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1-3-4 「対 Aランク能力者3」

十四、7月21日午後4時17分 ひるがお市・霞町・中心街


松岡洋右はガラスの破片が飛び散った町の中心で煙草をくわえながら立っていた。彼の体の周りには風がらせん状にまとわりついている。これは銃弾等、外部の攻撃をシャットアウトするためのもので常時、彼の半径2mはこうなっていた。しかし、さっきは発動されていなかった。なぜなら敵である少年が自分の能力を暴走させていたため、むしろそうしている方が危険だったからだ。

しかし今、その風の壁は発動している。何故なら今その少年の能力は発動していない。

周りには松岡一人しか立っていなかったさっきまで自分と戦っていた少年は目の前で倒れている。能力は発動していないようだ。

勝因はポケットから右手を出して両手で戦ったことだ。最初からこうすればよかったのだろうが、少し余裕を持ちすぎた。相手が中学生とはいえ鉄パイプを持った相手に対して片手ではやはり厳しい。全然動かなかったのに無理やり引き出したためひどく傷む。ぶらんと下がった手のひらを見ると、むき出しになった肉の間から何か白いものが見えていたが、あれが骨だろうか。一瞬、自分の体ではないような気がした。

動かない腕をもう片方の手で無理やりポケットにねじ込む。それから目の前に転がっている血まみれの鉄パイプと、ボロボロの少年を見た。

死んではいないようだが少なくとも立てるような状態ではないらしい。所々、内出血した腕がだらりとこちらに向かって垂れており、本人はうつ伏せでぐったりと寝転がっている。

松岡は銃を構える。

「そこそこ楽しめたが・・・俺に勝つのは無理だったな」

安全装置を外すと、かちりと言う音がした。引き金に指をかける。

少年の体がピクリと動いた。うつぶせのまま何かを探すように手を探り、鉄パイプに触れるとそれをしっかりとつかんだ。

松岡はその鉄パイプをけり上げる。血まみれの棒きれは3mほど転がって少年の手に届かないところに到達した。

式場壮はうつぶせのまま顔を上げる。かなり不格好だったが体が動かないのでしょうがない。顔を上げた先には銃口が向いている。ずいぶん急な話だと思いはしたが別に焦ってもいなかった。

メガネ男は不敵な笑みを浮かべている。

「よう、死ぬ準備はできたか?」

「はあ・・・」

さてどうしようと考えたが何も思い浮かばない。腕を上げようと思ったが痛くて上がらない。骨が折れているのかもしれない。

ともかくとして銃口が目の前に向いているのだ。

「そう言えば能力が発動してないのか?俺の能力が暴走する気配がないんだが」

「能力能力って俺良くわかんないんですよね。実感ないし」

「(あ、こいつの能力、起動型だったか?)まあいい、とにかくお前もう少しで死ぬんだが、まあ良く健闘したということであの女の子のことは見逃しといてやるよ」

「やたら笹村さんを逃がそうとしますね」

「女の子は殺したくねェんだよ」

「・・・でもあなたが突風で巻き込んだ人たちの中には女性だっていますよね」

「たとえばアリの大軍を靴で踏みつぶして、そこに雌が混じってたとしても罪悪感なんて残るか?残っていたとしても2,3日すりゃ、きれいさっぱり忘れるだろ?」

「なるほど、そりゃそうですね」

「おまえな・・・なんかもう少し正義感とかないのか?なんかこう・・・人の命をなんだと思ってるんだ!!とか」

「しつこいですよ、そんな言っても何の得もないこと言うわけないじゃないですか」

「何だよ・・・ったく近ごろの若い者は」

「だいたいなんで人殺しが殺す相手に正義感求めてるんですか?あれですか?自分の足りないものを相手で補おうとする現象ですか?」

「何でもいいだろ?で、最後の言葉は?」

壮は一瞬だけ何も言わなくなった。松岡は少し不思議に思ったがそもそもさっきからこんな饒舌でいられる方がおかしいのだから何も言わないことにした。急に黙りこくった少年は上の空のような感じでほぼ真上を見ている。それから何か確信したように話しだした

「そうですね・・・そう言えば、その気流の壁ってどういう構造になってるんですか?」

「敵にそんなこと言うわけねぇだろ」

松岡の眼が一瞬だけ戦っていた時の眼に戻る。どうもこの少年の目つきが変わって、早く言えば疑わしかった。

「いいじゃないですか、減るもんじゃないし」

「言っておくが能力者の情報は国家最高機密だぞ、俺はこの国の最高戦力「王立神親衛隊」のメンバーだ。そんな安っぽく売るわけないだろ」

「命は金じゃ買えないんですから、いいじゃないですか」

「そんなハートフルな言葉を交渉に持ち出してくるお前が怖いよ・・・ま、冥土の土産った奴だ。せいぜい聞いとけ。俺の能力は気流を操作するんだが、まず気流をらせん状に体にまとう。んでもってそこに何かが侵入してくると、俺は能力で気流の動きが感知できるから、操作している気流が乱れた、つまりその領域内に異物が侵入したということが観測できるわけだ。そこで突風を起こすとその侵入した者をシャットアウトできる。ということだ。」

