど。このようなお高めな店ほど経費で落とせる会社の飲み会で来るべきなのだなと再認識した。


おつまみはナッツやサラミなどを頼んだ気がする。私自身は何も注文せず同僚が注文したものをつまませて貰ったので正直何を頼んだか覚えてない(笑)二次会というのはそのようなものだし盛り上がったのに何を話したか覚えてないのも呑んだくれあるあるだ。楽しかった記憶だけが残れば良いのである。


来訪当初は萎縮してたものの慣れてしまえば居心地の良い空間に変身。多少値段は張るが良い雰囲気なので選択肢としてはアリだと思う。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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