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やり直した人生は変えてくれる  作者: あるかり
17/307

17 部屋

目が覚めたら俺は知らない天井が見えた。

俺は体お起こすと同時に、


「ナユタ!大丈夫?」


という、母の声がした。


「うん、大丈ぶ…」


と言おうとしたら、少し、クラッとして、また横たわってしまった。


「目、覚ましたか?」


今まで一緒ににいなかった父の声もした。


「人が多いのは怖いか?」


父の質問に対して、俺は頷くことしかできなかった。


「まあ、初めは人の多さに目を回すことはないかもな。増してやまだ3歳の子どもだ。まあ、今は安静にしときな。俺の仕事が終わったら一緒に帰るか。

マリカ、面倒見といてくれ」


扉の閉まる音がした。父は部屋から出て行ったようだ。


「ごめんね、ナユタ。辛かったのよね…」


母がそう言って、暗くなる。


「そんなことないよ、人が多いのは怖かったけど…景色は綺麗だった!だから、また一緒に外行こ!」


これまでと同じように家にこもり続けるのはよくないと感じた。家の近くであれば外に出てみてもいいと思えた。


「そういえばここは?」


見覚えのない部屋なのだ。


「ここはギルドの一室よ。ナユタが倒れちゃったから近くで仕事をしてたお父さん呼んで、貸してもらったの。実は私もギルド、初めて入るのよね〜」


ここがギルドか…やけに静かだな。父から聞いていた話だと、もっと賑やかなところだと思っていた。(だから、外に出て、行ってみたくはなかったが…)


「ギルド、見てみたい」


少し前からどんなところか、気になっていた。


「ナユタ、ギルドを見て回るのはいいけれど、ゆっくりしてないとダメよ、倒れたばかりなんだから。…ちょっと待ってて」


そう言って母は部屋から出て行き、少ししてから戻ってきた。


「今は人が少ないから、散歩がてらギルドをまわってもいいと思うわよ」


人がたくさんいるかどうか、見てきてくれていたようだ。

読んでいただきありがとうございます(`・ω・´)


できればポイント評価や感想を書いていただくと嬉しく思いますm(__)m


今後ともよろしくお願いします(o^^o)

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