登場人物紹介1
初登場のお客様が来店したお話の場合は、今回のように軽い紹介文を書いて投稿しようかと思っております。
マリアンネ1世 25歳 帝国の女帝。
薔薇のように紅い髪と瞳が特徴。
5年前に近衛騎士団を中心とした帝国軍の約八割を率いてクーデターを起こし、父である前皇帝から帝位を簒奪した。
即位後すぐに、大量の反抗的もしくは無能な貴族たちの貴族位を剥奪し、これに異議を唱えた貴族たちは見せしめも兼ねて全員処刑した。この大粛清により、有能なものや忠誠を尽くすものたちだけを残して中央政権を確立し、その容姿と苛烈な所業から薔薇の女帝と呼ばれ貴族からは恐れられるようになる。一方で、優秀であれば平民や農民でも登用する政策を取り。耕作地拡大と水運の効率化のため治水工事を積極的に行い。自身の歳費を使い大衆向けの劇場や競技場を多数建設、それらの施設で演奏会、騎士による馬上試合を主催し、国内外から大勢の旅芸人を集めて帝国中の街や村を巡ってパレードを行うなど民衆に娯楽を提供した。これらの行いにより民衆からは絶大な支持を得ている。
即位から5年、新たに登用した臣下たちと旧臣との衝突が絶えず、そのことがストレスとなって最近では頭痛、不眠などに悩まされている。
かなりの酒豪で、時折町娘に扮してカロリーネと共に城を抜け出しては夜の帝都に繰り出し、帝都中の酒場をひたすら飲み歩くのが密かな楽しみ。
カロリーネ・フォン・バッハシュタイン 25歳 帝国近衛騎士団団長。公爵。
縦ロールにした金髪と碧い瞳が特徴。
幼少期は行儀見習いとしてマリアンネの侍女をしていた。
マリアンネがクーデターを起こした際は近衛騎士団を指揮し、マリアンネに前皇帝派の兵を一兵たりとも寄せ付けなかった。
マリアンネとはマリアンネとは主従というよりは姉妹に近い関係。
性格はやや直情的。
作中で描写しきれていないキャラの詳細を少しでも補完できれば幸いです。
描写しきれていないのは単純に作者の技量不足なんですが。