アイリスの子らに祝福を 3
王都に到着したジオは、思わず辺りを見回した。
日が高くなってきたからか、ともかく人が多い。ポカーンとした表情をしてると、先を歩いていたティアが立ち止まった。
「エル、何ぞあったか?」
「えーっと……」
これまでに何度も訪れていたため、王都にはたくさんの人がいるのは知っている。コーディーには否定されたが、これを祭りと言わずして何を祭りというのだろうか。
道中でも他の村のお祝いムードも見てきたが、規模が違い過ぎた。商業区内に設けられたメインストリートには露店がズラリと立ち並び、色とりどりの花がそこかしこに添えられている。遠くからは管楽器の音色が響き、手前では大道芸に喜ぶ人たちから歓声が沸く。
再度辺りを見回し、ジオは違和感を覚えていることに気づいた。いつまでも呆けているのもどうかと思い口を開く。
「王都ってこんなとこだっけか。もっとこう、何て言うか、こう……」
表現を探して視線が上げられる――緑の都トトリと美称されるだけあり、アイリスの樹は悠然と聳えているのが見える――慣れた景色が目に入り、ここは王都だとようやくジオは落ち着きを取り戻した。
「そうさなぁ」
その彼の隣から思惑する声が届いた。ティアも天を突き破らんとする大樹を眺め、街へ視線を戻す。
様々な人が行き交い雑多に見える。かと言ってそれが不快かと言われればそうでもない。なるほどと魔女は思う。世間知らずの勇者バカには表現の難しい状況であった。
「いつもよりごちゃごちゃしとるか。んでも、厭な感じではないじゃろ」
「そう、それだ! 不思議だよなぁ……。都は何も変わってないんだろうに」
幼馴染がうまく代弁してくれたと、少年は首を縦に振ってみせた。立派な緑の鎧で全身を固めているのに、子どものように興味津々といった顔をする――ティアの表情も思わず弛んだ。
「都は変わらんが、来ている人が変わっておるからの。平素は物の運搬などの商いが主じゃが、何せウィゴッドのお祝いよ。面倒な手続きを経ても観光に来たがるもんじゃないか」
説明を耳にすると、ジオも納得した様子であった。見える髪色は金だけでなく茶や黒、赤に白いものまであった。老いも若きも多種多様の人がトトリを訪れていることがそれでわかる。
「オッサンらも一緒に回ればよかったか」
「そう気にせんでもええじゃろうて」
残念だとジオが唸るが、ティアにしてみれば二人きりであることに意味がある。間髪入れずに余計なことは考えないよう誘導してみせた。
メインストリートがこの有り様では馬車を走らせることは出来ない。コーディーが一人で馬車を迂回させると言ったところ、「伯父上も一緒に頼む!」とティアが食い気味にお願いしていた。
納得済みかと思えば、ジオの表情は未だにバツの悪そうなものになっている。抜けているようで妙に繊細な少年へ向けて、ティアは強い調子でダメを押す。
「ええんじゃ。爺に見舞いの品を見繕うってので、話はついたじゃろ!」
「まぁ、確かにな」
ジオはヴァリスナードの名前を出されると弱い。更には勇者に二言はない、とは彼が度々口にしているものだ。眉間を親指の腹で押すと表情は柔らかいものへと変えられた。
「何時までも立ち尽くしている訳にはいかんな」
人混みに流されぬよう、ジオはティアの手を引いて歩き出そうとする。
「ぬあっ!」
それ程強く握った訳でもないが、ティアは大きな声を出して固まってしまった。ジオはジオで驚くが、まずは立ち止まる。一度握った手を離すのも何だかなと思うところだ。
「すまん、痛かったか?」
「ぬ、ぬぅ」
