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作者「2章終了まであと3話。ちょうちょうつよびじょーズとかいう過去の自分の謎設定を片付けたかった。でも、彼女はちゃんとしなきゃいけないんだよね。」



【桐島 剛】


な、何故あいつが……風真の技を!?

あいつの書いた小説はなんだ!?


それよりも、あのリーダーみたいに真ん中にいる女の子……

どうやって瞬時に近づき、そして瞬時に距離を取れた?

まさか……時間停止か!?


「うあぁ!?」


清水の放った麻痺の付与により、何人かが苦しみ始めたが……


「《夢手術》。」


……左から2番目の人が即座に回復させた。


「あ、ありがとう海莉ちゃん!」


「……ねぇ、ここは一人ずつ確実に潰した方が良くない?」


ご主人様と思わしき男がそう言う。


「……なんでかは知らないけど、この城にはからくりがあって、この椅子に座ってる人は城の中にいる人物を好きな階の好きな位置に移動させることが出来るんだよねぇ。」


……もはや小説とか関係なしに、この異世界の産物を使ってるんだが。

一人ずつ……数を分散させる気か。


俺たちは清水含めて6人。向こうはあの男を含めなければ6人。

だが……俺は今戦えそうにない。ここでトドメを刺す気か。


(ポチッ!)


男がボタンを押すと、俺とリーダーの女の子以外がこの場から消えた。

まずい……!また時間停止でもされたら、今度こそ俺は……死ぬ……!?


(スタッ……スタッ……)


「……誰だ?」


足音が聞こえる。



「僕が相手する。」


進!?

なんで……なんで、()()()()()()()()そんな!?


「お、おい、あんなに吹っ飛ばされたのに、なんでここまですぐに!?」


「……ギャグかな。」


ギャグで片付けられる話か!?


「とりあえず、そこの女子とは僕が相手する。剛は…………頑張って。」


そう進が言った直後、豚田によって2人はどこかに飛ばされていった。


「じゃあ僕はぁ、君の相手をすれば良いね。」


こいつが洗脳の能力を持っているのは分かるが、その他にも戦闘用のスキルとかがあるのか?

小説は自由だ。キャラクターにはどんな設定もつけられる。

例え、それが強すぎる能力だとしても……くっ!動けない!



【三人称視点】


6組の戦いの中でも見どころのある戦いが2組……


大西「あなたが私の相手……安藤 咲良。」


安藤「苗字は名乗ってないはずなのになんで?」


大西「……相手に自分の能力を教えるわけないでしょ。」


安藤「いや、色々聞きたいんだけどぉ……なんであんたはご主人様に付かないわけ?女なら皆付いてるのにさぁ。」


大西「……!それは……私にも分からないよ。」


安藤「本当ぉ?まぁいいや、うち はあんたを殺せばご主人様が喜んでくれるし。」


大西「《ファイヤーボール》!」


大西のファイヤーボールが数発放たれる。それに対し安藤は全てを避ける。

そして……オリンピック選手並みの速度で大西に近づく。


大西「え…!?《サンダービーム》!」


雷の光線さえも安藤は躱し、包丁で大西の右腕を切りつける。


大西「うっ……!? どういうこと?あなたの能力が書かれてない!?作品は……《フィジカルは魔法を砕く》?」


安藤「そこまで分かる訳?まぁうちは弟のパソコンを借りて、そこで小説の編集ページを開いただけで作者扱いにされて召喚されたから、能力なんて何にも知らないけど、なんかスポーツ選手みたいに身軽なんだよねぇ!」


大西「能力なしのフィジカルだけで、こんな強さが!?」


安藤「今の攻撃で右腕は負傷して使えないはず。じゃあ……!」


大西「《アイスニードル》!」


安藤「うわっ!?」


大西「負傷しただけで使えないわけじゃないから……うっ」


安藤「でも今大きく外れたってことは、実質使えないって事じゃん。じゃあトドメだ!」


大西に包丁が降りかかる。大西は残り残機1。ここで死んだら復活できない。


??「させない。神よ!雷を一点集中させ撃ってくだされ!《デンキビーム》!」


安藤「えっ」


安藤はバク転で避ける。


相上「大西、大丈夫?」


大西「相上……!倒せたの?」


相上「分からない、突然姿を消した。これで2対1を……」


??「ふっ!」


相上「……ん?」


相上の顔の真横を手術等に使うメスが通り過ぎた。相上にとって間一髪だった。


安藤「海莉!」


大西「あいつは……李 海莉。《戦闘外科医ひぃちゃん》?」


相上(どっかで聞いたことがある称号……)


李「あなたの電撃から隠れて、チャンスを待ってただけ。まさか部屋から離れてるのは予想外だったけど、これで2対2の状況を作れたね。」


安藤「うん!海莉は回復メインだからね!」


大西「ここは……さっきの回復を見てたら、少しまずいかも……」


試合は2対2と……


いや……


??「包丁もメスも、人を傷つけるための道具ではない。人を笑顔にする道具だ。」


割橋の乱入で3対2となった。


……3人も必要ない。


安藤「海莉!ちゃんと回復お願いね!」


李「分かってる。」


安藤「人を笑顔にする道具?その言葉が正しいなら、誰も包丁に怯えないはずだけど?はあぁ!」


割橋「……ふっ!」


(ボオオォォ!)


「うわあぁ!?」


(……グオオォォ!)


安藤「熱い、熱い!?ちょ、海莉ちゃん!かいふ……」


李「姿が見えないと回復できない……」


安藤「は?え、ちょ……」


初っ端から無詠唱で桐島の魔法を使いこなせる程に強い割橋にとっては、1対2でも十分だった。

安藤は炎に包まれて……死んだように見えた。

しかし、割橋には見えていた。安藤が窓から逃げたことに。

ただ、割橋にとってはそれで良かったのかもしれない。


大西「割橋……凄いね……」


相上(あの2人は強いはずなのに、噛ませ犬みたいになってる……)


李「嘘……?咲良が死んだ?」


相上「……!神よ、天から放たれる一般の雷を圧縮してくだされ!《デンキサンダー》!」


李が動揺している隙に、相上が攻撃する。


李「へ?嘘……ああぁぁぁ!!」


相上によって放たれた電撃により体内が感電し、李は死亡した。


相上「そっちの相手は……死んだ?」


割橋「気絶させた。俺が罪のない人を殺したことがあると思うか?」


相上(今……でも死体が確認できてない。割橋は……生かした?それとも……)


大西「じゃあ、桐島のところに向かおう。」



【渡辺 進】


「あなたは一体誰なの?報告にあった仮面をつけてないし、後から出てきたし、それに……なんで?どこか……()()()()()()がする……?」


え……人の臭い嗅いでる……うわっ……


「懐かしい?何が?とりあえず、お……僕は君を殺して先に進ませてもらうから。」


すごい……途中気になるところはあるけど、ちゃんと()()()()()()……偽物の圭。


奈珠波、修也、そして割橋は勝利。壮真と清水は……?

そして……様子のおかしい進とリーダー格の結の勝負が始まる!

”どこか懐かしい臭いがする”。この言葉に込められた意味とは……

勝負の行方は?そして桐島はどうなっているのか!?

次回『削る』

つづく!

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