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俺の描いた物語による末路 ~300人の小説家のバトルロワイアル~  作者: この星にいる誰か
第3章「狂愛と その目に見える ”僕TUEEE”」
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作者「お久しぶりです。この1話だけで情報量がとんでもないです。あと宣伝みたいになりますが、新作出しました。」



【三人称視点】


進「情報量が多すぎて整理できない……これでも話そうとしてたことは全部じゃないんですよね?」


カグラ「えぇ。本当はもっと教えたいことがあるんだけど、その……あなたの中にいる寄生人格の事を信用できなくて。」


進「でも、そんな……僕が()()()()()()()()()()?それに、()()()()……未神(みかみ) 遼二(りょうじ)……っていうんだ……」


今まで昔の自分への興味が薄かった進だったが、情報の分厚さによって気になり始めていた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


(十数分前~今の間)


カグラ「その寄生人格が言ってた通り、私はあなた達がバトルしてる異世界の元神様なの。救世主になり得るあなたには説明しなきゃいけないわ。世界B0の事。そして、私たちが今いる場所の事。」


進(僕の〇貞を勝手に捨てた人が凄い事を言おうとしているんだけど……)

圭?(俺……否、もう隠せないな。赤根 圭は〇貞のまま死んでいったけどな。)


カグラ「その話はなかったことにして。私が襲ったあなたはあくまで霊体のあなたで、本体は〇貞のままだから。」


進「えっ?」


カグラ「それよりも……私たちが今いるのは、”冥界”なの。ここの冥界は世界B0だけじゃなくて、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()の死者もここに来る。死んだ人達は意識自体はあるけど、体は魂だけで実体はない。でもあなたは……」


圭?(待て、()()()()()()()()()とは何だ?”世界”は圭達が住んでいた世界A0とお前らがいた世界B0だけのはずだが?)


カグラ「……ごめんなさい救世主様。全て話そうとしたけど、一部の事だけ話すわ……少し嘘も交えて。」


圭?(は?おい、どういうことだ。まさか俺の事が信用できなくなったか?)


カグラ「あなたの正体、もしかしたらだけど……()()()の側近かもしれないし。」


進「あの……いや、その、さっきから言ってる”世界B0”って……それに、世界A0っていう新しい専門用語みたいのも出てきて……」


カグラ「あっ……そうね。まず、世界B0っていうのは、あなた達がバトルしてる世界……異世界の名称ね。でも、世界B0は神官による情報のお漏らしによって、B0の住民は知ってて当然なんだけど……なんで寄生人格は”世界A0”の事まで知ってるんだろう?」


進「神官?」


カグラ「この世界における神官っていうのは……昔と今で意味合いが違うけど、あなたの考える神官は多分昔の方。今は……世界A0から勝手に人を呼び出して……その人を”神”という名の奴隷にして……!」


進(世界A0……偽物の圭が言うには、僕たちがいた世界……)


カグラ「昔は神らしいことをして、好きなように死ねたの。私も……今生きてるけど、その世代だった。」


進「……え?つまり、その……カグラさん……」

カグラ「カグラで良いよ。むしろそう呼んでほしい。」


進「……カグラは元々僕らの世界の人で、100万年位前から神様をしてたって事……?」


カグラ「さすが救世主様、飲み込みが早いわ。私はあなたと同じ日本人なの。あ、私の()()()()()()の名前は神楽坂(かぐらざか) 数多(あまた)。よろしくね。」


進(凄い話。でも、なんで?そんなに僕らの世界から呼び出してるなら、()()()()()()()()()()()()()なのに……)


カグラ「実は世界A0には()()()()()があって……これはまたいつか話すわ。寄生人格がいなくなったら、その……二人きりで説明したくて。」


圭?(よほど俺の事を警戒してくるんだな。俺はお前に色々問い詰めたいところだが……これだけは教えてくれないか?どうして進は自身の記憶をなくしただけじゃなく、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


カグラ「え?どうして私が知ってると思うの……?」


圭?(……俺の推測にはなるが、世界A0の人が世界B0に関連する出来事が起こると、世界A0からその人の情報が消える。それを”世界A0のある性質”によるものならば、進を誰も覚えてなかったのは、世界B0と何かしらの関わりがあったからじゃないのか?)