握られた手には緑の篭手。痛いというよりは、ひんやりとしたものを感じる。ティアは視線をそちらに向けたまま、ゆっくり首を横に振る。
「嫌だったか?」
「いや、驚いただけじゃ……。そのまま! そのままつないでいておくれ」
手が離されようとしたので、今度はなるべく大声にならぬようティアが伝えてくる。本人がそう言うならと手はそのままになったが、篭手の上からでもわかる程強く握り返されていた。
「よくわからんが、わかった」
細かく詮索するのは無粋と、ジオは再びゆっくり歩き出す。が、ティアの方がスタスタと歩くので逆に引っ張られそうになる。
「おいおい、そんなに急がなくともいいんじゃないか」
「うん? そう急いでおるつもりもないが」
今度はティアが振り返るも、その顔は嘘を吐いているようには見えない。
成長した彼女の顔は、当たり前だが随分高い位置にある。背丈は自分と変わらぬ程――むしろティアの方が高いが、帽子の分だろうと少年はやや無理のある見積もりを行った。
首を傾げて待つティアは、相変わらず野暮ったいローブに包まれている。よくよく考えればローブの下にはスラリと伸びた足がある筈だ。
「あー、そりゃそうだよな。すまんかった」
何じゃ何じゃ、と覗き込む少女を見てジオは笑みを浮かべた。
ふと違和感の正体に気づいたのは、ティアの顔が自分の目線に近い位置にあったからだ。背が高くなったので当然歩幅も広くなっている。
「きちんと淑女扱いせねばな」
妹の手を引くのと同じに接していてはいけないな、とジオは密かに己を戒める。
しかし彼の決意もティアの知るところではない。意味がわからずとも大人扱いされたことが嬉しく、再び手を引いて歩き始めようとする。
「あ、そうじゃ」
また立ち止まり、何かに気づいたティアが言う。片眉を下げて訝しんでは悪戯っ子が企んだような表情をしている。
「これ、デートにはカウントせんからの。悪しからず」
「もちろんだとも。とりあえず、じっちゃんへの手土産を探そうか」
さらりと受け答えをしたが、内心ジオは焦った。
決して手早く済ませようとした訳ではなかったが、先日のキリカとのデートを思い出せば身震いが起こってしまう。手を引かれる力を思えば、どれだけ連れ回されてしまうのか。
出来るだけ穏便に済んで欲しい、それが嘘偽りない想いであった。
「おっと――」
「すみません、余所見をしておりました」
あれこれ考えている内に、回避が遅れてしまった。よろける男を手で受け止め、ジオからも「ぼーっとしていた、すまない」と謝罪の言葉が出る。
「王都は実に賑わっておいでだ。観光中の勇者様に水を差すようなことをしてしまい、すみませんでした」
一息に述べて男は頭を下げる。落ち着きない様子で元来た道を引き返して行くが、如何せん足取りが覚束ない様子。ジオが手を貸そうと近づくと丁重に断られてしまった。
「お連れの方に悪いので、私のふらつきはいつものことですので」
立派とは言い難いローブで頭まですっぽりと包まれている。顔は見えなかったが、老人なのではないかと思われた。王都ならば魔導士がいても何ら不思議ではない。
後でティアに尋ねようと歩き出すが、その彼女が先程から何処かを黙って見ていた。
「どうした、ティア?」
相手が立ち止まったままなので、今度はジオが手を引っ張る形になる。
「知っとる顔があったのでな」
その言葉につられて目を向けると、メインストリートにはやけに大きな犬と一緒に芸を披露する屈強そうな男がいた。
大きな狼の毛皮を被った大男だ。彼が指笛を吹くと犬は金属製の輪っかを通り抜けた。観客たちはそれを見て、歓声と拍手を届ける。
「犬が、知り合い?」
「あれは狼じゃな。いやいや、そうでなくてあっち」
