少年
新しい話を書き始めました。
前から構想を練っていたジャンルです。
週に1話投稿する予定です。
毎日が変わらず平穏でいられることは、素晴らしいことといえるだろう。しかし、まだ大人になり切れていない少年とっては、そんな刺激がない無味乾燥な世界に嫌気がさしてくる。
その少年は、今日もいつもと変わらず冒険者ギルドに持ち込まれる様々なアイテムを鑑定して仕分けていく。少年の名は、テオ。
少年は、本来やりたくない仕事であるものの止む無くアイテムを鑑定する。少年が持つ壮大な夢を叶えるためには、力が必要である。だが、装備を買う金もモンスターを倒す能力・技術ともに持ち合わせていない。このジレンマに悩まされて時間だけがコマ送りのように過ぎていく。
「なぜ僕には、モンスターを倒すことができるスキルが手に入らなかったのだろうか。鑑定は希少スキルであるが、モンスターを倒すことができない。これじゃ、いつまでたっても夢の世界が見れないじゃないか...
...」
少年は自分のスキルに嘆いたまま深い闇に沈んでいった。
少年が自分の能力に気づくまであと少し。
奇しくも世界が動乱の渦に巻き込まれていくのであった。
その渦は少年が生み出すのか、少年が巻き込まれるのかはまだわからない。
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