酒涙雨
カンペを用意した
だから精一杯手を抜いた
神々しくて直視できない
押し込まれた影から見えるあなたを
凡人の救難信号
解決できるのは天才の特権
新幹線で咽び泣いた
往復で3枚の札を払って降りた
夏になって朽ちてしまった
異臭を放つ紫色の花
他人と目が合うことがない
そんな私に似ているね
凡人はこの先も
気づかれないまま壊れていく
今日だって何をしていいかわからないから
近所の本屋で死んでいた
眠りに落ちて目覚めなければいいのに
このまま落ちるとこまで落ちてしまおう
一所懸命に生きているのに
こんな扱いなんて笑うしかないよね
息をしていることすら許してくれない
毎日人生に泥を塗って恥を重ねる
今日も継ぎ接ぎだらけの関係で
生涯無勝なのにまだ息なんかしちゃって