ティアの指差す先には、灰色の頭に橙色の瞳をした人物が輪っかを並べているところであった。灰色のフェイスガードをつけた幼女など、ジオも一人しか知らない。
「何でロジェクト神がいるんだ」
「そうじゃよな、ありゃロジェクト神で間違いないよな。となると、あの大男はあれか」
「ウィッツ神か?」
ジオの問いに頷きながら、ご機嫌だったティアの表情が曇る。
『フィロッサ・ロジェクトとカヴァン・ウィッツには気をつけろ』
信奉する神、セルペンティア・ランギスの言葉が思い出された。危険ではなく、何とも面倒な二神だという――面倒くさいランギス神が言うのだから、トラブルの匂いがプンプンであった。
ティアが表情を曇らせる横で、ジオもまたげんなりとしてしまうのを隠せない。
「ルファイドからさ、ロジェクト神とウィッツ神が揃ったら後始末が面倒だって聞かされてるんだ……。どうしようか」
「あー、ヌシも知らされとったか。どうしようか。うん、見なかったことにしようかの」
「幸いにしてまだ何もトラブルは起こっていない。それどころか、みんな芸を見て喜んでいるんだ。深入りせずに通り抜けよう」
お互いに頷き合い、ネギの勇者と魔女はそそくさとこの場を離れようとした。
「おー、久しぶりじゃのう! 息災か!」
脇へよけようとしたところ、灰色のツインテール幼女が手を振り二人へ呼びかけた。が、離れると決断したからには立ち止まることはない。
心の中で、さらばと告げながら足を伸ばすも、「ジオとティア、貴様ら無視するんじゃない」などと名前を呼ばれてしまえば逃げる訳にもいかなかった。
「吾輩の登場じゃ、喝采を以って讃えよ!」
幼女が薄い胸を張って叫べば、衆目を一気に浴びることになる。これはもう観念しなければとジオが横へ目をやると、ティアの方はブツブツと呪文を唱え始めていた。
「やめなさい」
「止めるな、止めてくれるな! エルとのデートは邪魔をさせん!」
紫の瞳を滾らせて魔力を集め出すティア。これはデートにカウントされないのではなかったか――口に出すのは野暮なので、心の中でジオは呟く。
「よ、よせ、話しかけただけで何じゃ! 貴様あれじゃな、その魔法はまたリックの足でも呼び出す気か!」
神の威厳も何処へやら、ロジェクト神は瞳に涙を溜めて走り出した。芸をしていた狼たちも立ち止まり、大男の後ろに隠れた幼女を見つめている。
「よし、追い払えたな」
「神を脅すんじゃありません」
呪文を中断したティアは笑顔で振り向いてくるが、どうしたものか。流石の彼女も街中で魔法を放つ非常識な魔女ではなかった。それはわかっていたが、神に因縁を吹っ掛ける形となり、ジオは頭が痛かった。
ロジェクト神は向かった先で一言二言やり取りをしている。ジオたちの位置から何を話しているかはわからなかったが、ウィッツ神は大きく頷くと、藍色の瞳を光らせてジオたちの元へやってくる。
友好的な笑みが浮かべられていることから、荒事にはならないのではないかと思われた。
「貴様らの熱い想い、確かに受け取った。我はいついかなる時でも挑戦を受けるぞ!」
大きな拳をぐっと握り締め、ウィッツ神が笑いかける。闘いたくてうずうずとしている、そんな様子だ。
「計算違いじゃ、よもや神が王都でケンカを売ってくるとは……」
「ケンカ売ったの、こっちだよ」
「じゃけどなー」
「ティア、ごめんなさいは?」
「……ごめんなさい」
口調は幼い頃のままだが、ジオが淡々と告げてくるので謝るしかなかった。こうしている間にも、狼の毛皮を被った大男は指をパキポキと鳴らして勇者の動きを窺っている。
「久々の地上だ、何からやろうか」
