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やり直した人生は変えてくれる  作者: あるかり
87/307

87ギルドマスターと。

今日、事情により、9時に投稿できそうにありません…


明日、午前9時台、午後1時台、午後7時台もしくは8時台で三部分、投稿したいと思います。


最近、色々と変更があり、申し訳ございませんm(_ _)m

「おはよう、リーダー」


「おはよう。おはようは分かるんだな」


「うん、前のパーティーで使ってたんだよ。夜は別行動だったからおやすみって言う機会がなかったんだよ」


「そうなんだ…それじゃあ、準備してからギルドの方に行ってくるよ」


「僕も一緒に連れて行ってよ」


それから数分して準備を済ませ、朝ごはんを済ます。


「行こうか」


俺は立ち上がる。


「僕はどうしていればいい?」


「自分の好きなようにしていればいいよ」


「わかった。ギルド内に入るね」


「ありがとう、そうしてくれたら助かる」


そうしてギルドに入る。


「それでさ、昨日ちっちゃい子供がアルクトスの首を蹴ってたんだよ。あの後、付けて行ったんだが、ギルドマスターがある部屋に行ったんだ。あ!あいつらだよ、その俺が言ってる奴らは!」


俺らの方を指差す冒険者がいたが、相手にするとめんどくさそうなので、放っておいた。


「ここらで待っておくよ」


そう言ってサーラと別れ、受付に行く。


「すいません、セリアさんでしたっけ。ギルドマスターとお話ししたいことがありまして…」


「ちょっと待っていてくださいね」


少し奥の部屋に行き、「どうぞ」と、招き入れてくれる。


俺は扉をあけてからすぐに謝る。


「昨日はいきなり飛び出してしまってすいませんでした」


「いや、いいんだ。ナユタ君にとっては嫌なことだったのかもと私も反省したよ」


「それで、今日は、少し俺のことで話があってきました」


「そうかい。それでは、中に入りなさい」


それで、俺は部屋に入る。「座りなさい」と言われて、ソファに腰をかける。


「話というのは、俺がなぜ冒険者にならないか、ということです。なぜかと言うと、学校を卒業していないからです」


「でも、旅をしているって」


「はい。簡単に言うと、学校をサボっている状態です」


「どこの学校かな?」


「ヘイディア学園というところの一学年の生徒です」


「プルガのところかい?」


ギルドマスターはプルガさんのことを知っていた。俺は頷く。


「アイツとは昔一緒に冒険したよ。頼もしいやつだったな。でも、なぜ抜け出して旅をしてるんだ?今のアイツのことだから、「うちの生徒が」って死んでも連れ戻すと思うが」


「俺のわがままなんです。とある事件があって、僕が出て行きました」


「その、とある事件ってのは……言えないか」


俺のことを察してくれたようだ。


「すいません。まだ言える勇気がないです」


「そうかい、学園の方には戻るつもりは?」


「あります。退学処分になっていたとしても、一度は戻る気でいます」


「そうしてくれ。おそらくプルガのやつも気になって仕方ないだろうしな」


改めてプルガさんたちに悪いことをしたな、と思う。


「変なことを聞いてもいいですか?」


「おう、なんだ?」


「俺はニンゲンですよね?」


俺は、なぜかこう聞いていた。


「この歳で、あの強さは見たことないが、人間ではあると思うぞ」


「内面は、どうですか」


「……長いことギルドマスターをしているが、初めて聞かれた質問だな。まだ、会って間もないんだ。そこまではわからない」


「ですよね。すいません。変なことを聞いてしまって」


「いや、いいぞ。困ったらなんでも聞いてきな」


俺はこのギルドマスターは、いい相談相手になりそうだと思った。


「話はそれだけか?」


「はい。ありがとうございました」


俺はゆっくりと部屋を出て行く。


ギルド内で待っているサーラのとこに行く…が、サーラはどこにもいなかった。


「セリアさん、サーラ、見ませんでしたか?」


「……見てないわよ」


少し何かを含んだ言い方だった。

読んで下さりありがとうございます(`・ω・´)


よければ、ポイント評価や感想を書いていただけると嬉しいです(o^^o)


ブックマークを付けてくださると、私が凄く喜びます。続きが読みたいな、気になるな、と思ったら是非、ブックマークをお願いします(*^ω^*)


今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

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