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上野で ○ビス

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は○ビスにしよう。


JR上野駅から西に向かって徒歩1分。

○ビスバー 上野の森さくらテラス店だ。


札幌アピア店は何度も訪問してるしこちらの店舗も訪問したことはあるが以前訪問した際は前日に飲み過ぎたせいで二日酔いとなりほとんど飲めなかったのでリベンジにやって来たというワケだ。


交差点は上野恩賜公園や上野動物園に向かう人などでごった返しているがお店に入ってしまえばそこまで大混雑というほどでも無いのが有り難い。ただ確実に入店するのであれば予約した方が無難だと思うのでご注意いただきたい。


今回の一緒に飲むのは干支が二回りするレベルに付き合いがある飲み仲間だ。前回一緒に飲んだのが一昨年の春ごろだったので約二年弱ぶりと言ったところだろうか。いずれにせよ懐かしいということで乾杯!(終わりの始まり)


プラス五百円出すことで多数のビアカクテルなども飲めるが本日の飲み仲間は水のように飲むザルというか枠な人間だし私も話に集中したいから選択肢は少ない方が良いだろう。とのことで通常メニューとした。以前は四種類が飲み放題だったが今回訪問時は三種類に減っていた。採算その他色々あるのだろう。旨ければ何でも良いということで注文を重ねて行く。


なお飲み放題で飲めるビールは以下の三種類だ。


・○ビスビール

・○ビス&ブラック~ハーフ&ハーフ~

・○ビスプレミアムブラック


全て私好みの味なので順番に注文していく。事前に飲むタイプのウコンと酒豪伝説を飲んだしおにぎりもハラに入れてるから準備は万端。さあ行こうか限界の向こう側へ。(フラグ)


彼は初めて出会った頃からサーバ関連の知識が豊富だったので凄い人なのだなと思っていたが改めて聞いてみるとどうやら大学になるまでパソコンは触ったことも無かったとのこと。初めて触ったのがUNIX系のSunOSだったりフロントはWindowsNTだったりとかなり特殊と言える環境ではあるが図書館より長い時間空調の効いた部屋で過ごすことが出来たので入り浸っていたとのこと。


ゼミ?サークル?か何かに所属することでたくさんメモリを割り当てられるということで所属してたらしいがそれでも割り当てられるのはわずか15メガバイトという容量。今から考えるとインスタの写真一枚にも届かないレベルの少なさで愕然とするが当時は記憶媒体が高価だったので仕方ない。時代の進化の早さに改めて驚く次第だ。


容量に驚いたことで思い出したが私が中学生の頃電車に某IB○の広告が載っていたのだが200ギガバイトで200万円と記載されていた。確かハードディスクの広告だったと思うがオフコン向け商品だったので記憶違いかも知れない。値段にも驚いたが当時はフロッピーディスクが主流の時代だったしフロッピー1枚に保存できる容量などせいぜい1.4メガバイトだったので「200ギガもあったら一生困らないじゃないか」と驚いたことを強烈に記憶している。


いま考えるとそんなワケは無いし何なら高画質で長時間録画するだけですぐ到達する容量だが当時からすれば衝撃だったワケだ。もちろん家庭向けではなく企業向け広告だったのだがそれにしても凄い時代に突入したものだと強烈に刻まれたことは言うまでもない。何せフロッピーの約20万倍だ。現代に置き換えるとテラを超えて200ペタバイトを保存出来る媒体がデビューしたと言えば伝わるだろうか。単位が大きすぎて分からないし理解に苦しむ?当時の私が抱いた感想がソレだ(笑)


そのような衝撃を思い出しながら当時の思い出話を聞いていたのだが初めて手に入れたコンピュータはポケコンのようなモノでDOSを入れたりLINUXを入れたりして遊んでいたとのこと。また初めて購入したパソコンは自作マシンで今となっては懐かしいSCSI接続だったので、OSをインストールする前にCDドライブ自体を認識させるためのドライバが必要だったりLANを認識させることもDOSでは難易度が高かったようで個人的には「何故そんな茨の道を歩んだのだろう?」と疑問符がいくつも湧いた次第だ。初心者向けでないにも程がある。超絶玄人向けと言って良いだろう。私が自作パソコンを組み上げていた頃であってもその茨の道には絶対踏み込まなかったと自信を持って言えるレベルだ。


そのような経緯があったので某プロバイダのサポセンくらいなら出来るかな?とバイトに応募したらしいが面接時に盛り上がったものの不採用だったとのこと。その面接官はセンスが無さすぎだろと思ったがどうやらサポセンメンバの一人として採用するには勿体無さすぎるということで後日サーバのサポート部門で働かないかとの打診があったとのこと。スキルを正しく評価して貰えたようで何よりである。


その後紆余曲折あり現在の会社に入社し私とも出会ったワケだがまぁとにかく様々な出来事の経緯が濃すぎて聞いてるだけでお腹いっぱいになってしまった(笑)そう言えばまだ前菜しか手を付けていなかった。チビチビつまむとしよう。


コース料理で出て来たメニューはこちら。


・前菜盛り合わせ(枝豆、漬物入りポテトサラダ、チーズの辛味噌和え?、クラッカー)

・季節の魚のカルパッチョ

・ソーセージ二種類

・フィッシュ&チップス(白身魚のフライとポテト)

・唐揚げと肉料理

・ナポリタン


前菜盛り合わせ(枝豆、漬物入りポテトサラダ、チーズの辛味噌和え?、クラッカー)。全て美味いが特に漬物入りポテトサラダがポリポリの食感と合っていてツマミに最適と感じた。


季節の魚のカルパッチョ。残念ながら魚の種類は分からない(笑)けど旨い。


ソーセージ二種類。普通のヤツと白いソーセージ。どちらも旨い。


フィッシュ&チップス(白身魚のフライとポテト)。フライも旨かったが特にポテトが美味かった。見た目は普通のポテトだが朝マックで出てくるハッシュドポテトのようなサクサクとした食感。かなり好みな食感&味で美味かった。


唐揚げと肉料理。唐揚げも美味かったが特に肉に脂が乗っていて美味かった。デミグラスソース?との相性も抜群で旨い。


ナポリタン。中太麺で低加水率という珍しいパスタが使用されており驚いたが味は喫茶店で出てくる普通のナポリタンという感じで旨かった。


12時から飲み始めたのでまだ早い時間だからはしごしよう。ということで2~3軒ほどはしごしたが味は正直覚えていない(笑)何せ自宅の最寄り駅から45分35キロほど離れた場所まで乗り過ごすレベルだったからだ。16:45頃には解散したハズなのに自宅に帰り着いたのは20:15頃。約3:30の旅。小旅行どころかそれなりの旅行が出来るレベルである。昼飲みすると時間は掛かるが帰宅出来るのがありがたいと再認識した。


値段は多少張るが上野駅すぐそばで○ビスが飲み放題でコース料理も軒並み美味しいのは素晴らしいと思う。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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