表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/64

戦う ~渡辺 進side①~

作者「これは裏設定なんですけど、進はとあるTCGトレーディングカードゲームの、学生にしてはガチ勢であり、オリジナルデッキでかなりいい線まで行く実力者ですが、未だにシャッフルを上手く出来ないので、スマホ版の大会にしか参加しません。」



【渡辺 進】


「ミスターY、と言っていた。」


ミスターY………って誰?

つまり、この人は僕をそいつの所まで連れて行って、カードゲームで戦わせるってこと?


「その人とカードゲームをするとして、負けたらどうなんの? 勝ったらちゃんと帰してくれる?」


「……いや、それは俺にも分からない。だが、これだけは言える。お前はあいつには絶対勝てない……と。」


「……huh?」


じゃあさっき言ってた”お前は上手そうだな”って、それでも勝てない前提なら、誰でも良かったのでは……?

それともアレ? 少しは良い感じに楽しみたいとか?



「いや、ちょっと……勝てない勝負に突っ込む程馬鹿じゃないし……」


「……じゃあお前を力づくで生け捕りにする!」


(シュン!)


「……え、いや、ちょ!?」


姿が見えなくなった!? それにすごい風……

そんな速い速度で動けるの!?


(ドッ!)


「痛……え!?」 


僕の腹が……すごい後ろに伸びてる?


「な、何!? 完璧にみぞおちを当てたはず……!?」


これは……僕のギャグ小説の特性が守ってくれた……のかな?

そして、後ろに伸びた腹はすぐに元に戻った。


よし、今彼は僕のすぐ近くにいる。この隙に攻撃を……


(シュン!)


!? また消えた!?

もしかして……背後に?


そう思って振り返っても……


「い、いない!?」


「ふぅん!」


……急に目の前に!?


「うっ!?」


まずい、顎をアッパーされた……え!?


「なっ、そのままブリッジしただと!?」


なんかブリッジしてしまった。

このまま足で攻撃を……


って思ったけど僕はそんな事できるような柔らかさはない。


「……ん!? あ!?」


マズイ、腰が……

僕はそのまま仰向けに倒れた。


「……なんとかなったな。」


動けなさそうな僕に、彼……清水が近づいてくる。

彼が僕の近くに来る。


……今だ!


「はあっ!」


「なっ!?」


彼が隙を晒した瞬間に、昨日無詠唱で出来るようになった《コオリマシンガン》を胸に打ち続けた。


見事に全弾命中……したのは良いんだけど……


「ビックリしたが……この程度か。」


勢いで放った氷の弾は、ダメージをほとんど与えられず砕けて水となり、彼の服が濡れた。


「ふ、ふん。抵抗するな…………うっ!? つ、冷た!?」


……あ。水となった氷はとても冷たく、彼の体に干渉したらしい。


(ブルブルブルブルブルブル!)


彼がぷるぷる震えている、それ程冷たいらしい。


「さ、さっきの腹の仕様といい、ブリッジといい、まさかさては……ギャグ系か。」


清水に僕の能力がバレた。

とはいえ、彼は震えが止まらず動けていないので、これでもう大丈夫……なはず。


「な、ならば……こちらもギャグに対処するまで!」


そう言って清水は上の服を丸々脱いだ。

意外にも筋肉がない。僕の腹を後ろに伸ばしたあのパワーはどこから出たんだろう。


「は、はぁ!」


(ピューン!)


清水は……空を飛んだ……!?

なるほど、僕にブリッジをさせた攻撃は、一度空に移動してから攻撃したんだ……多分。


でも寒さが残ってるからか、動きが鈍い。


「《暗闇の(ダークネス)殺戮(キル)》。」


(モワアアアアアアア……)


彼が技を唱えた途端、辺りが真っ暗になり、彼の姿が……全く見えない!?


その瞬間……


「ふうっ!」


(チーン♪)


「うっ!?」


とんでもなく痛い……!

僕達の急所中の急所であるち〇こを殴ってきた。


「で、デカッ!?」


彼が何か驚いているが、痛み感じている僕には聞こえない。

僕は痛みに耐えられず、床で這いつくばる。


「お、俺の勝ちだ。」


(トン!)


「うっ」


まずい、首の裏は……


「よし、あとはこいつをミスターYの所まで運ぶだけか。」


こうして、僕は意識を失った。


清水との戦いに敗北した進。これからどうなる……?

一方で進からの連絡を待つ桐島に、何者かが奇襲をした。

一体何が起こったのか!?

次回『戦う ~桐島 剛side①~』

つづく!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