戦う ~渡辺 進vs桐島 剛~ ①
作者「クッッッッッッッッッソ今更なんですけど、自己紹介と活動報告を書きました。ただ小説を書いて公開してるだけの人だったので、これからは私の小説を沢山読んでもらうために努力したいと思います。」
【三人称視点】
このゲーム、進の勝ちだ。
Y(切り札あったのは良いけど……何これ、赤根 圭!? こんなカード絶対作ってないし、この効果は何!? 体力が30とかなり低いけど、アタックスキルの攻撃力何コレ!?)
Y「百、千、万……五十万!?」
進「圭のアタックスキル《1000倍パンチ》発動。マークに……五十万ダメージ!」
この圭は、ホログラムではない。
進の頭の中にいた、偽の圭そのものだ。
圭の放った一撃により、ホログラムのマークは一瞬で砕け散る。
マークは抵抗したが、500000の威力にその抵抗など無に等しかった。
Y「……楽しかった。」
進「え?」
ゲームの勝敗が決まった瞬間、全てのホログラムは消え、圭は進の体へと移っていった。
進「……うぐっ!?」
偽圭(あんなタイミングで引くとかギリギリだな。)
進「……まぁいいじゃん。」
圭の小言に、進は小声で返す。
Y(あいつからの命令、"△△△△△。そうすればお前を帰し、村を元に戻す”。何とか出来たから、これで僕は皆を……お父さん、お母さん、姉ちゃん……)
ミスターYは満足そうな顔をしていた。
実は、ミスターYは途中から本気だったのだ。
彼が最初からハンデを与えていなかったら、勝っていたかもしれない。ハンデありとはいえ、本気でやって負けたので、悔しさがあるが、楽しさの方が大きかった。
???(……よくやった。)
Y「……!?え、電話なしで話せた……んですか!?」
???「……口を慎め。黙って聞け。」
Y「……。」
進「……??」
???の声は、進には聞こえない。
だが、Yの独り言に違和感を覚え、自分と偽物の圭のように、誰かと話していると察した。
???「……お前を、お前のいるべき場所に帰してやる。」
Y(そ、それってつまり……)
???「……あの世にな! フフッハハハッ!」
Y「……えっ!?」
???「そういえば言ってなかったな。これはWとXにしか言ってなかったが、教えてやる。俺は神じゃない……神は△△△△△△!! フフフフフフ!!」
Y「……そんな……そんな……あぁ……」
進「……何か裏があったりするのかな? このバトルロワイヤルに。」
偽圭(そもそもあれがバトロワ関連の話なのかは知らんが、可能性は高いだろうな。)
Y「……うがああああああぁぁぁ!!」
進「……!?」
Yが雄叫びを上げた途端、彼の下半身が透明になった。
Y「す……す……む……!」
進「……ん!?」
Y「だ、W……X……Z……やれ……ああああぁぁぁ……ぁぁ……」
部屋全体に響く悲鳴と共に、ミスターYの体が消え、声もしなくなった。
ピコン!(3番脱落)
進「3番……っていうか、WとXとZ……彼がYだから……え、え?」
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【???】
「Y……余計なことを……言いましたね。」
「……安心しろ。すぐ消せる。」
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【渡辺 進】
「……んんんんんんんん!!」
……久々に良いベッドで1人で寝れた。ミスターYが用意した部屋にあったベッドは心地よかった。
疲れているのか、昨日の記憶が曖昧なんだけど。
確か、XとZがいて……その2人を倒せばいいと。
その前に剛だ。昨日の夜、勝つために修行をした。
とりあえず、この部屋を出た……
ここは……平原?町が見えるけど……うわ、ひで。焼き尽くされてる……
(……!? この町は、まさか!? おい、今すぐ長谷川っていう奴に電話しろ。桐島にすぐ会える。俺はここからあの洞窟に逃げていた。)
「もしもし、長谷川?」
(お、おま……! 大丈夫なのか!?)
「……僕の位置情報から、一番近い洞窟ってどこ?」
(……そこの焼かれてそうな木の所から森に入って、ひたすら真っ直ぐ行けば洞窟だが……いきなりどうした?)
「まぁ……色々あってね……」
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【桐島 剛】
(ゴソゴソ……)
今は真夜中だ。
俺は皆を起こさないよう、外に出た。
昨日は暴露したけど、実際に皆を連れて行くわけにはいかない。
92番の場所を知ってるのは俺だけだ。
「……どこに行くつもりだ? 朝食も取らず。」
「……は、はや。」
既に昇が目を覚ましており、朝食を作る準備をしていた。
「朝食なしに朝は始まらない。そのまま、あの進という人間と接触するつもりだったのか?」
「あ、あぁ……」
「身体が上手く動いていない。体内時計より早く起きすぎている証拠だ。寝ていろ。」
「う、うぅ……」
昇の言うとおりだった。俺は10分も経たないまま眠りについていた。
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【清水 空】
「……! あれは……あの城への侵略者?」
「な、何あなた!?」
「この城の中にいるんでしょ? レイド対象の92番が!」
「……やあ!」
「攻撃は無駄だよ。おとなしく彼と合わせてよ。」
「やあ!やあ!やああ!」
「……92番、か。」
(ピュイーーーーン!)
「………!? な、何故俺がこんな所に!?……あの男は、あの城は何だ!?」
ミスターYは消滅し、遂に洞窟へと向かう進。
桐島との戦いは近い。能力で劣っている進は、秘密の技で立ち向かおうとしている!
しかし戦う前に、”見覚えのある女性”と遭遇して……!?
次回『戦う ~渡辺 進vs桐島 剛~ ②』
つづく!




