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やり直した人生は変えてくれる  作者: あるかり
34/307

34 家族

学園祭のとある一日。


「最近のナユタがかまってくれない気がする」


ラグは1人つぶやいた。


「いいじゃないですか、勉強に励んでいるんですし」


マリカがそう答える。


「マリカ、ナユタ、本当は十数歳ってことあるか?」


「確かに年齢詐称を疑う位の頭をしていますがまだ、れっきとした4歳ですよ」


そうだよなー、とラグは頭を抱える。


「親として何かしてあげたいんだけどな」


ラグはそういうと、マリカは


「親だからこそ、見守るんじゃないですか」


と答える。


そういうもんなのかなー、とまたラグが頭を抱える。


「多分ラグさんは考えすぎなんですよ。何かあれば、ナユタから言ってきますよ」


「そうだといいんだけど、あの性格だと1人で抱えそうなんだよな」


「そんなに心配なら、また、剣を教えるって誘ってみたらどうですか?ナユタなら喜ぶと思いますよ」


「よし、明日も休みだから剣を教えるよう誘ってみよう」



*****



次の日


ナユタはシオンの魔法を見てから魔法に没頭していた。


「ナユタ、今日は俺が空いてる。剣でも教えようか」


ラグは笑顔でこう言ったが、


「今日はいいや!んじゃ、外に行ってくるね」


そうやってナユタに断られた。


「なんか色々と自信なくしそう…」


ラグはひどく落ち込んだ。


そのことをマリカに言って、昼ご飯を食べるまで、


「4歳で反抗期…もう来たのか、反抗期…」


と、ボソボソ言っていた。


「反抗期ではないと思いますが…」


マリカの声はラグに届いていない様子だった。



*****



昼ご飯を食べ終わって、ラグはまた落ち込み始めようとすると、ナユタが


「父さん、やっぱり、剣を教えて!」


と言ってきた。


ラグはとても嬉しそうな様子だった。


「よし、やるか!」


ラグは素早く立ち上がった。


「もうちょっと子供っぽくてもいいんだぞ?」


「まだ俺、子供だよ?」


と、たわいもない話をする。


そして、いつもと同じように。いや、いつもよりラグは力を入れてナユタに教えていた。


暗くなってきてそろそろ稽古を終わろうとすると、


「やっぱり父さんはすごいや」


と、ナユタが笑顔で言ってきた。


ラグはとてつもなく嬉しかった。


「ナユタ、剣ならいつでも教えるからな」


「ほんと⁈その言葉、絶対だからね!!」


こうしてまた新たな親子の絆が生まれた。

今まで暗い感じのばかりだったので、今回はほっこりするようなのを書いてみました(^ ^)


読んで下さりありがとうございます(`・ω・´)


よければ、ポイント評価や感想を書いていただけると嬉しいです(o^^o)


今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

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