「へぇ・・・結構単純なんですね」

「まあ大抵は力任せに風を起こせばこの街みたいに木っ端みじんだが。そういえば何でこんなこと知りたかったんだ?まあいい。で、これで思い起こすことはないか?」

「そう言えば・・・空飛べるんですか!?」

「飛べるが・・・」

「凄いですね!びっくりですよ!」

少年の眼は思春期がおとずれる前の虫取り少年のように輝いていた。松岡は不意を突かれたように呆れた顔をした。

「ああ、そうか・・・(疑った俺がバカだったのかもしれん。よく考えたらこんな状況で策らしい策もないだろう。)」

「んー、俺、視力2.0なんですよ」

壮は体をうねらせていたくないようにしながら徐々にうつぶせの状態から座った状態になりながらつぶやくように言う。ガラス片のじゃりじゃりした音が耳ざわりだった。

気のせいだろうか、松岡はこの少年の口元が一瞬だけ、心なしか緩んだような気がした。

「・・・それがどうかしたのか?」

「俺、眼が悪い人の事はよくわかんないんですけど、メガネの人って視野が狭いような気がするんですよ」

と言いながら壮は足もとに着いたガラスの粉を払おうと上が動かないため息を拭きかけている。表情はさっきの通り感情のない顔、ただ松岡にはそれが作られたものに見えて仕方なかった。

「だからそれがどうしたんだ?」

「気流はらせん状に体を回っている。感知できるのは操作している気流だけ・・・能力っていうの結構、本人の人格が出るんですかね?」

「だからなにが言いたいんだ!?」

「眼鏡っていうのは真上がレンズかかってないからよく見えないんだと思うんですよ。だから自然と真上を見なくなる。気流がらせん状なのもそういうところの表れですね。たとえば上から人が降ってくる。それもあなたのその能力の効果範囲をすり抜ける。・・・つまり真上から。でもあなたのそのらせん状の気流じゃそれを感知できない」

「あのな・・・真上って言っても空いてるのは俺の体の直径分、そんなところにすっぽり入るなんて奇跡だぞ、だいたい何でそんな自殺行為をするやつがいるんだ?」

「それはわかんないんですけど・・・とりあえず上向いてみたらどうですか?」

松岡は「なにいってんだこいつ」という感じで上を向くと、

何かがまっすぐこちらに落ちているのが見えた。それが何なのかは知覚できなかった。その物体との距離があまりにも遠くて見えなかったのではない。その物体との距離があまりにも近すぎてわからなかったのだ。

それがさっきの少女だったと認識できた時にはすでに地面に叩きつけられていた。


十五、7月21日午後4時21分 ひるがお市・霞町・中心街


「まさかビルから飛び降りてくるとは思わなかったな・・・大丈夫?」

「ん・・・足折れてるかも」

「だ、大丈夫?(むしろその程度で済んでる方がすごいよ)」

二人は荒涼とした街の中、座り込んでしゃべっていた。厳密には好きで座っているのではなく、立ち上がれないだけなのだが。商社ビルから決死のダイブを決行した絵真に巻き込まれて頭を強打したAランク能力者、松岡洋右は二人のすぐ横で気を失っている。もしかしたら死んだのではないかと思うぐらい動かない。

あざだらけの腕をぶらりと地面に垂らした壮は、何か思い出したような表情になって、動かない足をどうにかしようと懸命に努力している絵真を見る。

「そう言えば黒服ってこの人も入れて5人いたよね?あと一人は?」

「見つけたよ、ビルの中で」

「倒したの?」

「それがよくわかんないんだよ。おじいさんと話してたと思ったら急に出てきて、そこからの記憶があんまりないんだけど・・・倒したんじゃないかな?」

「そんな無責任な・・・で、これからどうするの?」

「とりあえず何事もなかったように罪のない現地住民にまぎれて政府の保護を受けるのが妥当だね、でもさすがにAランク能力者の隣にいたら怪しまれるからここから離れたほうがいいと思う」

