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やり直した人生は変えてくれる  作者: あるかり
130/307

130 護衛

「ちゃんと乗ったか?それじゃあ、行くぞ」


学園祭が終わった次の日は馬車がよく混むらしい。そこで冒険者が乗りやすくする方法として、護衛というものがあげられる。


「こんなちっこいので大丈夫かと心配していたが、まさかBランクだったのか。それだったら安心して行くことができる」


「だからと言っていきなり走り出すなんてことしないでくださいよ。俺らでも限度があるんだよ」


「分かってるよ。他の客もいるんだ。安全第一で走るよ」


馬車が走り出す。周りの馬車も一緒に走っており、ずっと先まで馬車が見えた。


「護衛さんたちが忙しくなるのは王都を抜けてからだ。頑張ってくれ」


本当に王都までは何も起こらなかった。前にいる馬車の護衛が倒したのか、もともといなかったのか分からないが、何も起こらなかった。


「どうする?前に乗るか?」


見渡しの良い前に座らせてくれるようだ。


「いいんですか?それでは前に座らせていただきます」


代表としての俺だけ前に乗った」


「少年はいつ頃冒険者になったんだ?」


「つい最近です。学園祭前日くらいですかね?」


「それは凄えな。急成長以上の成長をしてるじゃねえか」


「いや、冒険者になる前からモンスターは狩っていたので、実質一年くらいになります」


「そうか、それでも凄いさ」


「そんなに凄いって言わないでください…」


「おっ?照れてんのか?コンニャロ」


馬術師の人は、話しやすい人が多いような気がする。コミュニケーションとかも鍛えられているのかな。


「そういえば、モンスターが出たとしても、あまり叫ばないでくださいね。乗客がパニックになったりしますから」


「ああ、分かった。少年も、乗客がパニックにならないように護衛を頼むぞ」


「まあ、仕事ですからね」


そんな話をしていると、モンスターが出てきた。


「まあ、ざっと十数体ですか…」


「1人でいけんのか?」


「ちょっとだけ待っててください。サクッとやってきますから」


その言葉どうり、剣を振るだけでモンスターは倒れていった。


「さすがとしか言いようがないな」


「これくらいできておかないと、自信を持って護衛なんてできませんよ」


「そうか?引き続き頼んだぞ」


その日は、比較的モンスターの数が多く、数十体で襲ってくることが多かった。


サクサクと進めたおかげで昼には元いた街に到着できた。


「護衛、ありがとな」


「いえ、こちらこそ乗せていただきありがとうございました」


「私たち、何もしていないんだけど…」


「そろそろリーダーには敵がいることを知らせることを覚えて欲しいです」


「まあ、安全に来れたからいいんじゃない?」


「そろそろ戻らなければならない。それでは」


そう言って、馬車が引き返していった。


「ひとまずギルドよね」


「そうだな。俺の報告もしなきないけないしな」


こうして、またいつも同じような、少しだけ違う生活が戻ってきた。

読んで下さりありがとうございます(`・ω・´)


よければ、ポイント評価や感想を書いていただけると嬉しいです(o^^o)


ブックマークを付けてくださると、私が凄く喜びます。続きが読みたいな、気になるな、と思ったら是非、ブックマークをお願いします(*^ω^*)


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