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新科学怪機≪ギルソード≫   作者: Tassy
2. 少女リリーナと戦乱の女兵士 編
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第13章 悪行の狂騒〈上〉(1)


 ダマスカスの翌朝は、思いのほか早く訪れた。



 早朝6時前から、リリーナはラティファに手綱を引っ張られ、地下豪を出て瓦礫の山々を登っていた。





「さ~て♪ 私達の秘密の野菜畑♪ うまく収穫できるかな~♪

 ……ってアンタ? フラッフラで顔色もスゴいけど……ちゃんと眠ったの……?」




「…えっ……なんか……考えごと……してたら……夜が……明けちゃって…」




 異境の地で過ごす疲労に加え、昨夜の『《通信》会話』から考え事や悩みは増大し、彼女は一睡もできなかったのだ。


 

 故に、彼女の虚ろな目には大きな隈をつくられ、華奢な身体はどこか左右にふらついている。



 見てると心配になってくる様子だ。



 とはいえ、さらに絶大なストレスの根源となる、両手の手錠と手綱で彼女を拘束しているのは、他の誰でもないラティファ本人なのだから。



 故に、「大丈夫?」などと、彼女からは軽々しく口にできなかった。




「ごめん……! 本当にごめん……! どうしても付き添って欲しい所があったからさ……! それが終わったら、ゆっくり寝てていいよ! ねっ……?」





「……ありがとう……でも大丈夫……寝るべき時に寝てなかった……私の落ち度だから……ラティファは気にしないで……」

 




「……わかった。早く済ませるから……! ……ほら! 着いた着いた♪」



 

 すっかり上機嫌なラティファの目線の先には、この一帯では見られないと思われた、意外な光景が広がっていた。



 そこには、約1.3ヘクタール程の地面が緑一色に覆われ、植物特有のほろ苦い緑の香りが引き立てられていた。



 ミニトマト、ズッキーニ、クレソン、そしてメロンなどが植えられ、その茎からは、熟れた食べ頃の実がちらほらと確認できる。




「すごい……こんなところで、野菜や果物って育つの……?」




「育たないわよ。その茎の下にあるのは、『特殊バイオ液」で無理に作り替えた『人造の土』が埋まってるわ。


 純粋な土の栄養じゃなくて、薬物で成分や微生物を強化した偽物の栄養で野菜を作ってる……


 取れる数も少数で、避難民達の0.5%の口にしか入らないけど……


 それでも子供達は、ここの野菜を大切に育てて、ここの収穫を楽しみにしてる……」





 ラティファはそう言いながら、握っていたリリーナの手綱を腰のベルトに結び直し、ポケットから小さな麻の袋を取り出して、熟れたミニトマトを摘み始める。





「わ……私も……手伝うよ……! 何でも言って……!」




「別にいいわよ。アンタの両手は手錠してるし、さらに右手だって大怪我してるじゃない!」





 ラティファは作業をしながら、リリーナの手を横目に見る。



 手錠の鎖に繋がれた彼女の右手は、分厚く巻かれた包帯が、再度血で赤黒く滲んでいた。



 だが、そんな状態にも関わらず、何かの助けになろうと、熟れたトマトを探し出して、器用に左手で摘もうとする。



 不思議なものだ。そんな不自由を強いた自分を、彼女は恨む様子が全く見られない。一体何故だろうか。





「リリーナ……あの……さぁ……」




「ん? ……どうしたの? ラティファ?」




「どうして私を憎んだり……殺そうとか思わないわけ……?


命を救った恩をさ、仇で返すようなことしてんのよ……?


それでいいわけ……?


それに、私から隙を見て逃げたり襲ったりすれば……アンタはすぐにでも自由になるじゃない……! どうして……?」





 ずっと納得でかなくて仕方がなかった言葉が、つい口から出てしまった。



もし自分が逆の立場であれば、こんな奴を助けるべきでなかったと、心底後悔しているはずなのに。



 ところが、次にリリーナの口から出た言葉は、実にその想像を裏切るものだった。





「ラティファ、自分を責めてるの……? ラティファは何も間違ったことしてないよ……?


 だって、こうして私を縛っているのって、得体の知れない怪物みたいな私から、みんなを守るためにやってるんでしょ?


