表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鑑定スキルを駆使し、世界最強の戦力を作り上げる  作者: 城峰朝久
第1章 立志
4/6

スキルアップ

遅くなってすいません。

体調を崩して執筆活動が止まっていました。

これから一気に1章を完結させます。

 鑑定のスキルが上がっていた。不幸中の幸いで、このモンスターの種類と特徴、さらにスキルについて知ることができた。

 だからといって、現状を打開できる方法は無かった。

 

 黄金旅団のリーダー、アベルはメンバーに2つの選択肢を示した。

「こののままでは、ジリ貧であることは明白だと思う。上層にいる冒険者に助けを呼びにいくか、このまま進み、復活草がある安全地帯まで逃げるか。ただし、助けに呼びに行くには、残ってこいつと戦い続けることになる。また、このまま進めば助けを呼ぶことはほぼ不可能になる。」


「助けを呼ぶことが最善だと思う。だけど、、、」

ジルは深刻な状況に活路を見出そうと必死に考える。


「俺は最終的な判断に従う。」

ガスは、自らの役割を果たすために、どんな結論に至ろうとも覚悟した。逃げるにしても戦うのにしても狼帝(ウルフロード)の攻撃を受けるのはガスなのである。


「僕も皆さんの判断に従います。」

スキルアップしていたことは驚いたけど、現状打開できる情報を得られていないのだから、黄金旅団の皆さんの指示に従った方が生存確率が高いだろう。


「私は助けを呼ぶに行くことが最善だと思います。私なら一人でもモンスターに気づかれず、呼びに行けます。」

リリーは自分ができる能力を示して、パーティーを助けるために考えた。彼我の戦力差から自分が戦闘から離れてどこまでパーティーが持ちこらえるのか想像できなかった。


「リリーが助けに行くことには賛成。助けを呼ばなければ私たちが生きて戻れないことは目に見えている。」

アンジェはリリーを支持しつつもも新たな道を示した。これまでの戦闘経験から治癒能力がこれからの戦闘を前に通用しないことが理解できた。いくら、助けを呼ぶに行っても助けが到着するには多少の時間を必要とする。それまで持ちこたえる必要があるが、自身がなかった。


「リリーが助けを呼ぶに行き、僕たちは安全地帯に逃げよう。逃げながら戦えば、時間稼ぎにもなる。」

ジルはみんなの意見を聞き、考えをまとめた。このプランが最善と信じて。



「わかった。その案でいこう。できるだけ早く助けを呼んでね。」

アベルさんは笑顔でリリーさんに言った。こんな状況なのに凄いと思う。


「みんなもね。」

リリーさんはその言葉を残して駆けていった。


「ということになった。テオ君改めてあいつの情報を教えてくれ。」


「はい。あいつの名前は狼帝といい、狼王(ウルフキング)特殊個体(ユニーク)です。スキルとして、配下のモンスターを使役して感覚も同調できます。また、敵を倒すことで強化します。」


「なるほど。こちらが多数で戦えると思ったが、こちらが少数になる可能性があると。そして、誰かが倒されるとより強くなると。」


狼帝(ウルフロード)がこちらを認識しているのに襲ってこず、ゆっくりと近づいてくるのはどうしてなのだろう。モンスターは敵をみつけたら即攻撃をしかけると聞くけど、狼帝は特殊個体だから例外なのか。くそ、まったくわからない。これから起きるであろう戦闘で何もできないのだから、助かるために考えないと。黄金旅団の皆さんの力はどうだっただろうか。


名称:アベル

スキル:剣術(直剣)Lv.5(剣を使った攻撃を強化、剣の扱い補正)

    思考加速Lv.1

    指揮Lv.2(指示が通りやすい、味方の状況が見える)

ステータス:攻撃力  30

      防御力  23

      俊敏性  40

      魔力    0

      魔力耐性 25

装備:日の剣(モンスターに対して攻撃力上昇)

特徴:黄金旅団のリーダー


名称:ジル

スキル:魔法(火)Lv.3(火属性の魔法を強化、魔力消費減少)

    魔法(支援)Lv.5(支援属性の魔法を強化、魔力消費減少)

    思考加速Lv.2

    指揮Lv.1(指示が通りやすい、味方の状況が見える)

ステータス:攻撃力  10

      防御力  20

      俊敏性  25

      魔力   80

      魔力耐性 65

装備:日の杖(モンスターに対して攻撃力上昇)

特徴:黄金旅団の副リーダー


名称:ガス

スキル:盾術Lv.4(盾を使用した防御を強化、盾の扱い補正)

    挑発Lv.2(攻撃を自身に向けることができる)

ステータス:攻撃力  20

      防御力  35

      俊敏性  27

      魔力    0

      魔力耐性 30

装備:日の盾(モンスターに対して防御力上昇)

特徴:黄金旅団の盾役(タンク)


名称:アンジェ

スキル:魔法(治癒)Lv.4(治癒属性の魔法を強化、魔力消費減少)

    魔法(支援)Lv.3(支援属性の魔法を強化、魔力消費減少)

ステータス:攻撃力  15

      防御力  15

      俊敏性  25

      魔力   73

      魔力耐性 53

装備:治癒の杖(治癒属性の魔法発動を加速、強化)

特徴:黄金旅団の治癒師(ヒーラー)


名称:リリー

スキル:暗殺Lv.2(敵に気づかれる殺すことができる)

    忍足Lv.3(消音、移動速度上昇(使用中魔力を消費))

    盗賊Lv.3(罠を設置、感知できる)

ステータス:攻撃力  22

      防御力  15

      俊敏性  47(+3 日の靴)

      魔力   10

      魔力耐性 28

装備:日の靴(疲労軽減、敏捷性補正)

特徴:黄金旅団の盗賊(シーフ)



次話 撤退戦



これからやって欲しい話などありましたら、


どうぞ意見を教えてください。






ーー作者からのお願いーー


面白い、続きが読みたいという


読者の皆様、


評価☆☆☆☆☆を★★★★★に変えていただき、


ブクマの登録を


よろしくお願いします。




感想や意見もお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