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戦う ~渡辺 進side⑥~

作者「うわ、最悪。最初に“道具カード”って記載してたのに始まってからずっと“宝札カード”って書いてました。恥ずかしすぎ、どっちの名称にするかかなり考えてたからどっちにしてたか書いてるとき分からなかった!

申し訳ありません。 近頃改訂します。」



【三人称視点】


Y「ターン終了!」


進(ラミンのスキルによって、シャドウエーシィの攻撃力が20下がってる……今はサポーターだから良いけど、ラミンのガードスキルがかなり厄介……次の5ターン目で倒したいところだけど、今の攻撃力じゃ《憎悪の暴歌》では倒せない。《一撃》を使えば倒せるけど、Yのターンで進化したマークに倒されるかもしれない。どうすれば……)


~5ターン目~


進:手札5枚(その内???3枚 道具カード2枚)

所持ウヲ:60

チーム1

シャドウエーシィ:ATK20↓DEF20↓ HP80


ミスターY:5枚(その内???2枚 所属者カード1枚 道具カード2枚)

所持ウヲ:30

チーム1

ラミン:ATK20↑MaxHP20↑HP80



そして、ダンジョン内部に新たなモンスターが姿を見せる。

今回は“黒耳の砂蛇”。

最初は10ダメージと少ないが、体力が230とかなり高く、攻撃を受けるごとに攻撃力が4倍、8倍、12倍と増えていく。


黒耳の砂蛇の攻撃で、シャドウエーシィはHPが50になる。

分裂ラミンのスキルで、受けるダメージが20増えているからだ。


進(不味いいぞーこれぇ。)


進「僕のターン、ドロー。……ふぇ?」


進(今めっちゃピンチだったのに、ここに来て最適な道具カードを引けたんだけど!?)


進「まずドフ達を1マス移動させる。」


剣ゾンビが倒されたことで、新たなダンジョンモンスターが既に姿を見せている。


ドフ達と戦うダンジョンモンスターは“メーブーモー”。少し強いが報酬が多いモンスターだ。


進「ファンコル&カツイのアタックスキル発動、《炎の突撃》、20ダメージ!」


メーブーモーのHPは90から70になる。


Y(ファンコル&カツイのアタックスキルはダメージを与えるだけじゃなくて、攻撃を受けた敵がアタックスキルを発動するごとに10ダメージを与えられる。

それにドワのガードスキルは……)


進「シャドウエーシィ側は……手札から道具カード発動、《正々堂々の挑戦状》!僕とYは互いにコインを1枚投げて、両方同じ面ならここにいる所属者・モンスター全員を全回復させる!」


Y「ありがとう……とも言いきれないね。僕はダメージを受けてなかったから。」


進とミスターYは互いにコインを投げた。


進:コイン《裏》

ミスターY:コイン《裏》


進「どっちも同じだから、シャドウエーシィ、そしてモンスターのメーブーモーの2体が全回復する。」


Y「で、でもラミンによる弱体化は消えないからね。」


進「そして、シャドウエーシィのアタックスキル《憎悪の暴歌》発動! 全体に70……じゃなくて50ダメージ!」


ラミン:HP80→30 マーク:HP100→50

黒耳の砂蛇:HP200→150


Y(どうしよう……どうしようどうしようどうしよう!!)


ミスターYは、物凄く動揺していた。

進の運が良かったのもあるが、制作者である自分が初めたての人に不利対面を作られているからだ。


Y(これじゃあ……()()()()命令に答えられない!)


進「ターンエンド。」


黒耳の砂蛇がラミンに攻撃する。

攻撃を受けて威力は上がっている。吸収は出来ない。

ラミンのHPは0となり、倒れてしまった。


進(何気に一番脅威だったから倒してくれて良かったぁ。)


Y「ぼ、僕のターン! 要請!」


Y(あいつの命令に逆らったら、僕()()は……!)


(ピロロロロロロロロロロロロロロロロ!)


進「え……!?」


Y「え、あー、ちょっとごめんね。すぐ戻ってくる!」


電話が鳴った途端、ミスターYは奥の部屋へと向かっていった。


進(……これって試合放棄で失格じゃないの?)


~THE END?~




進(ギャグアニメだったらここで終わりそうだけど……そうはいかないよねぇ。)


試合放棄していても、外には出れない。勝負はまだ続いている。ミスターYにとって、試合放棄は反則ではないのだろう。


進「……ん?そういえば……」


進(清水ってどこ行ったんだろう?デッキ組んでここに来てからいなくなったんだけど?)


