127 相談
とても遅くなり、すいませんでした…
次の投稿時間を遅らせてください…
2時から3時の間に投稿したいと思います。
「失礼します。ナユタです」
「入っていいぞ」
ギルドマスターがまつ部屋に入る。
「すいません、待たせてしまって…」
「いや、もう少し遅いかと思っていたところだ。よくここまで早く来ることができたな」
「あそこに残っていても時間が経つだけですから」
「ナユタ君らしいな。まあ、座りな」
いつも通りにソファーに座る。
「まずは謝らせてくれ。ちゃんと調査出来なくてすまなかった」
「俺も何も気にせず森に行っていたんで、仕方ないですよ。しかも、俺が森に入るときにはあんなのいなかったですし」
「ここで、ナユタ君がやったこのことは嫌でもいろんなところに知られると思う。これからこのままここにいるのか、またどこか行くのか、どうか聞かせてくれないか?」
「今日か明日にはもうここを出るつもりです」
「そうか…ならちょっと細工をしなければならないな」
「細工って…何するつもりなんですか…」
「ランクだよ。今確か…」
「Eです」
「それをBくらいにしてほしい」
「なんでそんなことしなくてはならないんですか…」
「いろいろとあるんだよ…違うところに行くとなると、竜を討伐できるのにEランクとはどういうことだってなるからな…」
「でも、それをしたら詐欺っぽくなりません?」
「それでもしなくてはならないんだ」
「結局のところ?」
「察しが良くて助かる」
でも、ナユタはそのことを認めなかった。
「俺、そう言うのはちょっと…昇格試験受けるならまだしも…」
「ちょっと、待っててくれ…」
ギルドマスターは少し悩んで言葉を発した。
「これは俺から頼む。昇格試験を受けてくれ。頼む」
「それでいいんですか…」
「上にもちゃんと言っておく。どのランクでもいい。できれば高いランクのものを受けてくれないか?」
俺は少し考えてから答えた。
「今日中にクリアできる可能性のある昇格試験はありますか?」
「Bより下なら可能性はある。Aになると、場所を移動しなければならない」
「分かりました。Bを受けます」
「そうか。助かる」
ギルドマスターはホッとしている様子だ。
「内容は簡単だ。大型モンスターの討伐。それだけだ」
「大型モンスターとはどのようなものなんですか?」
「それぞれの種族には大型モンスターというものが存在する。いわゆるボスみたいなものだな」
「それを討伐すればいいと?」
「ああ。それだけだ」
「分かりました。行ってきます」
「今日の夕方には帰るのか?」
「遅くなるかもしれません。未知数ですから」
「わかった。ありがとう」
こうして昇格試験を受けることになった。
読んで下さりありがとうございます(`・ω・´)
よければ、ポイント評価や感想を書いていただけると嬉しいです(o^^o)
ブックマークを付けてくださると、私が凄く喜びます。続きが読みたいな、気になるな、と思ったら是非、ブックマークをお願いします(*^ω^*)
今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m