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千葉で 昼飲み

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は昼飲みしよう。


JR千葉駅から南に向かい徒歩6分。

階段を上って3階 旬菜酒楽 い○ぽ千葉駅前本店だ。


京成電鉄 千葉中央および千葉都市モノレール 葭川公園も徒歩圏だ。


こちらには妙見本宮 千葉神社への初詣帰りに昼飲みで訪れたというワケだ。新春早々昼飲みかいとのツッコミが聞こえてきそうだが気にしない。それが呑んだくれクオリティというヤツだからだ。


こちらの神社の主祭神は北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう)で天の中央を定位とする北辰(ほくしん=北極星と北斗七星)の御神霊であり、通称「妙見様(みょうけんさま)」とも呼ばれ親しまれているとのこと。いわゆる天空の星(北極星と北斗七星)を御祭神としている神社なので全国的に見てもかなり珍しい部類に入るのではなかろうか。


どうやら方位方角を支配する尊い星の王であると同時にその絶大なる霊力を人間界に投射することによって人の星(運命)や全ての方位・方角を守護掌握する神様であると伝えられているとのこと。また古事記の冒頭に記載されている天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)と同一の神様であると考えられているらしい。


道教・陰陽道や易学・九星気学・風水学の根幹となる特殊神であり、あらゆる守護能力を発揮する神様として庶民間に広く尊崇されているとのことなので今で言う天文学や各種占い、俗な言葉で言えばパワースポットの元祖のような存在なのかも知れない。星を中心として方位全般を司る神様と覚えておけば良いだろう。


具体的には厄除開運・八方除という大抵の人間にありがたいご加護が特徴のようなので初詣で訪れるには最適と言って良いかも知れない。東京出張時は近所ということで大國魂神社に参拝していたが少々遠くなったのでこちらを選んだが悪くない選択肢だったようだ。大國魂神社はそれはそれで歴史があり良い神社なので一度は参拝してみることをオススメする。


ちなみにこちらの妙見本宮は神社となっているが、元々は長保2年(西暦1000年)に「北斗山金剛授寺」という名称で開山されたれっきとした寺院が始まりらしい。源頼朝や徳川家康も参詣するなど当時から割と有名な寺院だったようだが明治2年(1869年)に明治政府が発した「神仏分離令」により、当時曖昧であった神社と寺院の区分を明確に区別することをキッカケに協議の末「千葉神社」と改称して現在に至るとのこと。歴史の教科書で習ったことが現存する神社に反映されてることに浪漫を感じる。


以前訪問した際はまだ正月休みだったこともありとんでもなく長い行列が出来てたので少しずらして平日に訪れたところあまり並ばずに参拝することが出来た。個人で参拝する方と業務の一環として参拝する方が混在してるのが印象的だった。


参拝自体はほとんど並ばず出来たのだが御守りの方は行列が出来ていた。約百名前後と言ったところだろうか。後日出直した方が楽に購入できるとは思うが近所とは言えないし千葉駅から徒歩15分弱くらい掛かるので一度で済ませてしまいたい。周囲の皆さんも同様に考えているのだろう。仕方ないので行列に並ぶことにした。


30分程度で購入完了。おみくじも購入し今年は謙虚かつ他人を助けたり感謝することで運気が開けるとのことなのでそのように進めようと思いながら結び付けていく。別々のおみくじを二つ購入して似たような内容が記載されているということは今年はひたすら縁の下の力持ち状態が合っているということなのだろう。緩みも大敵のようなのでコツコツ努力を継続していこうと心に刻む初詣だった。


ということで参拝も無事完了したので早速乾杯!(終わりの始まり)


一人だと飲み放題は出来ないらしいのでビールを飲みながらメニューを見ていく。どうやら地酒も各種取り揃えられているようだし刺身盛り合わせもあるので日本酒にすることにする。


頼んだメニューはこちら。


・刺身盛り合わせ(ミナミマグロ、クロダイ、ブリ、太刀魚、サーモン)


ミナミマグロ。解凍した感じが残ってるが濃厚ネットリで旨い。日本酒で流し込むのが合う。


クロダイ。少しスジが残ってるがこちらもネットリして旨い。


太刀魚。皮が固い(笑)けど身がしっかりして旨い。


ブリ。脂が乗ってるのに角がピンと立ってる。旨い。


サーモン。一番脂が乗っているし冷酒にベストマッチ。旨い。


全体的に全てが分厚く角もピンと立っており旨かった。また日本酒にも合って良かった。が元々札幌で旨い海産物を食べまくったのと、最近でも普段から上野で旨い海産物を食べてるので評価としてはうーん。悪くは無いという感じ。仕方ないのだろうが解凍した際の水っぽさを感じたので若干ランク下という印象。舌が肥えるというのは許容範囲が狭くなると同義なのだなと改めて感じた。


頼んだ日本酒はこちら。


・一白水成(いっぱくすいせい) 特別純米

・勝山(かつやま) 特別純米濃純旨口(縁)


一白水成(いっぱくすいせい) 特別純米。秋田県 福禄寿酒造のお酒。香りは控え目。口に含むと旨味がじんわり広がるタイプ。後味爽やか。


勝山(かつやま) 特別純米濃純旨口(縁)。宮城県 仙台伊澤家 勝山酒造のお酒。フルーティな香り。口に含むとさっぱり爽やか系な旨口という印象。後味がスッキリしすぎてて水を飲んでるかのようなので気を付けないと危険(笑)


どちらも飲んだことが無い銘柄だったので注文してみたが刺身に合って旨かった。が後日また注文するかと問われるとうーん。。他のお気に入りを頼むかなという印象だった。あくまで好みの問題なので実際のところは飲んで試して頂きたいが自分好みの日本酒探しというのは奥が深いというか果てしないのだなと改めて思う今日この頃だ。


昼12時から飲めるので近隣に来訪した際は立ち寄ってみても良いだろう。駅も近いので悪くない選択肢だと思う。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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