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やり直した人生は変えてくれる  作者: あるかり
41/307

41 学校見学

「ナユタ君は医務室、闘技場以外は行ったことがないんですよね?」


「はい。他の出し物は見ていません」


「あくまで勉強の為に学園祭に来たということでしょうか」


「そうなんですが、初日に投げられたもんで…」


「そして、シオンさんに助けられて一目惚れを…」


「何言ってるんですか!」と、俺が言うと、


「そんなことより、模擬戦、してみる?」


俺は息を飲んだ。


「俺がしてもいいんですか?」


「今回は、学園長権限で模擬戦に参加できることにします」


学園長は「なんか、息子ができたようで嬉しいわね」と言って、生き生きしていた。



*****



「まず、この学校について知っていることはありますか?」


学園長が聞いてきた。


「知らないことしかありません。父に学園祭の1週間ほど前に「行ってみるか?」と言われただけなので。」


「それでは、軽くこの学校について説明しますね。

ここは主に優れた冒険者を排出する為に、知識と戦闘力を養う学校です。年による学年分けはないんですよ。一学年生が何歳というのがないんです。

とは言っても、一般的には7歳で入学するんですが。たまに、同じ学年に5歳ほどの年の差ができることもあります。ナユタ君が今年の入学試験に合格したらナユタ君は5歳で入学できるんですよ。そうしたら最年少で学校に入ることになりますね。

そして入学してから五年間、真面目に授業を受けたら卒業です」


シオンさん、そういえば2年って言ってたな。トーナメントで上級生を倒し続けてたのかな。


「基本的な部分はそのくらいです。まずはどうしましょう…年が近い一学年のところに行きますか」


学園長は話を勝手に進めて一学年のところへ行くことになった。


「ナユタ君、ここが一学年の教室です。今は何をしているんでしょうか」


学校にはクラスというものがなく、40〜60ほどの人数で学年が分かられているらしい。


「これはモンスターの授業ですかね。前にヴィーパーの絵が描かれてますね。特徴とかを学ぶんでしょうか」


「ナユタ君はモンスターの特徴とかはわかるの?」


「はい。と言ってもまだ曖昧ですが…父のくれた図鑑で名前と特徴、弱点は覚えているつもりです」


「知識の方は大丈夫そうね。モンスターのこと覚えるのに、結構時間がかかるのよ。ナユタ君、どんだけ勉強したの?ぜひ、うちの学校に来てほしいわ」


だいぶガチトーンで学園長が言った。


「それじゃ、外で実践練習してる二、三学年のところに行きましょうか、そこで模擬戦を頼んでみましょう」


模擬戦の相手って一学年じゃないのか…シオンさんが強いとしても同じ二学年の人だ。その上の三学年の人もいる。


「学園長、俺を殺すつもりです?」


「その知識を見越してよ。ラグ君に教えてもらってるなら二、三学年の人たちは倒してもらわないと〜」


俺の相手、あんたのとこの生徒だろ!倒されちゃまずいだろ!


心から叫びたかった。

午前に投稿できませんでした…(>人<;)


読んで下さりありがとうございます(`・ω・´)


よければ、ポイント評価や感想を書いていただけると嬉しいです(o^^o)


今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

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