「でもどうやって?俺は多分捻挫してるし、笹村さんは骨折してるんでしょ?」

「・・・這いずり回って行くっていうのは?」

「俺は遠慮しとくよ・・・」

「それと、つかさ君に報告することがあるんだけど」

「何?俺もう歩けもしないよ」

「後ろに敵がいる」

壮が後ろを振り向くと黒服がいた。いや、正しくはスーツの男性。黒服ではない。見た目は若かったが、体格は平凡でスーツはよれよれ、さっきまで戦っていたプロのような雰囲気が見受けられない。しがないサラリーマンといった感じだ。ただ、普通のサラリーマンと明らかに違う点は眼、一般的な、何事もなく人生を過ごしている人間とは全く違う、強い感情のともった眼をしている。それが普通とは違う人間であることを証明していた。そう、殺気のない、松岡をネコ科の猛獣とするなら何かを極めた達人のような感じだった。

男はめんどくさそうな目で二人の隣に横たわる松岡を見て、その後ゆっくりと二人の方に目をスライドさせ、一つため息をついた。

「はぁ、松岡さんやられちゃったのかぁ、めんどくさいなぁ・・・」

絵真は銃を構える。が、構えた瞬間に銃を持つ手にとてつもない力が加わり、結果として銃は5m後方に吹き飛ばされた。

男は表情一つ変えない。

「勘違いしないでほしいなぁ、僕に敵意はないんだけど・・・」

「つかさ君!銃出して!!」

「う、うん」

壮手をぎこちなく動かしポケットから銃を取り出して絵真に手渡す。それを受け取るなり安全装置を取り外して発砲する。

発射された銃弾は1秒もかからず男の前に到達するが、彼を傷つけるには至らない。

男は眼にもとまらぬ銃弾を目のもとまらぬスピードではたき落とした。たたき落とされたことで軌道を変えた銃は地面に当たって跳ね返り、再び男の目の前に到達するが、彼は表情一つ変えぬままものすごいスピードで手を動かしてそれを人差し指と中指で掴んだ。

「んー、忠告しとくけどさ…僕には勝てないと思うよ・・・きっと」

壮は目の前で起きたもう実力差と呼べないような、圧倒的な違いに茫然としていた。松岡の風起こしは「魔法」のようなあまりにも非現実的な、本人の起こしている実感がわかないようなものだったが、この男の持っている力、(おそらく能力)はリアルだった。今、実際、目の前で起きたのだ。早すぎてほとんど見えなかったが、何が起きたのかだけはわかった。

「あ、あなたは・・・?」

とりあえず冷静になった絵真は神妙な面持ちで問いかける。男は腑抜けた表情のまま大きく欠伸をした。

「ああ、僕は王立直属親衛隊の矢島駆やじまかけるっていうんだけど、あ、松岡さんの同僚だよ。」

「お、俺たちはどうなるんですか?」

「まあまあそんなに話を急がないで・・・ほら、死にたくないでしょ?」

「(殺される!!)」

壮は震える手でポケットに入ったもう一本の銃を握りしめる。無駄かもしれないが、生き残りたかった。が、銃を取り出そうとした瞬間手が何らかのような圧力を受けて腕が持って行かれ、銃は手から離れて宙を舞う。手に激痛が走った。

「ッッ・・・!!」

「とりあえず敵意を持つのはやめてほしいんだよね…ほら、なんていうか、命取りだよ」

「すみません・・・」

試すまでもなかった実力差を痛感して壮は視線を落とす。矢島と名乗った男は慌てたように

「いやいや、謝らなくてもいいんだよ、なんか僕がいじめたみたいになっちゃうからさ。と、とりあえずAランク能力者をたった二人で破ったのはすごいと思うよ。それを上に掛け合えばなんとなく適当な処置は受けられると思うんだ。もちろん僕もお願いしてみるよ」

