抜けない。【二百文字小説企画言ノ葉ノ悪魔参加作品】
飛び入り参加させていただきました。
素人なので下手くそですがよろしくお願いします。
俺の体に大きなトゲが刺さっている。大きな、「言葉」でできたトゲだ。
幼い頃から「いじめ」が原因で刺さっていて、今も少しでも「言葉」の重りが乗っかると食い込んで凄く痛い。
いくら血があっても足りない。
抜こうとしても、「記憶」という返しで全く抜けない。
それでもトゲは次々と増えていく。
俺以外にこのトゲは抜けない。でも、手伝ってもらうことはできる。
だから、力をかしてほしい。
いつか、このトゲが抜ける日を夢見て。
なんか根暗な感じですみませんでした。