完璧なる防御システム
小型媒体の地図をもとに、美麗の家に向かった。
行ってみると以外に近く、約10分でついた。
美麗の家はどこか違和感がある。
玄関前には360度映し出す、全方向自動最新式小型防犯カメラが設置されている。
普通の家にはないはずだ…
そんなことを考えていると、目の前の小型スクリーンのスイッチが入りいきなり問いかけてくる。
「ナニカゴヨウデスカ?」
その一言に軽く驚いた。
本人ではなく電子音が問いかけてきたからだ。
「花園美麗さんと会う約束をして、来ました。」
少し緊張した。
会社などの組織などは電子音が対応することがあっても、家では始めてだ。
多分あの防犯カメラが人を感知したのだろう。
「ワカリマシタ。ショウショウオマチクダサイ」
電子音は10秒位たった後。
「ドウゾ。オハイリクダサイ。カギヲカイジョシマシタ。」
一言そう言うと、目の前の扉が開く。
そこには何かいいたげな目で僕を見る美麗が立っていた。
「どうぞ。」
冷たい声がそれだけ言うと、素早く中に入っていった。
僕は急いで美麗の後を追い掛けた。
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