表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
やり直した人生は変えてくれる  作者: あるかり
123/307

123 森

遅れてすいません!!

「本当に来ないの?」


「ああ。したいことがあるからな」


「最終日で、しかもリーダーの師匠の人の決勝があるのよ?」


「外せない用事なんだ。すまないな」


「ちゃんとどうだったか説明できるようにしっかりと見てくるわよ」


「じゃあ、行ってくるわ」


「気をつけて」


見送ってから俺は外に出る。そのまま森に行ってモンスター狩りをする。


「魔剣、ザプリェットの性質をしっかりと知っておきたい」


あれから調べていくうちに、魔剣の名前が判明した。


ザプリェット。どんなものなのか、まだわからない。


俺は、早めに効果を知っておきたい。


だから、森に来て、モンスターを斬っていこうと思った。


「どいつでもいいんだが、出来るだけデカイやつがいいな」


そういうと、大きな影が自分覆いかかった。


上を見ると影の正体があった。


「なんでこんなとこに…まあ、ちょうどいいか」


竜の姿があった。その竜はナユタを見つけた途端に火を吐く。


「ちょっ!それは聞いてないよ」


周りは火が移りやすい木がたくさんある森だ。


こんな所で火を吐かれたら…


「うわっ!木が倒れてくるっ…早く広いところに出なきゃ…」


竜は悠々と空を飛んでいる。


「くそっ、もう少し低く飛んでくれたら魔法で捕まえれるんだが…」


竜はそんなこと構わず、また火を吐く。


「ああ"あ"、ちょっと待てよ!」


倒れてくる木も多くなり、避けづらくなってきた。


「うぐっ…どうすればいいんだよ…」


俺は必死に避け続ける。


先に開けているような場所を見つける。


「間に合えば、可能性は…」


もう引き返すことができない。まずはあそこにいくところから…


その時、竜が飛ぶスピードを上げ、俺の目の前に来る。そしてその竜が口を広げる。


それを見たときにはもう遅かった。目の前が真っ赤に染まっていた。


「もう、ダメ…」


俺は無意識に手で顔を隠す。


何が起こったか分からない。ただ、何にもならなかった。


「なにが…あっ!」


握っていた魔剣によって守られたものだと思われる。


その魔剣が竜が吐いた火を断ち切っていた。


「今なら…」


無限の鎖(カデナ)


竜はまた高くまで飛ぼうとしていたが、ギリギリで竜の尾を鎖が捕らえた。


鎖が竜を捕らえる間に俺は倒れかけていた木の上を走る。


「ここから跳べば…」


その大きな体を一つの剣で斬った。


『グウゥゥゥゥ!!』


竜が悲痛の叫びを上げる。


「これでもダメか…」


しばらくして、無抵抗になった竜がその場に墜ちる。


安心して後ろを振り向くと…


「あ…」


後ろの景色が火の海だった。

読んで下さりありがとうございます(`・ω・´)


よければ、ポイント評価や感想を書いていただけると嬉しいです(o^^o)


ブックマークを付けてくださると、私が凄く喜びます。続きが読みたいな、気になるな、と思ったら是非、ブックマークをお願いします(*^ω^*)


今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