戦う ~桐島 剛side②~
作者「爆発オチで終わらせた前回の桐島sideから2週間が空きました。実を言うと、晴也と花子というショタ&ロリは元々出す予定ではなかったので、2人が印象に残るキャラになるようシナリオを(テスト前なのにも関わらず)書き直しました。」
【井東 壮真】
(どっかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!)
(グラグラグラグラ……)
「え!?」
桐島さんが向かった方向から、爆発が……!?
地面もすごい揺れてるし……!
もしかして、また戦ってる?
「……行った方が良い?」
「うん、そうね。」
相上さんと大西さんは、桐島さんを助けることにしたみたい、僕も行かないと……!
「ちょっとそこの3人、待ってもらえるかな?」
「んえ!?」
「……え、誰?」
「だ、誰ですか!?」
真後ろから声が聞こえて振り返ると、1人の男性がいた。
「君たちの心を覗かせてもらったよ、毒島 風真って人の仲間でしょ?」
「……は!?」
この人、毒島さんの事を……心を覗いたって……
「今爆発した方にいるのは、桐島 剛って人だよね?」
「……勝手に心見んな、”キモい”。」
「…………はぁ? 今僕の事キモいって言ったよね?ちょっと質問しただけでキモいって言うとか、人としてあり得ないんだけどw まぁ、能力を奪う為にあいつを殺そうと思ってたから丁度いいや。悪いけど、僕が生き残るために、君たちを殺して能力奪いまーすw」
名前も知らない男の人が、僕らを睨みつけてくる。
「……手短に言うからよく聞いて。あいつの名前は”麻生 芳助”。スキルは《能力奪取》としか書かれてないから気を付けて!」
そういえば大西さん、《鑑定》が使えるんだった。
でも、その《鑑定》でさえ詳細は不明……アソウの力には気を付けないと!
「……へえ、優秀なスキルだね。じゃあまずは君から!」
【桐島 剛】
(どっかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!)
マズイ、俺も晴也も避けれない!
……これは賭けだ!
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
俺は雷でできた長いロープを作り、鞭のように振り晴也を巻き上げ、こっちに引き寄せた。
「うっ!? うわああああああ!」
頼む!晴也、耐えてくれ!
そして……
「うりゃああああああああああああああああああああ!!」
氷の壁を前へ前へ,、全力で張る!
(ピキ! ピキ! ピキ!)
「う、うぐ……!」
(シュウウウゥゥゥ……)
「……はあ、はあ!」
(パリン!)
良かった、何とか耐えきった!
ハルヤも耐えてくれた。何かしらの戦う能力があるらしいから、常人以上の防御力があるって勝手に信じたが、脆いとまずかったな……
「たすかった、ありがとうおじさん!」
「お、おじ……」
「……あ! 花子ぉぉ!」
おじさんと言われた事に絶望してる場合じゃないな。
花子はどうなった……?
(あなたは死にました。残機は残り1。 あなたの番号は252番です。)
「あれ……ここは? なんでわたし……あんなことを、晴やに……!?」
「花子、花子!」
「晴……や……なの?」
「あ! おもいだしたのか!」
「……ごめん、ごめぇん、ごぉめぇぇんん!! ううぅ!」
「……よかった、よがったああ! 花子ぉぉ!」
2人は泣きながら互いにハグをした。
……すごい感動的だ、俺まで泣きそうになって来る。
そんなことより、花子の記憶が戻った……?
まさかとは思うが、一度殺せば元に戻るのか?
「あのおじさんがたすけてくれたんだ!」
「あ、あの! ありがとう……ございます!」
「……体は大丈夫なのか?」
「……はい!」
「おれは、だいじょうぶじゃないや。 《かいふく》!」
花子も……ハルヤも回復魔法をつかったぽいから、大丈夫そうだ。
「あぁ、それは……良かった……」
「……おじさん!?」
相当疲れたのだろう。
俺はその場で気を失った。
「花子、おれいい”ひみつきち”しってるから、おれたちふたりでおじさんをはこんであげよう!」
「……うん!」
”爆発オチ”から生き残った3人、桐島は晴也の言う”秘密基地”に連れて行かれるのだった。
そして大沼という男が、能力を奪いに壮真達を襲う!
一方で……進とミスターYによる、カードゲームが行われようとしていた。
果たして勝つのはどちらなのか?
次回『 戦う ~渡辺 進side③~』
つづく!




