135 Cランク昇格試験
遅れてすいません_(:3 」∠)_
「はぁー、やっと許可をもらった…」
俺は試験を受けさせるのが不安でアレから当分受けさせていなかった。
環境も良さそうで実力も付いてきたので受けようとするのを止めるのをやめた。
「行ってくるね〜」
ユナが走ってギルドに向かう。
「お姉ちゃん、なんであんなに張り切ってるのか、分かんないな…」
「前から思ってたけど、姉妹、性格が全然違うよな」
「そう?そんなに違うとは思えないけど…」
「意外にもユナさんの方が活発だったりしますよね。ユカさんはなんだか活発と言うより、のびのびとしていると言った方がいいような気がします」
「それだ!のびのびとしているだね」
「それって褒められてるの?」
「まあ、悪いことは言ってないよ」
そう話しているうちにユナの受付が終わったようだ。
「場所を少し変えるらしい。ちょっと潜るらしいよ」
「潜るって…まさか?」
「まあ、詳しいことはギルドマスターに聞いた方がいいと思うよ?」
「そうね。行ってくるわ」
ギルドマスターのところに行って説明を聞いた。
「今回は行き来も含めて期限が10日だ。ここから少ししたところにレス洞窟がある。そこで生活してくれ」
「え?それだけ?」
「そうだけだ。何か質問があるか?」
「いや、こっちの話で…」
「ナユタ?環境がどうとか言ってなかったっけ?」
「ですよね〜怒りますよね〜」
それから数十分怒られた。
「注意事項を言っていいか?」
「あ、すいません…」
「今回は大規模な魔法はあまり控えていただきたいのだが…」
「俺らのパーティー、魔法使う人がほとんどなんですが…」
「だよな…まあ、洞窟を大規模に破壊しなかったら大丈夫だから…」
「ユカの大規模の炎魔法、サーラは最近成長してきて、だいぶ広範囲の風魔法、洞窟内では恐らく使い勝手が悪い弓と異様に破壊力が馬鹿高い長剣ですよ…?」
「そうだな…違うギルドに行って試験を受けることも出来るが、やらないだろ?」
ナユタ以外の3人が満場一致で頷く。
「まあ、比較的敵は少ないから大丈夫だと思うぞ。どうする?」
少しの間沈黙があって、ユカが口を開いた。
「ここまできたならやろうよ」
「まあ、危ないと思ったらすぐに戻ってくることだな」
「分かりました」
「レス洞窟への馬車は昼過ぎに出る。それまで準備する時間に当ててくれ」
そこからそれぞれ食料などを買って馬車に乗る。
「頑張ろうね」
これから10日間、出来るだけ安全に過ごしていこうと思った。
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