11 死後/転生
…分かりました。しかし、元いたところに生き返る、ということは難しいので、違う場所に生き返ることになります。それと、もう、自分から人生を終えないでください。私も見ていて辛くなります。
「ああ、死なないようにするよ」
そう答えたのと同時に俺は疑問に思うことがあった。全ての人がこうして生き返っているのかと。俺は、声に質問をした。
「死んだ奴はみんなこうして生き返るのか?」
…今回は特別なことです。名越さんの魂がまだ生きていることと、地球にある死体が傷口があまりなく、比較的綺麗だからできることです。誰かに見つけられていたり、出血が酷かったらできないことなんです。
そもそも、死んだ人の魂は消滅するものなのですよ。今回は例外なのです。死後の世界に魂があることなんて、今までなかったことなんです。
対処に困るので、生き返らせる、という結論になったのですよ。
少し難しいことを言われた。死後にも色々とあるのかもしれない。
…そろそろ転生の準備ができますよ。長らく話してくださりありがとうございました。結構楽しかったですよ。
俺もお礼を言った方がいいかもしれないな。
「こちらこそ。悔いのないようにやり直してみるよ。ところで、あなたは…」
…私は…すいません、答えられないのです。しかし、あなたを見守る者であることは確かですよ。
声にはこう言われた。
少しして声と会話を交わした俺は、力が抜けていった。
そして、地球では俺の死体は消え、ぶら下がった鎖だけが残った。
次から異世界での話になります(`・ω・´)
引き続き頑張って投稿していきたいです(*´꒳`*)
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