……進は悪いことを思い浮かべた。


進(氷魔法で奥の部屋を凍らせれば、多分Yは戻ってこれないんじゃ?もしそうなら僕が言いなりにされることはない。僕はここに閉じ籠って、安全を保証出来るのでは!? そうと決まれば……)


進は氷魔法を使うべく手を上げたが……


進(でもそうしたら僕は、長谷川と剛を裏切ることになる……何でだろう……剛は前に僕が裏切って敵側の立場にいるのに、裏切ることをこんなに躊躇ってるんだろう?僕と剛はもう、互いに仲間を殺して恨み合ってる敵同士のはずなのに……)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


10分が経った。ミスターYは戻ってきた。


しかし……どこか様子がおかしい。


Y「……ただいま。」


進(雰囲気、暗っ。何があったん?)


Y「僕は負けるわけにはいかない、絶対に。()()()()()()()()()()()()()()……」(小声)


進「ん?」


進(何を言ったのか分からないけど、闘志みたいな熱さが伝わってくる気がする。)


Y「手札から道具カード《生贄復活の呪文書》発動。手札にある所属者カードを全部捨てて、ラミンをマークのいるチームのサポーターとして復活させる。捨てた所属者カード1枚につき、HPが20回復した状態で復活する。」


ミスターYの持っていた所属者カードは3枚。

捨てたことでラミンはHP60の状態で復活した。


進(蘇生カード……!?まぁあっても不思議じゃないけど……)


Y「そして生贄になった所属者の1人、”繋げる希望”メラーンの”デススキル”発動、《後世に残す僅かな希望》。」


進(で、デススキル?)


デススキル……エボリューションスキルのような、特別なスキルだ。


Y「3ターン目以降なら発動できるスキル。場にエボリューションスキルを持つ所属者がいる時、進化させることができる。これによって、中級剣士からSランク剣士へと進化するよ……」


ホログラムのマークは、まるでRPG終盤の主人公のような頼れる剣士へとなった。


Y「更にラミンのサポートスキルで、ラミン(分裂)をタンクとして出す。」


進(……普通にマズいんだけど。)


Y「それだけじゃないよ。道具カード《連続攻撃を教える動画》発動。このターン道具カードを1枚捨てることで、コインを投げて表が出た数だけマークはアタックスキルを追加発動できる。」


コイン《表・裏》


Y「これでマークは2回発動できる。マークのアタックスキル《華麗な剣捌き》発動。シャドウエーシィに100ダメージ。」


シャドウエーシィのHPは150から30になる。


Y「そして更に追加で発動……!」


進「……手札から道具カード発動、《墓荒らすスコップ》!使われた道具カードを再び使える!これで《小学生男子のバリア》を発動。この攻撃は無効!」


Y「無駄だよ、手札から更に道具カード《進化を兆す光を見せる望遠鏡》発動。このカードによってマークは最終進化の”世界を平和にもたらす勇者”マークへと進化する。」


進「……!?」


マークは最終進化を遂げ、装備が豪華になり、目つきも勇者に見えるようになった。


Y「そして最終進化したマークのフィニッシュスキル《闇を砕く最後》発動。攻撃を無効にされた時、その無効化を無視して攻撃する!」


進(はああぁぁぁ!?)


マーク〈他人を信用しなくなったお前は、誰にも勝てないぃ!〉

シャドウエーシィ〈うわああああぁぁぁぁぁぁ……ぁぁ……いや……やだよ……〉


マークの攻撃で、ホログラムのシャドウエーシィが倒された。


Y「……これはマークが特定の相手を倒したときに起こる特殊演出だよ、凄いでしょ……?」


進(うわ、マズイマズイどうしよう!? 道具カードを回収するためにシャドウエーシィで暴れてもらおうとしたのに、手札全部使い切ってまで倒されたんだけど!?)


Y「さあ、形勢逆転だね。僕の手札ないからまだ何とかなるって思ってたとしても無駄だよ。この最終進化したマークはHP250。アタックスキルは150ダメージを与られるよ。覚悟してね?」



シャドウエーシィが倒され、マークは最終進化してしまい、一気に劣勢となった進。

しかし、今は劣勢になったというだけ。勝機はまだたっぷり残っている!

一方で……麻生を倒した修也達は、割橋に問い詰められる!?

次回『戦う ~桐島 剛side⑥~』

つづく!

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