表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
やり直した人生は変えてくれる  作者: あるかり
21/307

21 恐怖

父に稽古つけてもらってから約1年が経った。私は父がいるときは稽古、いない時はは勉強と言う日々を過ごした。まだあまり外には出られてなくこの世界の人のことをよく知らない。


「剣を振る時は次の攻撃のことも考えてから振れ。でないと死ぬぞ」


1年が経ち基本的なことから実践的なことまで教えてくれた。


「すいません!わかりました!」


いつも優しい父だが、稽古のことになると、厳しくなる。だが、丁寧に教えてくれる。



*****



辺りが暗くなり今日の稽古和を終えるとき父が言った。


「ナユタは強くなりたいか?」


「はい!いつかは、父さんのように強くなりたいです!」


「それでは1つ提案をしよう」


俺は目を輝かせながら聞いていた。


「ナユタ、学校に行ってみるのはどうだ」


1番聞きたくなかった提案だった。


…学校。家が怖くなくなった今、1番恐れている場所だった。世界にもあると言う事は聞いていた。ただ、必ず行かなければなければならない、と言うことはないことも知っていた。


「そうだなぁ、マリカと今度しあって決めるとすr…」


「いやだ…いやだ、いやだ!」


俺は父の話も聞かず、走って自室に帰った。


学校に行くのが本当に嫌だった。


地球のことを思い出してしまう。何もしてないのに恨まれ、暴力を振るわれる、いじめられる毎日を送るのはもういやだ。

俺は心を落ち着かせるため勉強に集中した。



*****




「ナユタ、ご飯できたできたわよ」


母の呼ぶ声はナユタには届かなかった。


「ラグさん、ナユタに何したの」


マリカは怒っていた。こんなにも怒っているマリカは初めて見る。


「俺は何もしていないんだ。ただ、学校に行くかと聞いただけで…」


それを聞いてマリカはため息をつく。


「ラグさん、ナユタは人が多いところが苦手です。学校なんて人の多いところに行く、と考えたら、ナユタはまだ恐怖を感じるでしょう」


確かにそうだ。


「明日、仕事に行く前にナユタにひとこと言ってから行って下さいね」


それから飲んだスープはいつもと違い、少し苦く感じられた。

読んで下さりありがとうございます(`・ω・´)


ポイント評価や感想を書いていただけると嬉しいです

m(_ _)m


ブックマークを付けてくださると、私が凄く喜びます。続きが読みたいな、気になるな、と思ったら是非、ブックマークをお願いします(*^ω^*)


今後ともよろしくお願いします(o^^o)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