 しかも監視役なんて危険なこと、自ら引き受けて……


 そんなの、普通の人だったら恐ろしくてできない。


 やっぱりラティファって、私すごいと思うよ……! 誇っていいことだよ……!」




「そんな……! どうしてなの……? ……アンタって……!」




 なんて純粋で心優しい少女なのだろう。



 リリーナのこの言葉で、その疑問は確信に変わっていく。



 彼女のような人間は、このような血に染まった地帯に留まるべきでない。



 ましてや鎖をつけて拘束するなど、もってのほか



 ラティファは作業の手を止めて、ミニトマトの茎を切っていたハサミを、リリーナの手錠を繋げる手綱に刃を当てる。



 もう、こんな愚かな行為を止めにしよう。



 その決意と葛藤が揺らいで、そのハサミで手綱を切ろうとした途端……





「あ~! ラティファ姉ちゃんま~た抜け駆けして野菜摘んでんじゃん! 俺達だって楽しみにしてんのに~!」





 背後から、少年の声が聞こえてきた。



 ラティファは慌ててハサミを地面に投げ捨てて、慌てて彼のほうへ振り向いた。





「ちょっと人聞きの悪い……! 外はもう危ないから私がやってんのよ……! てか……なんで外出てんのよ! 出ちゃダメだってアフメド司令が仰ってたじゃない……!」





「大丈夫だよ……! 怪しい人形とか拾ってねぇし……! 姉ちゃんと一緒なら恐くねぇもん!


 それより、さっき〈自由軍〉の人が姉ちゃんを探してたぜ! なんか緊急召集だってさぁ!」



 


「き……緊急……?」




 ラティファは、呼び掛けに即座に応じるべく荷物を全て置いて掛けだそうとしたが、リリーナをどうしようか一瞬戸惑ってしまう。





「大丈夫だよ? 私はここを離れないから。もし不安なら、その辺りの瓦礫や杭にロープを縛り付けるといいよ。私はできる限り、野菜の収穫を手伝ってるから……」




「そう……ごめん……! 終わったらすぐ戻るから……!」





 リリーナの助言に罪悪感を感じつつ、ラティファは言う通りに、目の前に刺さる錆びた杭にロープを縛り付ける。


 ハサミは手の届かない位置に放り投げて、一目散に地下豪の入口へと駆けていった。




◇◇◇◇◇◇





「申し訳ありません……! ラティファ=イスファハーン一等兵! ただいま遅れて参りました……!」





 息を切らしながら、ラティファは地下豪最深部にある作戦会議広間に駆け込んだ。


 そこには〈自由軍〉に属する兵士達だけでなく、多く避難民の老若男女、年端の行かない子供達まで、恐らく全体の8割であろう避難民達がこの狭き場所に集結していた。





「…ラティファか! ……そのまま奥まで来い! お前はここで()()を見ろ!」




「現……物……?」




 ラティファは少々首を傾げながら、密集する民々をかき分けて、その中心部へ辿り着くと__


 そこには司令官アフメドと腹心イザールの姿と共に、これまで彼女が目にしたことのない、恐ろしく奇妙な機械装置が3台そこに置かれている。




「な…! 何ですか……!? これ……?」




 見慣れもしない物体を前に、ラティファは困惑する。



 よく見ればカプセルのような、巨大な容器に見えなくもないのだが、大きさも人間1人分のそれ。まさか中に誰かが収容されてはいないだろうか、少々恐ろしい。




 

「まずは諸君! 落ち着きたまえ……! これは今すぐに害を及ぼす物ではない……!


イザール……! これが何なのか説明してやれ……!」





「え……? イザール……?」





 彼がそれについて何か知っているのか? では何故?



 そんな疑問など、到底ラティファだけが抱いているわけでもない。案の定、周囲にはどよめきが響き渡る。





「急な呼び掛けに応じてもらってすまない……!


だがどうしても、みんなには聞いてもらいたいんだ……!


今ここにある《コイツ》は……俺達の命運を左右する代物なんだ……!」





 イザールの言葉によって、どよめきは更に波紋を広げる。





「おい何だァ? もしや〈旧政府軍〉の連中を痛い目に遭わせる武器って事かァ?」





「まじかよ!? じゃあ早く言ってくれよ! ソイツは何だ? ミサイルか? それとも砲弾か?」





 〈自由軍〉の兵士や豪腕な民衆の男達は、そのうち興奮と喚起に酔いしれる中、イザールは顔色1つ変えることなく、ぴしゃりと物を言う。





「ミサイル? 砲弾? そんなちゃちなモンはここにありゃしねぇ……!


 いいか……!?


コイツはなァ……国1つ滅ぼす破壊兵器なんだよ……!」





 喚起に駆られる民衆の声は、いつの間にか混乱と震撼に変わり果て、凍りつくように失われる。




「オイオイ言っただろ……! ここに害を加えるヤツじゃねぇって……!


 だが逆に……《コイツ》を使えば〈あの連中〉を残さず灰にすることは容易すぎる……!


 だが……! 同時に代償が必要となる……!」




「代償……? って何だそりゃ……?」




「重要な点はなァ! この謎のカプセルみてぇな物体が兵器じゃねぇんだ!


