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リベンジ・ザ・ウィメンズ  作者: 主道 学


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戦友 エピソード2

 勢い余って、リーエはソニアルのスピードを上げ過ぎ遺伝子工学研究所の外観がはっきりと見えてきたが、減速が一切できないでいた。


「リーエ。このままだと確実にぶつかります」

「にゃーーー!」

「ぐぬぬーーー!」


 ソニアルの機械音声が淡々と告げると同時におひるねこが車内で暴れ出す。

 リーエはブレーキを思いっきり踏んづけハンドルを右方向へと死に物狂いで一回転させる。


 ハイシティの道路とソニアルのタイヤがけたたましい悲鳴を上げた。

 そのまま高速でスピンしソニアルの車体は遺伝子工学研究所の外壁へと派手にぶつかった。


「ぐっ!」

「にゃー!」


  タイヤが焼けこげて周囲が見えないほどの煙をまき散らしている。が、驚くべきことにリーエもソニアルもおひるねこも無事だった。

 想像以上に頑丈な作りのソニアルと、それと遺伝子工学研究所の外壁だったようだ。


 遺伝子工学研究所は近代的な作りで、目を凝らせば中身が見える。半透明なガラスで覆われていた。様々な真っ白な機材に光学機材。試験官。並んである施術台。黒いボックス型超大型エレベーターがここから見える三階建だった。


 恐らくは地下もあるのだろうその作りは、リーエにとっては安堵の溜息を吐くには申し分なかった。


 何故ならフラングレー司令官とクリスは無事のはずだからだ。その証拠にSFTSの襲来はまだだからだ。


「なんだ……。おひるねこ? わかった。ソニアルと一緒にいてくれ」


 リーエはソニアルから降りたが、おひるねこは何かをひどく警戒しているようだった。車内から出そうもなかい。


 リーエは近くの遺伝子工学研究所へのドアを開けた。


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