自社製品を作ろう!
前回は、転売ヤーの話でしたが、
転売は、相場より少し安い物を仕入れて相場より高く売るという仕組みなので、
原価を下げる事が難しい。
原価と売値のギャップが利益に成るので利益を上げる為には原価を下げる必要がある。
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商品を作ろう!
作るなら需要があり供給が少ない物が良い!
出来れば、全く供給されてないもので隠れ需要があるものがベスト!
という事で、シーフ時代の知識を元に作っちゃいました!
「+7D14S2アーバレスト」
これは、精錬値が+7でDexが+14にスロットが2個付いているアーバレストという弓です。
シーフ時代に、私が愛用していた弓です。
なんと市場供給量は、皆無!
ですが、この弓 売れる自信があります!
なんせ、私がシーフ時代に一番愛用していた汎用的な弓で一番強いと自負していますもの。
正直、他の職(商人含め)には、この弓の価値がわかる人はあまりいないと思います。
本職だからこそ、わかるという一品。
本職のシーフが見れば、この弓の価値がわかるという一品ですが所有している人はあまり居ないのではないでしょうか?
という事で、大量に作っちゃいました!
原価が、
・アーバレスト 4万zeny
・スロットエンチャント40万zeny
・精錬費用 35万zeny
・スペシャルエンチャント費用Dex14 100万zeny
合計で、179万zeny
この商品を1500万zenyで露店に並べたところ3日間で12本完売しました!
なんと、1500万x12本=1億8000万zeny - (179万x12本=2148) = 1億5852万ゼニーの利益が出ました!
同一商品を扱う露店が皆無だったという事と、隠れ需要があった事が相まって爆売れですよ!
このように商人には価値がわからない物でも本職ならではの商品って、この世界にはまだまだ隠れていると思います。
そういった商品を見つけて売りだしたら、儲かりますよ。
商標登録をお忘れなく!
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異世界とゲートが繋がった初期の頃から知っているが、
最初の頃は、100万ゼニー~1億ゼニーの物は全く売れなかった。
欲しい人が居ても皆お金が無いという理由で買えないわけである。
需要があっても、市場が追い付いていないと売れない。
嗜好品ってのは、市場が追い付いてやっと売れるようになるのだ。
つまり、共栄共存である。
人々が、あまりお金を持っていない時は安くてお金を稼ぐ為に必要な道具を売り
人々が、お金を持ち始めたら高価な贅沢品を売るのである。
皆、車や不動産が欲しいよ。
でも、お金が無いから売れないんだよ。
まぁ、地球ではローンという制度があるからお金が無くても審査を通れば買えるけど、
異世界は、現金ニコニコ払いなので金が無ければ高価な物は買えない。
不景気な時こそ、金を増やすアイデアを売る。(詐欺じゃないよー!)
そして、みんながお金を手にしたら贅沢品を売ろう。
今の世の中、貧富の差が激しい。
貧民や平民同士でお金を回していても、いつまで経っても貧民・平民のお金は増えないので
富裕層をターゲットにした商品を提供して、富裕層から貧民・平民にお金が流れるようにしなければならないと思う。
そういった商品開発については、また追々
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こうして俺は転売と自社製品の売買で異世界で、ちょっとしたブルジョワに成る事が出来た。
100m(1日) x 31日 = 3.1Gzeny(31憶ゼニー)
1カ月3.1Gzeny 稼げるようになったが、地球のお金に換金すると、
(3.1G(3100m)/10) x 120円 = 310 x 120円 = 37200円
つまり、異世界で転売と自社製品を売っても1カ月に3万7200円しか稼げない。
昔なら、3.1G(3100m) x 1000 = 月 3,100,000円 (310万円)
あー、もっと早くやってればよかったよー!
まぁ、あの当時は皆お金を持っていなかったので実際のところこんなに稼げないと思うが、
ニュースで異世界で稼いだお金を毎月数百万円単位で祖国に送金していた某国人が脱税で逮捕されていたけど、あの当時やっていれば毎月数百万円稼げていただろう。
異世界と地球を両方生きてみて異世界で得た知識を元に今度は地球で億万長者を目指して頑張ろうと思う。
次回へつづく