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頭から離れないセリフ

 次の授業があるので、裏庭から急いで出ると龍と健太がもう制服に着替え終わって立っていた。

 龍はニヤリと気持ち悪い笑みをうかべている。


「さっき裏庭から出てきたの花園だろ。あいつと何話してたんだよ?えっ?」


 にやけた表情はろくでもないことを考えているに違いない。

 僕達がもっと重い話をしていたとは1ミリも思わないようだ。

 まぁ、それも仕方がないと頭では理解出来ても心は複雑に歪んだ。

 僕も龍と同じように世間話で盛り上がって笑いあったりしたい。

 普段の僕なら何想像してんだよ?と笑いながら言うだろう。

 しかし、今はそんな気分にはなれなかった。


「何でもない。龍には関係のないことさ。」

 

 それだけ言うと、更衣室に入った。


「また一人、不幸な現実と闘う人が増えるのか」 

 

 美麗の言葉が頭の中で鳴り響く。

 あれは何を意味しているのだろうか?

 美麗のどこか悲しげな表情が頭から離れない。

 何故母さんを知っているのだろうか。

 そんな疑問が次々と浮かぶ。

 今日母さんに聞こう。

 そんなことを考えながら僕は一人静かな更衣室で着替えを終えた。

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