上野で 安居酒屋(カウンター椅子あり)
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は安居酒屋にしよう。
JR上野駅から南に向かって徒歩3分。
2階にある ほて○ちゃん 上野4号店だ。
こちらは何回来店したか分からないレベルに通ってるお店のひとつだ。もはや常連と言っても良いだろう。
上野だけで3店舗存在するが私が訪問するのはほぼこちらの4号店ばかりだ。何故ならばカウンター席は5%オフになるにも関わらず立ち飲みの形態ではなく椅子が用意されているのでゆっくり飲むのにも適しているからだ。非常にホスピタリティに溢れた親切設計と言って良いだろう。
上野には安居酒屋はたくさんあるが立ち飲みの形式も多い。それはそれで悪くはないのだがやはり一時間以上滞在する場合椅子に腰掛けたくなるのは仕方ないところだろう。こちらの店はカウンター席はお会計が5%オフとなる上サ☆ポロ赤星が飲めるのだ。お会計がオフになるならないに関係なく赤星を飲みたい派としてはカウンター席に座りたくなるのは当然だろう。
更にこちらのお店はツマミも含め軒並みメニューが安いのがありがたい。割と頻繁に新作メニューが提供されるので常連のように通っていても新鮮な気分を味わえるのもありがたい。また特に新作は外れがほぼ無いというのも嬉しいポイントだ。
今までであれば常連になったら店員さんや店長さんと仲良くなったり常連さん同士で仲良くなり喋ったりするのが常だったがこちらの店ではあえてそのようなことはしないようにしている。個人店ならともかくチェーン店だとしがらみが発生すると面倒だな・・・というのが大きな理由だ。
何せ上野だけで3店舗もあるのだ。たまには気分を変えて違う支店を訪問することもあるし、そのような時は人間関係に煩わされたくないのだ。よって人と喋りたい時は個人店、チェーン店は独り飲み専用と使い分けている。似たような方もいらっしゃるのではなかろうか。
スタッフの方はほぼアジア系外国人だがさすがにこれだけ通ってると顔は認識されているようだ。だが言葉の壁もあるので向こうからも必要以上に踏み込まれないのがありがたい。適切な距離感というヤツだろう。構って欲しくは無いが気配を感じる距離にいるのが居心地良い猫のような感じと言えば良いだろうか。オッサンを猫に例えることほど気持ち悪いことも無いと思うが事実なのだから仕方ない。これからも独り飲みライフを楽しんで行こうと思う。
もちろん頼むはサ☆ポロ赤星。乾杯!(終わりの始まり)
こちらのお店は奥に長いウナギの寝床タイプの店舗なのだが、店員さんが奥に引っ込んでることが多く注文しづらいことだけが玉に瑕と言って良いだろう。逆に言えば私のように注文する際だけ言葉を交わせれば良い人間にとっては放置してくれるのでありがたいとも言える。近くに来た時を見計らって追加注文せざるを得ない面倒臭さだけがマイナスポイントとも言えるが安居酒屋に多くを求めてはいけない。常に店員さんが近くにいて落ち着かないよりマシと思うことにしよう。
そんな私が独り飲みをする際にお供にするのは電子書籍一択。ラノベを中心とした小説だ。
以前は飲んでる時に読んでると内容を完全に忘れてしまい大幅に戻らざるを得ないことも多々あったが最近は飲むペースを抑えてるおかげか飲んでも内容を覚えてることも多いので読書が捗るのも良いポイントだ。電子書籍とは言えポイント還元セール時に調子に乗って購入しまくると積ん読が増えるので消化する側面もあると言って良い。
そう言えば積ん読が何冊あるか把握してないなと思い数えてみたら未読だけで五十冊弱。読みかけに至っては八十冊弱あった(笑)漫画を含まない小説系だけでこの数である。恐る恐る漫画の未読+読みかけを検索したら四百四十冊弱ヒットした。うん。これは時間がいくらあっても足りないというヤツだ。お気に入りを何度も読み返してることは自覚していたがコレだけ未読や読みかけが多いのは予想以上で驚いた。ゆっくり消化していこうと思う。
本日頼んだメニューはこちら。
・ねぎネギトロ
・鉄板デミどろビーフボール
・鉄板ニンニクバター
ねぎネギトロ。要はネギトロ。味付け韓国海苔が付属されておりツマミに最適。旨い。正直これだけで長く戦える(笑)
鉄板デミどろビーフボール。割と最近出た新作だがお気に入りの逸品。要はミートボールだが手作りで牛肉100%のミートボールなので肉感と肉汁が凄い。デミグラスソースも本格的でちょっとした高級店でないと出て来ないメニューという感じなのにお試し価格ということでワンコインなのだ。激安すぎる。そして旨すぎる。これだけのために来店しても良いと断言できるレベル。
鉄板ニンニクバター。こちらも二つの意味で鉄板のメニュー。旨い。なのに驚愕の100円である。おそらくコレで儲けようとは思ってないのだろう。広告宣伝費の一環なのかも知れないがもしかしたらお客さんへの還元という意味も含まれてるのかも知れない。ありがたく頂くとする。
近隣は有名店だらけで大混雑してるがこちらのお店は割と空いてて座れることが多いのもありがたいポイントだ。入口の階段の狭さに比べ店内は結構広いのでそこそこの人数で来店してもテーブル席に座れるのも有り難いポイントだろう。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。