着く
作者「ホラ見ろよ見ろよ、みんな大好きな『主役の女装回』です。……画像はなんとなくで書いた、進(女装)の下書きです。ピンクや紫を意識した服装でスカートやストッキングを着ているので女装……とは言い切れないけど女装のはず。」
【渡辺 進】
「風真はこの先に城があるって言ってたが……あそこか?」
剛を先頭に僕らは向かっており、そろそろ着きそうだった。
「あの城……見た感じ、警備が厳重そうですね。」
城の前には、洗脳された女子が武器を持って門番をしていた。
「あの子は……門前 杏奈。『社長令嬢の和やかな5年』という作品を書いてる人で、戦闘するような能力はなさそうだけど……見て、今までの洗脳されてたより深く真っ赤な目。何か嫌な予感がする……戦わない方が良さそう。」
大西が自前の鑑定スキルで鑑定してくれる。
さっきまで喋ってなかったから、なんで僕の予想通り本当に会ってるのか聞けなかった。
それに、剛らといる時はため口……まぁこれは僕以外は学校の先輩でも何でもないからかな?
それよりも……確かにあの目、今まで見た誰よりも染まっている。
あの目は洗脳を意味していると思うけど、その他にも何か……?
「戦わないようにする……って言われても、どうする?」
「…………女装。」
……ん?
「……女装でごまかす。」
「……は?何言ってんだ修也?」
「……奴を倒すんじゃなかったのか?だとすれば、戦う覚悟があった方がいいだろう。」
「……体力の消耗を抑えたい。」
まぁ、一理あるかも……僕は絶対……とは言わないけど、恥ずかしいから嫌だ。
「……俺女装できなくないか?」
そう告げた剛は、大柄な体格をしてるから分かりやすく、割橋も……どう見ても”男”らしさが前面に出ており、女装してもすぐバレそうだ。
「じゃあじゃあ井東君。女装を……」
僕は井東に女装させようとしたが……
「何言ってるんですか? 渡辺さんもするんですよ?」
「……どうやって?」
そう。井東は元々中性的な服装をしており、少しいじるだけで女装ができる。
一方で僕は、メンズのトップスに勇気の仮面。女装なんて……
「私がやる。《チェンジオブクローズ》!」
………!?
「もちろん勇気の仮面は外してください。」
……!?
「髪型も女子のショートっぽく……!」
「え………………!?」
何か勝手に僕の女装が行われていた。
ピンクと紫がメインの服にスカートやストッキング……脚の毛はいつの間にか綺麗に処理されている。
勇気の仮面も外された。
「……照れてると少し可愛く見えるな。」
……剛もふざけている。
「……似合って……ぷっw……似合って……ますね……」
おのれ大西。多分僕の事が嫌いだからってこんなふざけた真似を……
「……え、こ、これ大丈夫……で、です……?」
勇気の仮面がないから恥ずかしくて思うように言葉を発せない。
「……あぁ。安心しろよ進。とりあえず、あの門番を通り抜けたら背後から気絶させるか殺すかしてくれ。そしたら俺たちも入る。女装はそこでもう終わりだ。」
人生初の女装……すぐ終わるなら……まあ、いいか。
(プルプルガタガタ……)
「大丈夫ですよ渡辺さん。僕も恥ずかしいですから//」
そういう問題じゃないんだけど……
「……そうだ。《チェンジカラー》!」
大西の魔法により、2人の目が赤色に……って事は僕もか。
「これで洗脳された人たちと同じ目。」
……まぁとにかく、僕たちは門番の前まで来ていた。
【三人称視点】
杏奈「……誰あなた達?」
壮真「え……!?」
女装をした進ら3人だったが、即座に見抜かれた。
杏奈「女装すれば分からないと思った?残念だけど私はここの女の子の顔と名前全員覚えてるの。」
進「うわ……」(女装して損した。)
杏奈「ご主人様の命を狙う輩なら、ここで倒す!」
進「え、うわ!」
門前は大きな武器を一振りすると、大きな風を起こした。
それに耐えられなかったのは……ギャグの特性を持つ進だけだった。
他二人は風を受けるだけで済んだが、進はというと……
進「……あぁ」
(ヒューーー! キラーン★)
空の向こうへと吹き飛ばされるのだった。
【渡辺 進】
「う、うぅ……」
「……ギャグの力は本当に本当だったなw」
「……ん、あ、え!?はせ|……がわ!?」
【清水 空】
「どうする……?」
協力してた男は死んだ。今1対7だ……
こんな状況を、どう打開すれば良い?
「……ん!? これは……!?」
男が死んだ場所に、紫色に輝く飴があった。
進、再び振り出しへ!しかし長谷川はある策を思いついて……?
桐島達は進がいなくなっても、果敢にレイドに挑む!
一方で……清水が拾った、輝く飴。その飴を食べた清水にはある効果が!?
次回『飛ばす』
つづく!