「それを信じろと?」

「さっ、笹村さんッ!なんか声がとげとげしいよ!」

「敵だよ!?つかさ君がリラックスしすぎなの!」

「ま、まあ、無理に信じろとは言わないけど、と、とりあえず死ななくて済むと思うよ」

矢島は頭をかきながら申し訳なさそうに言う。それを見て壮は思考に入った。果たしてこの男を信用してもいいのだろうか。・・・

「・・・じゃあ、信じます!」

「つかさ君、あんまり敵の言うことに耳を傾けちゃだめだと思うんだけど」

自信満々に言い放った壮を諭すように絵真が制す。が壮は勢いを止めない。なおも自信満々に話し続ける。

「このまま戦っても勝てないなら最善の方法を選ぶのが基本だよ。大体、そこで倒れてる松岡って人も結構いい人だったしさ」

「そこまで言うなら別にいいけど・・・」

このやり取り中ずっと携帯電話で何か打ち込んでいた矢島はようやくやり取りが終わったかという感じで電話を閉じ、身振り手振りを交えつつ話し始めた。

「とりあえず君たちには選択肢が二つ残ってる。一つはこのままここにいて警察かなんかに発見され逮捕→極刑、」

「それは避けたいです」

「もう一つなんだけど・・・ここではちょっと話せないかな、一応、国家機密事項だし。とりあえずこの場から離れたほうがいいかな」

「あの・・・僕ら立てないんですけど」

「えー、僕の同僚に瞬間移動能力者テレポーターいないしな・・・あ、松岡さんが一人連れてたよね?連絡してみるか・・・」

「え?そのなんていうか・・・その」

「あー、殺っちゃったのかぁ」

「まずかったですか?」

「あの人は人間を移動できなかったから別にいいんだけどさ、うーん・・とりあえず目的地まで連れて行こうと思うんだけどさ、普通に持ち運んでもいいけど多分痛みで暴れると思うんだ」

「じゃあどうするんですか?」

「んー、そうだね。眠ってもらうよ」

矢島はよれよれのスーツの、ボロボロの内ポケットから整髪料の缶のようなものを取り出す。缶にはマジックの雑な字で「眠るやつ」と書いてある。

「・・・それで寝れるんですね?」

「うん・・・あ、ごめん!それ「永遠に」眠るやつだ。」

「・・・それ、僕らが吸ってたらどうなってたんですか?」

「どうなってたって・・・死んでけど?」

「けっこう軽く言いますね・・・」

「まぁ、それはそうと、はい、これだね」

矢島は缶が入っていたポケットの中にあった、もう一つの缶を手に取る。缶にはこれまだ雑な字で「永遠にではなく普通に寝れるやつ」と書かれている。

「眼を閉じててね。一応目に入るといけないから」

「ああ、はい」

矢島が缶の頭に着いた突起を押すと、先に着いたノズルから期待が二人に向けて発射される。壮は顔に風が当たったことを感じた。「あ、一瞬で寝るわけではないんだな」と思ったが、どんどん意識が遠のいていって・・・・

矢島駆は大きくため息をつく。やるべきことが山積みだ。とりあえず倒れている三人の輸送。今回起こった事の後処理だ。

「(さてと、大体、松岡さんは街を壊し過ぎなんだよなぁ。自分の能力と立場わかってるのかなぁ?壊すよりその後の処理のほうが大変なんだってことを知るべきだよホントに。といっても僕もどちらかといえば壊す側だけど)」

辺りを見渡すと、街路樹は根元から折れ、外套はねじ曲がり、ビルのガラスは歯が抜け落ちたようになくなっていて、ことごとく道端に破片になって散らばっている。飛ばされている車もちらほらあった。

矢島は異変に気付く。

「(ちょっと待った。規模大きすぎないか?)」

松岡の能力は強力でも所詮は風起こし、車を吹き飛ばすなんて相当な強風だ。そんな大きな力を発動したら自分にも被害が出ないとも限らない。いくら松岡が暴君でもそんな事をやるはずがない。リスクが大きすぎる。そもそも松岡の限界風速は100m弱、そこまでにいたらない。だとすると、何かしらの影響で能力が暴走でもしたのだろうか、ごくたまに能力が暴走するとそれまで自分が抑えていたリミッターが外れて大きな力が発動する能力があると聞いたことがあった。もしかしたら、それなのかもしれない。それはいい。あまり大きな問題ではない。問題は・・・

「(これだけ暴風が起きて倒れている人が一人もいない!!)」

暴風の規模を考えれば死者が出ていてもおかしくないはずなのに街には倒れている人どころか一般人の姿が見受けられない。まるで最初から誰もいなかったように閑散としている。しかもだ、矢島は事前に松岡の部下から死傷者の数が多いと連絡を受けていた。それなのに、だ。奇妙、奇妙すぎる。

「(この街で何かが起きたことは確実だな・・・)」

矢島は胸ポケットを漁り、たばこの箱のようなものを取り出す、が彼は非喫煙者だ。中身はチョコレート、メーカー名の書かれた包装紙をめくってチョコレートを咥え、一息ついた。それからぐっすり眠っている少年少女を見据え、何かしら考えてみる。が、結論は出なかった。矢島はチョコレートを飲み込み、連絡用の携帯電話を松岡のそばに置く。画面はメモ欄で「これで適当に帰ってください」と書かれている。それから少年と少女をそれぞれ小脇に抱える。合計で80キロを超えるはずだが矢島は汗一つかかない。

「(まあいい、僕は僕のできることをしよう)」

そうしてまだ日の高い太陽のほうへ向かって歩き出した。


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