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リベンジ・ザ・ウィメンズ  作者: 主道 学


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TU エピソード4

「ニャ―――!」

「おひるねこ! 頼んだぞ! 確認のためにお前の首の動きを見る!! フフッ、貴様ら動きが遅いな!!」


 リーエはおひるねこの首の動きを観察しながら、片っ端から襲いかかる女性軍人をソードエネルギーで全て薙ぎ払った。

 何事かと他の女性軍人たちがガラス製の仕切りを一斉に開けるが、リーエはニッと笑ってやった。 


 アベンジャーズ・ザ・ウィメンズの本部内通路を余裕の顔で、リーエはおひるねこを抱えつかつかとアクリル板の上を歩いていた。

 だが、内心次はどこへ向かおうかと思案していた。


 要は単純だなとリーエはふと思った。

 人が必ず集まるところで、人間が生活をするのに必要不可欠な場所を探せばいいのだ。


 だが、後はトイレに更衣室に。後は……?!


「そうだ! 重要なところが優先だ!!」


 リーエは研究所、軍事会議室、情報管理室、兵器格納庫、司令部の中で、人が集まる場所に考えを巡らせて一番優先度が高いところへ突進した。


「おひるねこ! 急ぐぞ! 手遅れになる前に!!」 


 リーエは今までの余裕が消え去り、その代わりに焦りが全身を襲いだした。


 何故ならTUには知能があるのはわかっていた。


「ねえ! ちょっと待って! リーエ!」


 軍事会議室へ行く途中の通路で、クリスが向こうから呼び止めてきた。


「空の色が凄く不気味よ! SFTSの襲来に警戒態勢をしくようにって! エデルが言っていたわ!」

「了解! だが、悪いな! 今は忙しいんだ!」


 リーエは軍事会議室から出て来たクリスを全速力で走り抜いた。

 会議室の中へ入ると、大勢の女性軍人が今しがた会議が終わったようで、立ち上がっていた。おひるねこが警戒し総毛立つ。


「フフッ……。皆ご苦労ーー!」


 リーエは一人の女性軍人をソードエネルギーで斬り裂いた。

 周囲の女性軍人が驚いてそれぞれ瞬時に銃を抜くが、それと同時に斬られた相手が理解できない言葉で叫んだ。


「GYYYY!」

「みんな、銃をしまえ! こいつはTUだ!」


 ソードエネルギーで切断されたTUが徐々に透明になっていくと、会議室全体は静まり返った。



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