この中に入ってる《ナノマシン》から形成される《ギルソード》ってヤツが……問題の破壊兵器なんだよ……!


面倒なことに《コイツ等》は単独で運用も保管ができねぇんだ……! 情報によれば……」





 イザールが言いかけた瞬間、その真実を事前に聞かされていたのか、司令アフメドは嘆くように目を瞑り、聞かぬふりをする。





「保管する『格納庫いれもの』は生きた人間の身体らしいんだ……!


つまり、代償はソイツの人間としての人生ってヤツだ……!」





 人々は愕然とする。そして瞬時に、民々のどよめきとざわめきは波動の如く衝撃を放つ。



 我々の命運のため、未来のため、生贄となるのは誰か。広げられる言葉の内容など、容易に理解できる。





「どうしたラティファ? 俺の説明に疑問があるのか……?」




「え? ……あぁいぃえ……別に……」





 一連の説明を聞いていたラティファは、どうも既視感と心当たりが、脳裏に引っかかって離れないでいた。何かが思い当たるような。




「ラティファお姉ちゃん……」




 すると背後から、2人の少女達の囁き声が聞こえる。



 振り向けば、声をかけたのは、戦火の中で命を助けられた少女ミーナと、見張りのときに《人形兵器》に殺されそうになった少女だった。



 やはりそうだ。既視感を心当たりを抱いていたのは、自分だけではなかったのだ。

 




「ん~? どうしたの? お2人さん……?」




「あのね……? あのおじさんがね……言ってることね……?」




「……うん……そうだね……これで分かったわ……!」





 思えば、それは心当たりではなく確信も同然だ。ラティファはそう思った。



 地下豪の出入り口付近で、少女の命を奪おうとしたあの《人形》。



 当初は幻覚でも見せられているのかと、我の正気を疑ったが、あれが物理的に創られない代物であるならば__


 《ナノマシン》とやらで生成された《ギルソード》だという理論も頷ける。



 何よりも、それを破壊した際に、()()が一瞬手にしていた、先端が雄花のように象られた《紅色の朱槍》。



 あれこそが、彼女の所有する《ギルソード》。



 そして、あの機械のような《紅色の瞳》も、それに関連する。



 何よりも、少女ミーナと自身が助けられた際に耳を打った、近距離で敵戦車やヘリなどが爆ぜる轟音、敵の兵士達の無惨な悲鳴。



 伏せていたがために見えなかったが、あれは間違いなく、《何か》を仕掛けたのだ。



 彼女のみぞ知る、《ギルソード》の強大な力を使って。


 



「……リリーナ=フェルメール……! アンタはどこまで知ってんの……? 何を私達に隠してんのよ……?」




「どうした……?またリリーナ君が何かあったのかね……?」




「………………ひゃぅ……!」




 迂闊だった。思わず漏れた独り言を、司令アフメド聞かれてしまったのだ。



 絶対に聞かれまいと自負するほどの微量な声だというのに、アフメドの耳は相当の地獄耳なことだ。10Hzの音波でも何かを聞き取ってしまうのではなかろうか。



 まだこの真相を察しをつかれては面倒なので、ここは雰囲気で無理に誤魔化す他はない。





「いやぁ……! そのぉ……ほら……! リリーナなら…なんか機械とか興味ありそうだし…?何か知ってるかもかな~なんて……!」





 アフメドが不思議そうに首を斜めに傾げた刹那、イザールの猛々しい怒声が響き渡る。





「だがここで1つ! 俺達の障壁となる大問題が発生している……! 笑ってんじゃねぇ!! テメェの責任だぞ!! ラティファ……!!」





「………………え……?」





 唐突に何を言われたのかと、ラティファは混乱し動揺する。





「とぼけんなよ?テメェ俺は言ったはずだ! ()()()を……この〈自由軍〉地下拠点に置いておくことは、俺は反対だってなぁ……!!」





 イザールは、激昂の形相をその顔面に作り上げ、ゆっくりと彼女の前に歩み寄った後、超薄型スマートフォンのディスプレイを、彼女のすぐ目の前に突きつけた。



 端末の画面には、ボイスレコーダーのアプリが起動されており、その表示画面には、とある会話記録が録音されていた。

 


 そして、旧西暦から始まる日付、『2473/7/12』と題名に記載されていたそれは、壮絶なノイズを合図に再生が開始される。





『ザザッ……! ……といった……況だ! ……ザーッ……ザッ……! 回収した《ギルソード》のデータを持って……ザッ! ……離れて合流………ザッ!……………後は…………落ち合う……お前の任務は…………ザザッ…!……………分かって……な? ……リリーナ!……ザザッ……!



