ヒラメキ
ずっと暗い話が続いてるのでそろそろ光が欲しい作者です。花凜に光がさしますように。
ボロボロと止めどなく零れ落ちる涙。花凜は目の前に流音がいる事も忘れてひたすら涙を手の甲で拭う。
ふと、流音がすっと立ち上がって花凜の目の前へ来る。彼よりもずっと低い位置にある頭を見おろして遠慮がちに手を伸ばす。その手はぽん、と花凜の頭を優しく撫でてすっと下ろされた。
「りゅ、うと…?」
花凜は驚いて流音と見つめる。流音はバツが悪そうに横を向き、ぼそっと呟く。
「その、あんまり辛そうだったから」
そう言いながらもみるみる顔が赤く染まっていく。
「そ、そっか」
「おう」
つられて花凜もなんだかとても恥ずかしくなって、彼女の頬もみるみる流音と同じ色に染まった。
「で、何があったんだ?迷惑とか言ってたけど」
「あのね、実はね…」
花凜が里華の話をすると流音は難しい顔をして腕を組んだ。
「んー。里華ってやつの言うことにも一理あると言えばあるけど。にしても言い方酷いな」
「言い方は別にいいの。だって私がいつまでも引きずってるのが悪いんだもん」
「別にそれはなぁ…」
なおも考え込む流音。と、何か閃いたのか目を輝かせた。
「なあ花凜」
「なぁに?」
花凜が首を傾げると流音はにっこりと笑ってとんでもないことを言い出した。
「あのさ、俺いい事考えた!」
今回のお話はいかがだったでしょうか?
私的な事ですが頭ぽんからのナデナデはやばいです、されたいです。みなさんはどうですか?
それでは、また次話に、