進(凄い推測……)


カグラ「……全部じゃないけど、救世主様。あなたの過去を教えるわ。」


進「僕の、過去?」


カグラ「あなたの本当の名前は……”未神 遼二”。川崎付近に住んでいた小学生だった。」


進「え?」


カグラ「あなたが記憶をなくしてる理由は……ごめんなさい、私にも分からないの。でも、これだけは知ってる。あなたは8()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()わ……でもあなたはこうして生きている。私はこれを”あなたが先代神の生まれ変わりだから”だと思ってる。」


進「え?え?」


進(僕が……既に死んでいる? 今もバトロワで死んでるけど。)


カグラ「もし私と同じ位の世代の神が、死に際に”来世でも同じ能力を使いたい”とか願ったら、多分世界A0でも同じ能力は使える。それが、もし”生き返る”とかそういう能力だったら、あなたが生きててもおかしくないわ。」


進(僕が先代の神の……そんなはず……いや、でも……その推測なら僕が死んでも記憶が消えて生きていた説明にもなる……)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


話が一段落ついた。進は自分や様々な世界の話をされて疲れていた。


進「未神、遼二……ねぇ……」


カグラ「色々説明したね。まぁ後々改めて色々教えるけど、私から一つお願いがあるの。」


進「……え?」


カグラ「救世主様には……絶対にこのバトルロワイアルを勝ち残って、黒幕となる主催者がいる場所に行って欲しいの。」


進「黒幕を……?」


カグラ「私は冥界から”世界B0”を覗けるんだけど、黒幕のいる場所が何故か覗けなくて……だからその場所に行って、黒幕の場所を特定して欲しいんだけど……良いかな?」


進「僕が確実に勝ち残れるとは言い切れないけど……」


カグラ「……そういうと思って、私はあなたに()()()()()に行って貰おうと思うんだ。」


進「とある世界……?A0でもB0でもなく……?」


圭?(俺が一番知りたかった所だな。何だ、C0とでも言うのか?)


カグラ「世界A0B88888888A……私が適当に決めた、魔法が盛んな世界だけど、そこで1()8()()()()して貰うわ。あなたの意識をこれから生まれる子供に入れて。」


進(世界の名称長……ってか、え?18年?)


カグラ「私には、霊体とか魂とかを別世界の”魂のない人の体”に入れる力があるの。だけど、送った魂がその世界にいられる時間には限りがあって、18年までしか滞在できないの。それが過ぎたら冥界に戻ってくる。そしてその18年間は、送った世界とこの冥界以外の全ての世界の時間が止まる……」


進(……18年。)


カグラ「その……ごめんなさい。()()()()()()()だから……」


進「いや、いい……」


進(僕が死んだときに霊体になったのは、ギャグの力のおかげ……いつ霊体じゃなくなるか分からないけど、18年間しっかり修行して、生き残れるようにしないと。黒幕を探すのもあるけど、やっぱり圭を諦めきれない……)


カグラ「あ、一応向こうで使えてた氷魔法とかはそのままだから、向こうの世界でも使えるよ。」


進(……なんでここでは使えなかったんだろう。まあいいや。)


カグラ「寄生人格も一緒に行っちゃうのは少し心配だけど……今から送るね。じゃあ、18年間頑張ってね!私が適当に決めた世界だからその世界の事ほとんど知らないけど、頑張って!」


進(えぇ……不安しかないんだけど……)


こうして進(遼二)、そして何かしら知っている偽物の圭は、異世界に修行に行くのだった。

その修行の内容は、また別の話……


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