 ……そっか……ユウ……は……ザザッ……目的……を果たした……ザッ……ね…マフィ……ザッ……窟って聞い………から………気じゃ……ザッ……よぉ………ザザッ…ザッー!』





 ある男女が、通信機能を用いて会話しているのは分かるが、周囲に小型電波妨害装置が散布されているのか、ノイズが酷くて会話の内容が掴めない。

 


 だが、回収、合流、といった、明らかに会話の重要点とも言えるキーワードだけがはっきりと聞き取れる。





『リリ……ナ…ザッ……気……分か……が……俺達……すべ…事は重大…ぞ……?放って………このダマ………ス…ザッ……地獄の………が広がるだろうよ……! 《アレ》………早急に……回収もし……は破壊……ろ…!』


 うん…《ギルソード》だね…急が…きゃ…《あれ》…絶対にダメ…! あんなの…殺し……て…絶……ザッ…ない…!」





『い……かリリーナ! 焦りは……だぞ?《ギルソード》……重要…機密だ!隠密に遂行……ろ……だ……ザッ……中でも……機密と……のは……


お前自身の《ギルソード》……能力だ……覚え………よ……!!』





 レコーダーの記録は、最後まで不快なノイズを唱えたまま、ここで途絶えた。




「《ギルソード》……回収? ……機密……? どういうこと……? 何を言っているの……?」





 思考回路は混乱し、ラティファは狼狽してしまう。





「この『会話記録』は、この《ギルソード》を持ち込んだ取引相手が、こいつと同時に俺に渡した……! これ以上の情報はない……!


 だが、あの女狐が俺達の拠点に潜伏して、この兵器ギルソードが流れ込んでくるのを、じっと待ちかまえていた可能性がある……!


恐らくはそいつを奪って……!」





「ちょっと待って……! まさか……! まさかリリーナがそれを〈旧政府軍〉に……!? その証拠は……!?」




「〈旧政府軍〉とも限らねぇだろ!! この一帯は殺し合いの地だ!〈聖地解放戦線〉や隣国のゲリラ組織達……ここは俺達の命を脅かす凶暴な連中しかいねぇ!!


 分からねぇんだよ! 奴が一体何の手先か……! だが分からねぇモン程恐ろしいモンはねぇんだよ……!


 だからアイツは驚異なんだ!!


 奴をあのままにすると、俺達の命が脅かされる……!」





 叫び訴えるイザールの瞳は、いつしか狂気に満ちたそれに変わっていく。


 少なくとも、ラティファからはそう感じられた。





「イザール……それで……どうする……の……?」




「はァ!? どうするって? 分かんねぇのかよお前……!」





 ラティファは、彼の思考は確実に予想がついていた。



 同時に、間違いであって欲しいと願った。最悪の予想。



 だが、もはや悪夢の事態から逃れられる術はない。



 やがて、狂気の瞳は、イザールからだけでなく、ここに集う全ての民々から、矢の雨のようにラティファへと突き刺さる。





「あの女を殺せ……! お前の手であの脅威を消せ……!!」





「待って……! ちょっと待ってよ……! あのは私を戦場で助けてくれたんだよ…!


 死地に身を晒してでも子供達まで守ってくれた……!


そりゃ……彼女は得体の知れない……だから私が監視してる……だからって殺すことないじゃない……!!」





「……何を根拠にそれを証明できるってんだよ……!!


 アイツは恩人だからか? 優しいからか……!? 馬鹿かテメェは!?


見せかけの罠だとか考えられねぇのかァ!?」





 静粛とした空気の中に、イザールの怒声だけが波動の如く地下豪に轟く。



 もはやラティファに見方などいなかった。司令アフメドはただ腕を前に組み黙するだけ、他の者はイザールと共に、矢を射るように彼女を凝視する。



 少女リリーナを慕っていた子供達さえも。



 

「これ以上の異論は聞かねぇぞ……? この地で苦しむ皆を救うためだ…! あの雌ガキをお前が殺せ……!!」



「…………………」




 打ちのめされ、絶望に心を染められたラティファは、イザールの命令に逆らうことはできなかった。




◇◇◇◇◇◇◇

作者「皆様がこの拙い作品をご覧くださり…そしてブックマークなさいました方々には…もう感謝の言葉もございません…これを励みに…精進して執筆してまいります……」


ユウキ「以上、死にそうな顔下24歳彼女なしドウ○イからの言葉でした。よくわかんねぇけど、コイツなりに頑張るらしいぞ?」


リリーナ「えぇっと…よ…よろしくお願いします…!」


作者「人生疲れた…」


ユウキ「そういうのは、ツイッターで呟こうな?」

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