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全否定だけはしないでいたいと

作者: 朝焼 悠

全部無駄にしか見えなくなった

違う道にさえ進めていたら

もっと違う景色を

見られていたのかもしれない


ふと 考えると

自分の人生

とても無意味で無価値なものにしか

自分自身からも

見えなくなって


これまで辛い事も沢山あって

沢山ではなくても

深く刻まれたいくつかの傷に

延々と苦しませられてきた


そこで足掻いて夢見た結果

何一つとして

人から認めてもらえたり

褒めてもらえるような

形も実績も残せなかったけど


誰がなんと言おうと

僕は必死でした


そんな事

自ら偉そうに言うものではない

文字通りの自画自賛だ

そんなふうに笑われて当然なくらい

僕は何もできなていないけれど


それでも僕は必死で

今もどうにか

必死で 頑張れているつもりです


だから周りからどう言われようが

自分をいくら嫌っていようが


その事だけは

全肯定とはいかないまでも

全否定だけはしないでいたいと

結局 最後に思う僕は


やっぱり自分が可愛いだけ なのでしょうか?


自分にしか分からない苦しみ

それはきっと誰にでもあって

それを分かったように

語ってはいけないのだろうけど


もしその苦しみが

本当に自分にしか分からないものなら

自分が否定してしまったら

その苦しみの上に

立ち続けてきた今を否定してしまったら


それほあまりに悲しい事だと思ってしまう僕は


やっぱり自分が可愛いだけ なのでしょうか?

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