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神様ゲーム -天罰を下すのは-  作者: TAKEMITI
ゼウス決定戦

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『case5 お菓子のごみのポイ捨て』

「case5 小学生高学年男子

休日に友達と遊びに行く途中で、買い食いをして、そのごみを道端にポイ捨てした。」

・・・か、買い食い自体は別に悪いことじゃないし、僕も今考えると楽しい思い出になっているな。」

でも、さすがにポイ捨てになるとまた意味合いが変わるよなと思いながら、『軽度』を選択する。

表示された天罰内容は今までのものとあまり変わらない気がした。


1.大人に見つかり怒られる。

2.友達に注意されて、自分で拾う。

3.関係の無い場所で、誰かが捨てたごみにつまずいて転ぶ。


大人に怒られたからといって、この子が反省するかはあやしい。

そう考えると友達に言われたからといって拾うか、どうかもあやしくなってくる。

内容的には拾うことになっているので、拾ったのだろうが、その後はあまり楽しそうな雰囲気じゃなくなる気がした。

3に関しては、今までの天罰の感じからすると、痛みが与えられて、自分のしたことの反省にも一番効果がありそうだなと思い、3を選択して『決定ボタン』を押した。


・対象

小学校高学年の男子

・行為

道端にごみのポイ捨て

・天罰内容

関係の無い場所で、誰かが捨てたごみにつまずいて転ぶ。


僕は『⚡』ボタンを押して、黒雲から雷が落ちた。

『結果報告』と表示されて、

「男子は、友達と遊んでいたところ、誰かが捨てたビニールのごみに足をとられて転んでしまいました。

今回の評価はCで、経験値を10獲得しました。」

表示を見て、僕は一人でガッツポーズをした。

すると画面が切り替わり、

「おめでとうございます。

あなたは、『初心者神様』から『見習い神様』に昇格しました。

そのため、次回から『重さ』選択において『中』を選ぶことができるようになりました。」

よし、レベルアップしたぞ。でも、『中』が選べるようになったからといって何か変わるのだろうか?

そこは気になったが、明日やってみればわかるかと思い、『評価内容』に進んだ。

「今回の天罰は、ポイ捨てをした男子に対して、転ぶという罰を通して、痛みを与える効果と誰かが捨てたごみによって自分が転んだという事実から自分の捨てたごみも同じようなことを引き起こしたかもしれないという疑いを男子に与えることができたでしょう。

ただ、その効果は男子のとらえ方によるので確実なものとはいえないでしょう。そのため、評価はCでした。」

まあ、前回までの評価と似たような感じだな。

『重さ』の選択肢が増えたことによって、また評価も変わって来るのだろうと思いながら、今日はパソコンを閉じた。


天罰を下した3日後・・・

バイトに向かう途中で、お菓子を食べながら歩いている男の子を見かけた。僕は『ああ、あんな感じで買い食いして、ポイ捨てするんだったよな』とか思っていると男の子は、本当にポイ捨てをしてしまった。男の子はその場からそそくさと離れていったので、僕はそのごみを拾って自分が持っていたごみの入ったビニール袋に入れた。

あの子がどこかで転ばなければいいなと思いながら・・・

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