「カヴの狼を吾輩の作品で覆うと、非常に強くなる気がするんじゃ」
さらりと物騒なことを言う神々。眷属の無限召喚と武装の無限精製、人口の多いトトリで地獄絵図が繰り広げられようとしていた。
「さて、どうしようか……。ランギス神と連絡はつくか?」
「いーや、あの神は気まぐれでな。むしろルファイド神の方が適役じゃろ?」
「こっちも無理だな。シャロ共々、連絡がつかない」
困ったな、と二人して唸ってみせるが、早く動かねば不味いことだけはわかっていた。
先程まで狼の芸を見ていた人の輪がスーッとフェードアウトしている。大男と幼女、どう見ても神とは思えないが、お近づきにならない方がいい雰囲気を察した様子だ。割れた人垣の間から、騒ぎに駆け付ける黒騎士の姿も見えた。
「ちぃっとばっかし、大事になっちまったな」
半ば諦めたように呟き、ジオは拳に力を込めた。ティアが横で何かを言っているが、人々に危害が加わることになるのならば止めねばならない。
神相手に勝てるかどうかはさておき、勇者として引くことは出来なかった。
「待てエルっ!」
「止めてくれるな、勇者には闘わねばならぬ時がある」
「いやいや、適役がおったようじゃ」
変形を始めた生長鎧が動きを止める。スティンやガレックに及ぶ力を持った黒騎士がそういる筈がないと思われたが、現れたのは詰め所に来た仮面の青年だった。
「ティアがそこまで言うなら、待機だな」
ジオの前を仮面の黒騎士が通った際、視線がごく僅かの間だが合った。深い藍色の瞳はウィッツ信奉者の証――腕を組んで成り行きを見守ることにした。
「ウィッツ神、街中で暴れるなどとは何事か」
「何を言っとるか、我はまだ暴れてはおらん。久々に出会ったのにお前はなっとらんぞ、トリ――」
「貴方を信奉しているのは確かだが、今の私は黒騎士の“クロスケ”だ。無辜の民を護ること、それが私の為すべきこと」
神を前に恐れることもなく、仮面の黒騎士――クロスケは真っ直ぐに見つめた。対するウィッツ神は大儀そうに顎を掻いている。信奉者がアイリス教の騎士になったのだから面白い筈がない。
「斬馬剣はどうした? もういらんのか?」
見れば腰元に下げられているのは一般的なロングソードでしかない。いよいよ以て宗旨替えされてしまったかと思われたが、意外にもクロスケは視線を合わせたままきっぱりと告げてくる。
「黄金色は今の私には眩しすぎる。立派な勇者になる、その誓いがまだ果たされていないのです」
「誓い、誓いかー、それなら仕方ないなっ!」
ガハハハハ、と神は愉快気に笑った。
鎧を黒色に変えようが、仮面の下に見える瞳は未だに深い藍色のまま。握り拳を掌で覆う祈り方もウィッツ信仰のまま――真摯な祈りに、誓いの神ことカヴァン・ウィッツは満足げに頷いた。
「のぅのぅ、何一人で納得しとるんじゃ。吾輩を苛める娘っ子を……」
「ええぃ、やめろロス。毛皮に触るな」
まだ余韻に浸っていたかったが、毛皮が引かれるのを必死に止めることになった。毛皮に触れられることも嫌だが、素顔が外に出るのも嫌。狼好きなのに本人はゴリラ顔であることを、ウィッツ神は気にしていた。
「帰るぞ。神が人々に危害を加えるのは規則違反だ」
「人間が神を脅すのも規則違反じゃろっ!」
話が長くなるのも嫌なので、小さなロジェクト神の肩を抱いて回れ右。振り向き様にウィッツ神はクロスケに豪快に笑いかける。
「闘争は趣味、本来はリックが選ぶ勇者らに忠告しに来ただけだ」
「そうか。ネギの勇者殿っ」
黒騎士に呼ばれ、ジオは組んだ腕を解いて歩み寄った。粗野に見えたが藍色の瞳は理知的に映る。
