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酒涙雨

作者: 翠泉


 カンペを用意した

 だから精一杯手を抜いた

 神々しくて直視できない

 押し込まれた影から見えるあなたを


 凡人の救難信号

 解決できるのは天才の特権

 新幹線で咽び泣いた

 往復で3枚の札を払って降りた


 夏になって朽ちてしまった

 異臭を放つ紫色の花

 他人と目が合うことがない

 そんな私に似ているね


 凡人はこの先も

 気づかれないまま壊れていく

 今日だって何をしていいかわからないから

 近所の本屋で死んでいた


 眠りに落ちて目覚めなければいいのに

 このまま落ちるとこまで落ちてしまおう

 一所懸命に生きているのに

 こんな扱いなんて笑うしかないよね


 息をしていることすら許してくれない

 毎日人生に泥を塗って恥を重ねる

 今日も継ぎ接ぎだらけの関係で

 生涯無勝なのにまだ息なんかしちゃって


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― 新着の感想 ―
[良い点] 一所懸命に生きていながら、なかなか他人に伝わらないこと、気付かれないこと。そういうことが、ありますよね。でも、その姿を見ている人もきっといるように思います。 本屋、自分も何をするわけでな…
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