時計台通りで 喫煙可な居酒屋
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は喫煙可な居酒屋にしよう。
札幌市営地下鉄南北線さっぽろ駅から東に向かって徒歩4分。
階段を降りた地下1階。とり○介 時計台通り店だ。
札幌市営地下鉄東豊線さっぽろ駅からも西に向かって徒歩5分。
JR札幌駅からも南に向かって徒歩8分なので好立地と言って良いだろう。
こちらは言ってしまえばごく普通の居酒屋なのだが呑んだくれとしては飲めればそれで良いのだ。今では珍しい全席喫煙可能なので煙が気になる方は敬遠する店だが喫煙者にはパラダイスと言って良いだろう。今回は喫煙者が同行者のためこちらに来たというワケだ。もちろん飲み放題一択。乾杯!(終わりの始まり)
本当に最近は喫煙者に優しくない世の中になったとつくづく感じるが、この話題は何度も取り上げてるし熱くなることは目に見えてるので口惜しいが止めておこう。
百エピソードを超えたので本音を語るが、正直私は飲めれば何でも良くお店はそこまで強くはこだわってないことが多い。
いやもちろん美味かったり居心地が良いに越したことは無いし良い店がたくさん見つかることを期待してはいるが、余程酷い店で無い限り飲んでしまえば気分も良くなり楽しい思い出となることが多い。何なら自ら良い思い出にしようと記憶を改変することもあるレベルだ(笑)今まで紹介したお店は来訪したことがある中でも特に美味かったり印象に残ったお店をピックアップしたと言って良いだろう。
ハッキリ言えば訪問したことがある大多数の店は印象に残っていない。むしろごく普通の店が大多数と言っても過言ではない。試験で言う偏差値真ん中近辺のお店が多いと言えば良いだろうか。でも考えてみれば平均値近辺というだけで大したものではなかろうか。
厳しいようだが平均値以外は上か下しかない。飲食で生き残るのは特に厳しく二年で半分、三年で三割、十年で一割しか生き残れないとのこと。つまり平均値より下は淘汰される運命にあるということだ。
なので大多数が平均値近辺と感じるのは肌感としてそこまで外れてないのかも知れない。厳しい言葉で言わせてもらえれば淘汰されない下限ギリギリというところなのだろう。つくづく飲食業界は厳しいのだなと改めて感じさせられる。
そこで他店との差別化が必要となるのだが、こちらの店のように全席喫煙可にするという取り組みも有効なのだろう。
嫌煙家にとってはあらかじめ選択肢から外せるし喫煙者にとっては数少ない選択肢として有り難い店となるだろう。店にとっても一定の喫煙者需要を見込めることで売り上げを確保出来て三者ともに満足ということだ。
とは言えこちらの店は味とボリュームもなかなか満足できるので、普通の居酒屋とは紹介したが選択肢のひとつとしては悪くない。ランチ営業もしてるので気になる方はチェックして欲しい。なおランチではご飯おかわりも出来るのでリーズナブルにたくさん食べたい方にオススメだ。
頼んだメニューはこちら。
・とり串
・砂肝串
・ナンコツ串
・ハツ串
・アスパラ豚肉巻き串
・から揚げ
とり串。美味い。こちらは店名に「とり」を入れる通り串料理が思いのほか旨い。きちんと炭火で焼いており遠赤外線効果でふっくらジューシーに仕上がってるので来店時は串料理を中心に頼むのがオススメだ。
砂肝串。コリコリして旨い。ビールが進む。
ナンコツ串。こちらも軟骨のほど良い食感がたまらない。旨い。
ハツ串。若干火が通り過ぎた感は否めないが旨い。
アスパラ豚肉巻き串。このメニューがあると必ず頼んでしまう。アスパラだけでも旨いのに豚肉で巻くとか考案した人は天才ではなかろうか。旨い。
から揚げ。ランチメニューで出る時はかなり大きめなゴロゴロサイズで出てくるのだが夜は抑え目なサイズで提供される。ランチ時のサイズを知ってるので少々物足りなさを感じなくはないが飲んでる時はむしろこのくらいのサイズの方が良いのだ。旨い。こちらの店は串がオススメだが焼き物も割と美味いのでオススメだ。
総じて大満足。散々普通の居酒屋と言ったが平均値近辺としては上位の方ではなかろうか。煙が気にならない方であればオススメなので気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。