「ジオグラ何某よ、リックを始めとした神々が休眠しているのは知っているな?」
「え、休眠……。ティアは知ってたか?」
「知らなんだ」
二人の様子を見て、ウィッツ神が瞳を絞った。狼の毛皮の下に怪訝そうな表情が浮かべられている。
「シャーロットから聴かされておらんのか。我が多くを語るのも違うし、長い話は嫌いだ。では手短に」
ムドラ・ヴォークリッサの眷属に気をつけろ。
それだけを残して神々は退散してしまった。
「追いかけんでよかったんか?」
「神を呼び止めるのもどうかと思う。それに、しつこくしてロジェクト神が癇癪起こしたら大変だしな」
ふぅむ、と息を吐いてジオは腕を組み直す。それ以上続けることはなかったが、クロスケという黒騎士が気になってもいた。立ち去ろうとする背中に声を掛ける。
「あんた、えっと……。世話になった」
二度続けて助けられたが、世間話の苦手なジオには碌な言葉が出て来なかった。黒騎士は足を止めたが、振り返ることもない。肩が少し震えたように見えたのが気にかかる。
「相変わらず不器用な男だな」
青年は仮面に隠れた下で微かに表情を崩した。コーディーからはジオに話を聴いてもらうよう勧められていたが、信奉する神と同じくして彼も長話は苦手であった。
「精霊殿にも伝えたとおり、私は黒騎士の内側からネギの勇者へ加勢する」
「え、あんたシャロと知り合いか?」
「キミのお陰で、原点に返ることが出来た。勇者が青臭くともよいこと、理想に生きてもよいことを教えてもらった」
結局長くなってしまった――そのように呟いてクロスケは立ち去った。その背中を見ながらジオは呆けた顔をしてしまう。
「シャーロットじゃのうて、エルの知り合いじゃったんじゃな」
「んあー、そうらしい」
「何ぞおかしなことでもあったか?」
笑みを浮かべる幼馴染を見て、ティアは疑問に思う。嬉しさから現れた表情であったのだが、見間違えるのも無理はない。ジオも自身が笑顔になっていることを自覚していなかった。
「名も無き勇者を心に刻んでくれるなんてよ。そいつがさ、誓いの神の勇者だと言うんだから、おかしいったらないよ」
ネギを見る度思い出してくれ、などとよく言ったものだ。気恥ずかしい気持ちもあり、ジオは素直に喜び切ることが出来なかった。その所為か、次にはティアが驚いた顔をしていることが気になってしまう。
「どうした?」
「久々に……、久々にエルの晴れやかな顔を見た」
「そう、か。晴れやかか」
指摘されたことで、ようやく嬉しさを意識し始める。先程感じた気恥ずかしさが塗り替えられていくようだった。
「さっきは意地悪してもうたが、おかしいことなんてないんじゃよ。信奉者は神に似るもんらしくてな、ウィッツ神は何のかんの言うてルファイド神が好きなようなんじゃ」
「ルファイドも口では面倒くさいと言ってても、ずっと気にかけてるんじゃないかな」
幼馴染の言葉に応えつつ、雑踏にまみれていく黒騎士の背中を目で追う。
意識せず柔らかな笑顔を浮かべられたのは、妹分を失う以前のこと、随分と久し振りにそんな顔になれた。ジオは上手く言葉に出来ないでいるが、既にティアが代弁してくれている。
「あー、早くじっちゃんのとこに行かないとな」
ネギの勇者はどうやら誰かの役に立っているらしいとは知っていた。だがやはり実感に乏しかった。
自分がやってきたことは間違っていなかった――ここにきてジオは自信のようなものを持つことが出来た。父の背を追いかけて、ようやくここまで辿り着いたのだ。
父を誰よりも知るヴァリスナードに早く会いたい。自然と笑うジオの姿は、鮮やかな色をした鎧と相まってまるで立派な勇者のようであった。




