表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

声劇台本①【空白】

作者: 碧乃彩葉

ー何者かになりたくて広げたノート。僕はまだ、それを何も埋められずにいる。




 僕は普通の大学生。それなりに勉強して、それなりに遊んで。"普通"と言われる道を歩いてきたと自分でも思う。

 少し器用で、ある程度の事なら自分でこなせる。でも、秀でた特技は、ない。

 本当はずっと、ずっと、誇れる"何か"が欲しかった。


 上には上がいる。そんな事僕が一番、わかっている。何かを始める度、現実を突きつけられるのだ。僕は何にもなれない、そう実感してまた、塞ぎ込んで、向き合って。

 空っぽの僕がノートを埋められる日は、来るのだろうか。




ーノートは未だ真っ白なまま。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