新千歳空港で サ☆ポロクラシック
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は空港でサ☆ポロクラシックにしよう。
新千歳空港内でチェックイン手続きを済ませれば後は飛行機に乗るだけ。なのだが、あえてそこで飲むサ☆ポロクラシックが最高なのだ。
以前は南側の方にエアドゥの搭乗口があり、そのすぐそばに多少のお土産と共にソフトクリームおよびサ☆ポロクラシックの生ビールを出してるお店があった。現在どうなっているかは不明だ。
そこで搭乗時間を待ちつつ飛行機や他の旅行客を眺めながらのんびり飲む生ビールが最高なのだ。早速乾杯!(終わりの始まり)
もちろん新千歳空港と言えばチェックインする前の空港内のグルメフロアやお土産エリアが充実してるのはご存知の方も多いだろう。軽い飲食スペースのある立ち食いお寿司屋さんなどもあるのでそちらで軽く美味しい海産物をつまみながら一杯飲むというのもアリだと思う。
しかしながら呑んだくれとしては行列に並びたくないのだ。すぐ飲みたい。そして出来ればあまり混雑してない方がありがたい。そのような欲求に応えてくれるのがこのようなチェックイン後の売店なのだ。
現在南口エリアはジェットスターに変更されてしまったようなので売店の形態もかなり変更されたのかも知れない。生ビールが飲めれば最高だが缶ビールでも充分幸せを味わえるのが良いところだ。一番最近利用した際は北口に近い雪印パーラー近辺の売店で缶ビールを楽しんだことを記憶している。普通なら350ml缶を購入するのが一般的なのだろうが私は500ml缶を4本購入。店員さんに少々驚かれつつもすぐ飲みますのでということでビニール袋で引き取りを実施。待合スペースの座席に座ったらそこはもう簡易飲み屋さんの開店である。
チェックインゲートをくぐり抜ける前は皆さんお土産選びだったりグルメフロアで舌鼓を打つことに熱心だが、チェックイン後はもう荷物の預け入れを含めやることは全て終了。あとは飛行機に搭乗するだけという戦い後の休息モードなお客さんが多いことに気付くと思う。チェックイン後にお土産を購入する方もいなくは無いが全体から見れば少数派と言って良いだろう。そこが逆に良いポイントなのだ。
空港ロビーのお土産屋さんやグルメエリアを堪能しようとすると必ずと言って良いほど行列に並ぶハメになる。それも旅情の一環だと言われればそれまでではあるのだが私はなるべく並びたくないのだ。あまり行かない地方への旅行の場合であれば多少並んでても気にならないが新千歳空港はもう数十回以上利用してるので正直馴染みがありすぎて地元の街並みの延長のように感じてしまうのだ。我ながら贅沢だなと感じなくも無いが慣れとはそのようなものだろう。お土産もグルメも基本的に美味いことには異論は無いので並ぶ気持ち自体は分かると断っておこう。
このように書くと私は一切お土産エリアやグルメエリアを利用してないように見えるかも知れないが実際はそんなことは無く普通に利用している。北海道ラーメン道場エリアには必ず立ち寄って「けやき」または「弟子屈」でラーメンを食べるし、お土産も普通に空いてるお店で購入する場合もある。あくまで飲むことを楽しみにしてるので最小限で済ませてるということだ。
もちろん飲む際のツマミはお土産コーナーで調達だ。
個人的には「焼とうきび」が好みどストライクな商品で必ず選んでしまう。次点が「カリカリまだある?」だ。一般的には「じゃがポックル」を選ぶ方が多いだろうが好みなのだから仕方ない。サクサク感・カリカリ感・味すべてが好みなのだ。小分けされてるので少量ずつ食べられるのも高ポイントと言って良いだろう。なのでお土産コーナーで売ってるが普通に日常のおつまみとして定期的に購入していた。今となっては入手しづらくなったのが哀しいところだ。
そう言えばポテチもカルビーではなく湖池屋を好んで購入してることに改めて気が付いた。しかも購入するのは決まってのり塩一択。たまに売られる高級志向の商品は好みではなかった。どうやら私は亜流かつ庶民向けが好みらしい。
なおご存知の通り飛行機は出発時刻の30分くらい前までにはチェックインゲートをくぐり抜けてる必要があることが多いが、私はゆっくり飲みたいので大体2時間くらい前までには入場している。国際線ならともかく国内線でそれは早すぎると思うだろうが空港にギリギリに行くストレスに比べれば早すぎるくらいの方が安心なのだ。何なら早すぎるくらいの方が「鮭とばで一杯することも出来るのでは?」と脳内シミュレーションすることが出来るので楽しいくらいだ。
あと飲んでるとハラが弱くなることが多いのでトイレの時間をゆっくり取れるというのも精神の安定に丁度良い。私はどちらかと言うと早めに到着してからまぁまぁな勢いで飲み食いして、その後ゆっくりトイレで胃腸の中身を全て空っぽにしてから30分ほどの休憩時間を挟んだ後に搭乗するルーティンが一番安心して乗れるパターンとなっている。胃腸が弱い方の参考になれば幸いだ。
ということで今回も大満足。大体いつも1時間強くらい飲んでるのだがその間に色々な旅行客が集合してはアナウンスの流れと共に搭乗して閑散とする景色を眺めながら飲むとショートドラマを何本か観ながら飲んでる感覚になりそれがまた非日常を味わえて良いのだ。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。