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やり直した人生は変えてくれる  作者: あるかり
145/307

145 昇格試験 〔 Ⅹ 〕

「お疲れ様〜」


翌日、祝賀会が開かれた。


「さすがうちの新米エース。一年足らずで凄いことをやってくれるなぁ!!」


「そんなことないですよ。みんなが毎日頑張ってくれてるからです」


ナユタは酔っている冒険者に対して、丁寧に接することで大変そうだった。


「サーラちゃん、ちゃんと飲むものはお酒以外の物にしなさいよね」


「はい?僕、お酒飲めないから飲まないですけど…」


ギルドは大盛り上がりだった。お酒でいい感じに酔っている冒険者がゴロゴロいる。4人に賞賛の声を上げる冒険者もたくさんいた。


「お姉ちゃん」


ユカが真剣な目をしてユナに話しかける。


「何?真剣な表情しちゃって」


「私たち、この人たちに奇跡的に…偶然出会ったのかな」


「ナユ君とサーラちゃんの事?」


「うん。これは奇跡なのかな…アイツらが居なかったら今頃私たち…それと、本当にこれからもついて行っていいのかな」


ナユタとサーラについて行くと決めたのはユカ本人であることは間違いない。確かに2人には了承も取っていない。


ユナはユカのその言葉に即答した。


「私ね、「奇跡」とか「偶然」とか、あんまり言いたくないんだ。なんかほら、たまたまみたいな感じするしさ。だから私は運命なんだと思う。神様が絶対にこうしてくれてるんだって私は思うんだ。そっちの方がなんかいいよ。ナユ君とサーラちゃんが出会ったのも運命。その2人に私たちが会ったのも運命。そう考えると、これからも4人でいることが当たり前だと思うけど?」


「運命か…」


ユカはその時、どことなく嬉しそうな感じをしていた。


「ユカ、ユナ、これからなんかイベントがあるらしいからこっち来ない?というか来て!」


「行くよ、お姉ちゃん」


ユナはユカに腕を引っ張られて走り出す。


そして、立たされたのは壇上だった。


「何が始まるの?」


「分かんない。でも、イベントがあるとだけ聞いたよ?」


『これからこの4人に、チーム名、二つ名を決めたいと思います!』


明らかにユカが嫌な顔をした。


「まずは、パーティーのリーダーからつけていこう」


冒険者はナユタらを置いて先々進行していく。


「そもそも、リーダーって誰なの?」


確かに知らない人も多いだろう。サーラがナユタのことをリーダーと呼んでいるから勘違いしている人も多そう。


「リーダーは、ユナです。サーラが俺をリーダーと呼んでいるのは昔の名残なんです。なんかこんな感じがいいですね。二つ名とかやめて、自由にお話しする方が俺は好きなんですけど…」


それを聞いて進行側は相談し、普通の質疑応答ぽいことをしようということになった。


それも意外と長く続き、宿に帰ったのはだいぶ遅い時間となった。

読んで下さりありがとうございます(`・ω・´)


よければ、ポイント評価や感想を書いていただけると嬉しいです(o^^o)


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