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戦う ~桐島 剛side⑥~

作者「私はゆで卵が大好きです。ちなみに割橋は包丁で襲い掛かって来る人に説教し、正当防衛として剣で綺麗な剣捌きをして殺しました。割橋は強キャラになるかもしれません。強い俺様キャラ……天d」



【井東 壮真】


アソウは、大西さんの爆破攻撃で倒すことが出来た。

桐島さんは、あの爆発の後どうなっているんだろう……大丈夫かな……


それにしても、大西さんは本当に凄いな。

元々戦える力を持ってるだけじゃなくて、僕らを前に引っ張ってくれるあの感じが、絶望から自信を作り出してくれたのかも。


「ありがとうございます、大西さん!」


「……うん。」


「お、大西……どうも……」


「……ん?どうかしたの?」


「いや、別に……」


相上さん、顔を伏せては大西さんの顔をチラチラ見てるけど、どうしたんだろう?

そんなことより……


「答えろ魔法使い。お前らは何者だ?」


魔法使いって……

まあそうか、魔法使ってたし。


「井東 壮真です。」


「大西 奈珠波。」


「……相上 修也。」


「そうか。お前たちは何をしていた?あの男は何者だ?」


何者か聞きたいのは、むしろこっちなんだけど……


とりあえず、一部の話をした。

・僕達3人でアソウと名乗る男と戦っていた事。

・僕達のことや使える力について。


桐島さんについては上手く隠した。


「ほう、大西といったか?お前の持つ”鑑定”は、俺の事も分かるのか?」


「……名前は割橋 昇。書いている小説は『別世界を魅了する「タマゴ」』。異世界転生を果たした卵好きの料理人が、生き残って現実世界に帰るため、戦闘員を料理で魅了させる物語……? その主人公の名前は……輪橋 城?」


ワハシ ジョウ……名前をすごい似せてる。


「そこまで分かるのなら、俺に起きた出来事も分かったりするのか?」


「いや、そこまでは分からないよ。」


「……お前、何か隠してないか?」


「え?」


大西さんが、何かを隠してる……?


「いや、別に何もないけど?」


「そうか、勘違いか。 それはそれとしてだが、井東だったか?お前の炎魔法を借りたいのだが。」


僕の……炎魔法を?


ワリハシがそんな事を言ってきたその時。




「はぁ、はぁ、はぁ。」


「……桐島さん!?」


桐島さんが帰ってきた。

相当疲れている様子だけど……何があったんだろう!?


「壮真、修也、奈珠波。俺がいない間に何かあったのか? というか……そこにいるのは誰だ?」


「どういうことか説明しろ、井東。お前たちの他に仲間がいたのか? ……おい、名を名乗れ。」


「俺は桐島 剛だが……お前は誰だ? 壮真達と仲間になったのか?」


「俺は割橋 昇。卵料理を愛し、その料理を世界に響かせる鳥だ。」


「は?」


「俺はここを通りかかった鳥だ。用が済んだら、ここを立ち去るつもりだった。」


「用ってなんだ?」


「炎魔法を使わせてもらう事だ。お前も知ってるだろう?井東が火を扱える事を。」


「……!?俺が”魔力付与”出来る事を知っている!?」


「……は?魔力付与……ってなんだ?」


「は……え?は?」


「……は?」


「huh?」


話が嚙み合ってなくて、お互いに”は?”を連発してるんだけども……


隠すつもりだったけど、会ってしまったからもう誤魔化せない。

僕はこれまでの事を全て話した。


「ほう……では俺もその”仲間”にしてくれないか?」


「……は!?」


ワリハシが……僕達の仲間に?


「何が目的?」


突然の仲間発言に、大西さんが鋭く問う。


「すぐに立ち去るつもりだったが、気が変わった。俺は卵料理を食べたり作ったりするのが好きだが、俺の料理を食べた人間は数人しかいない。俺は将来タカの様に羽ばたく男。だが今はまだヒヨコだ。だからお前たちと過ごし、卵料理を食べてもらいたい。そして俺は成長していく。どうだ?空腹に困るだろうからいいだろう?」


正直言って、ワリハシの作ったフレンチトーストは美味しそうだった。

仲間になったら……毎日食べられるのかな!?


「……分かった、これからよろしくな。昇。 はあぁ!」


桐島さんが声を上げたその時、ワリハシ……さんの周りに赤いオーラが纏った。


「これは? 力が……溢れてくるが?」


「お前の欲しがってた炎魔法だ。これから美味しい料理を作ってくれ。」






……なんやかんやで、割橋さんが仲間になった。

大西さんと相上さんは反対気味だったけど、桐島さんが上手く説得した。


それから一時間後。

またしても桐島さんがどこかに行こうとした。


「桐島、どこに行く?」


「いや……ちょっと散歩に……」


「……俺達は仲間のはずだ。お前何か隠してるだろ?全部話せ。隠してること自体、もうお見通しだ。」


割橋さん、もう馴染んでる。凄いコミュ力……


「いや、俺は……別に……」


「全部話して。」

「目的は何、桐島?」

「僕達に何か隠す理由があるんですか?」


大西さんと相上さんが問うように、僕も問い詰める。


「……ふぅ。」


桐島さんは深く息を吐いた。


「俺は……進に会いに行く。」


割橋が仲間になった後、桐島は隠していた進との約束を打ち明けようと話す。

そして全員で進の謎について話すが、一番気になっているのは修也のようで……?

その進はというと……ミスターYにシャドウエーシィが倒され、劣勢に追い込まれていた!

しかし進には隠しの切り札があって……?

次回『戦う ~渡辺 進side⑦~』

つづく!

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