6 死後/話
…なぜ死んだのですか?お金は腐るほどあるでしょうに。
その声は俺のことをよく知ったいた。俺が名越病院という大きな病気の医院長の息子であり、家がお金持ちであること。周りの人間関係や仕事のこと、個人情報。全て知っていた。
なぜ死んだかも知っていたのかもしれない。その時は頭も回らなかった。
俺は話せること、全てを言った。なぜ死んだのか、周りとの関係、家庭のことも。
…そうだったんですね。
声はそう言った。続けて、こうとも言った。
…今、誰でも信じられますか。
俺は、信じない。信じられない。
と言った。
…ではなぜ今、わたしと話しをしているのですか。
声はこう言ったので、俺は偽りなく言った。
話したかった。誰も信じないけど、誰かと話したかった。
…そうですか。それでは少し、お話しませんか。
声はそう言って、俺に質問をしてきた。
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