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神様ゲーム -天罰を下すのは-  作者: TAKEMITI
神器創造戦

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『僕の神器』

「それで、皆はどんな武器がいいの?」

 虹川さんに聞かれて僕は戸惑った。ゼウスハンマーを復活させるなら、ハンマーをお願いするべきだろうが自分が使うものとしては少しハンマーは気が引けた。そんなことを考えていると地井さんが

「じゃあ、俺は大きな斧がいいな。

 見た目からして強そうな方が相手の威嚇になるからな。」

 虹川さんが地井さんの要望について詳しく聞いた。

「大きな斧って、どれくらいですか?

 柄の部分が長いのか、刃の部分が大きいのかとか教えてください。

 地井さんのイメージに合わせたいので。」

「そうだな、全部の長さで160㎝くらいで柄の部分が90㎝、刃の部分が70㎝ってとこかな。

 刃は片方だけでいいよ。自分でも変えられるみたいだし、大まかなイメージで作ってくれたら、それを自分なりにアレンジするから適当にやってくれ。」

「わかりました。」

 虹川さんは目を閉じて、手を机の上にかざした。

 机の上に大きな斧が現れて地井さんが柄の部分を握って持ち上げた。ムラクモさんに向かって

「ここからどうやるんでしたっけ?」

「そのまま力を流し込むイメージをするだけでいい。

 重さとかも、自分だけが軽く感じるような設定を付加しておけば、敵に神器を奪われても使えなくできるぞ。」

「なるほど……………」

 地井さんはそう言って目を閉じた。地井さんの斧の刃の部分が光りだして斧の刃の部分が茶色に変わった。

「うわっ、急に錆びたのか?」

 地井さんが驚いて言うと、ムラクモさんが

「力が宿った証だな。元の色に戻したかったらそうすればいい。」

「ほぉー」

 地井さんはそう言って自分の神器を眺めている。優輝ちゃんが

「じゃあ、私は弓道部だったので弓にします。

 十色さんのイメージにお任せします。私はあまりそういうののセンスが良くないので。」

「矢とかどうするの?」

「私の能力は直接的な攻撃には向かないので、その場で色んな効果を付加したものを作れるようにしようかなと思います。」

「星河の一族なら流れ星でもぶつければそれで言いと思うがな。」

ムラクモさんが言い、優輝ちゃんが驚いて

「そんなこともできるんですか?」

「お前らは全員、自分の能力についての検証をもっとするべきだな。

ただ、星河の能力はうまく使わないと一面焼き野原になるから、今度、上層界の星河の者に能力の使い方を教えてもらえるようにいっておいてやるよ。」

「そんなことできるんですか?」

優輝ちゃんが聞き、ムラクモさんは笑いながら

「上層界にも話の通じるやつはいるさ。

 特に星河は人の願望を叶えることを喜びとしている良いやつらだ。

頼んだら断らないだろう。」

 虹川さんが僕の方を向いて

「星君はどうするの?」

「僕は…………………」

 言いながら考えた。斧や槍、弓や銃でもありだと思う。力の象徴としてのゼウスハンマーを作るなら、できるだけ見た目も派手な方がいい気がする。たくさんの能力を使い分けるための工夫なんかも必要な気がする。

「大きな剣にするよ。100㎝ぐらいで剣の(つば)の部分に円形の回転できるようにして5枚くらいつけておいて。」

「100㎝くらいの剣のどれくらいが刃の部分?

 (つば)ってなに?」

「え~と刃の部分が60㎝で、(つば)の部分に10㎝、柄の部分が30㎝でお願い。

 鍔っていうのは、刃の部分と柄の部分を分けるところのことだよ。

できそう?」

「うーん、わからないけどとりあえず作ってみるね。

 あとの細かい調整はお願い。」

 虹川さんが机の上に手をかざすと剣が現れた。僕のイメージとかなり近かったため、虹川さんの想像力には驚いた。剣を手に取り、鍔の部分を回してみた。少し勢いよく回りすぎるかなと思ったが、そこはあとで調節してみることにして、鍔を見た。ただの円になっていたので、虹川さんに

「これってイメージを流し込む感じで変えればいいの?」

「たぶんそうだと思うけど、なにか不満なところがあったの?」

「この鍔の部分で能力の使い分けができたらいいなと思ってたから、円を何等分かにできたらいいなと思っただけで、それ以外は僕のイメージ通りだったよ。ありがとう。」

 僕はそういうと鍔の円形を六等分にするイメージをして見た。鍔の部分に線が入り、円はきれいに六等分された。

 そこに一つずつ自分の能力の天気を操る力を順番に入れていった。

 力を入れるたびに剣の刃の部分が晴れならオレンジに、雨なら青に、雷なら黄色にと次々に色を変えていった。

 他にも父さんから貰ったゼウスの力はあったが、完全には把握できていない状態だったので力を入れるのを中断して、付加する設定を決めることにした。

 色んな人に使われてしまったのでは今回のように奪われてしまう可能性があるので僕だけが使えるようにした。

 力を入れる時は集中していたので目を閉じていたが全部を終えて僕が目を開けると他の皆が僕を見ていた。

 変わった形の剣になったこともだし、次々に色が変わったのも珍しかったようだ。

ムラクモさんは笑いながら

「欲張りなやつだな。

 まぁ、これでやっと本題には入れるよ。」

 そう言ってムラクモさんはニヤリと笑った。

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