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やり直した人生は変えてくれる  作者: あるかり
196/307

196 3人の捜索

ユカ、ユナ、サーラを乗せた馬車が王都にたどり着こうとしていた。


「やっと王都ね。本当にいるかしら…」


本当かどうかわからない目撃情報を信じてやって来たが、やはり少々の心配があった。


「いないと僕らが困るだけなんですけどね…ひとまず聞き込みをしていかないとダメですかね」


「王都は何倍も、何十倍も広いから、手分けして探すのは逆に危ないかもしれないね。一緒に行動していくのが良さそう」


「まったく、何考えているんだかわかんないわ。さっさと見つけて戻って問い詰めれればいいんだけど、下手すると、何日もかかるかもしれないからね…」


という事で、まずはいい感じの宿をとってから探していく。


「王都に来て何をしようとしていたのか…それからまず分からないのよね…」


「僕の予想では、魔法関係だとは思いますけど…」


「まあ、ナユタの頭は本で敷き詰まっているから、図書館ではないと思うわ。あるとしたら、森とか、ギルドとかだよね?」


「抜け出してまでギルドに行くとは考えにくいよね?だって、ギルドに行くなら近くでいいもの。だから私は森でひとり、研究なんてしてそうだけどね。ナユ君、そういうの好きそうじゃん」


「とりあえず森かな。稼ぎも欲しいから目についた倒せそうなモンスターは、きっちり倒していこうね」


「そーゆーところ、凄くリーダーに似て来たよね〜」


サーラが珍しく煽っている。


「うっさいわね!ほら、決まったなら行くわよ」


3人は、森に向かって歩いていった。


「どのくらいの期間にしよっか?」


「さっき1週間分の宿は取ったよ?」


「もし帰っていたら…なんて」


「そうだったらナユタが悪いの。一度抜け出したことに変わりないわ」


それからナユタを探しながらモンスターを討伐していったが、見つかることはなく、陽が落ちた。


「もう、これ以上は危ないわね。今日はこれで終わりにしましょ。晩御飯を食べに出るついでにいるかどうかもしっかり探さそう」


ギルドにまず出向いてモンスターの換金。王都でのモンスターの換金はしたことがなかったので、換金の様子を見たら、そこそこ驚かれたように思えた。


そのまま晩御飯にする。


もちろん美味しいのだが、ユカらには味が薄く感じたようだ。


「どうする?明日から作りたいんだけど…」


「仕方ないよ。1週間は我慢して。ナユ君を見つけたらすぐに帰れるから」


「…分かったわよ」


宿に着いてから、いつもとは違うと感じながらも、3人は寝付いた。

読んで下さりありがとうございます(`・ω・´)


よければ、ポイント評価や感想を書いていただけると嬉しいです(o^^o)


ブックマークを付けてくださると、私が凄く喜びます。続きが読みたいな、気になるな、と思ったら是非、ブックマークをお願いします(*^ω^*)


今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

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