『㊗1000PV突破』特別編:覗かれる① ~進が桐島を"剛"と呼ぶ理由~
作者「どうも、作者です! 実は忙しい訳でもないのに、”月・金しか投稿しない”というふざけた事をしており、毎日投稿している方々より明らかにPV数が少ないと自覚している私の小説『俺の描いた物語による末路 ~300人の小説家のバトルロワイアル~』ですが、数日前に1000PVを突破しました! ありがとうございます!
という事で特別編です! これからもPV数が千単位で増える度に、こんな感じの特別編を出そうと思ってます!」
~時は、バトルロワイヤル1日目に遡る~
(1章 語る③ の進による回想パートの続きの話になります。)
【渡辺 進】
「俺達と手を組まないか?」
「……分かった。」
「俺は桐島 剛。『異世界に転生した俺は王道展開で行きたい』っていう小説を書いている。よろしくな。」
「相上 修也、16歳。『空手部の汗』を書いてる。」
「僕は……渡辺 進。 『転校した学園の急展開に追い付けないんだが』っていう小説を書いてるから、よろしく。」
僕は”桐島”と仲間になった後、修也という人に会って、仲間になった。
「年齢も言っといた方が良いのか? 俺は21歳、大学2年生だ。」
桐島って年上だったんだ。タメ口使ってたけど……大丈夫だよね?
「僕は17歳。 でも……」
「あ……2人共年上だった。 敬語……」
「大丈夫だ、仲間に上下関係とか必要ないからな、好きにして良い。」
「あ、良かった。」
「あ、そうだ……なぁ進、今”でも”って言ったよな? なんか年齢とかで隠してる事でもあるのか?」
「え、あ、まぁ……」
「……言いたくなかったら言わなくてもいいからな。」
いや……でも……これから仲間として動くのに、隠し事をしてるのはあまり良くないかもしれない。
これからは、バレそうになったらちゃんと白状しよう。
「実は……僕には9歳より前の記憶がない。何でかは分からないし……皆僕の事知らないって言うから、今まで普通の人のフリで、存在しない昔の記憶を作って言い続けてた。」
僕の発言に、2人は驚いた表情を浮かべ、こちらを凝視してくる。
「この”渡辺 進”っていう名前も、僕を拾ってくれた人がつけた名前で、本当の名前は知らない。 隠そうとしてたのは……僕を変な目で見てくる人がいたから。まぁ、実際変な話だからね。」
「……意味不明。」
新しく仲間になった……相上は変な目で見てくる。
そりゃそうだ。僕にも分からないし。
「いや、ごめん……こんな変な話して……」
「いや、教えてくれてありがとな、進。」
「……え?」
「お前にどんな過去があっても、どんな障害を抱えていても、俺達はもう仲間だ。例え昔の記憶がなくても……俺は気にしないからな。」
「あ……ありがとう……」
ついさっきまで、仲間なのにも関わらず、ずっと桐島の事を疑っていた。
いつ裏切られて襲い掛かっても違和感ない状態だと思ってた。
でも……自分の過去を否定せず、”気にしない”と言ってくれたのは、圭に続いて2人目だ。
僕は”自分は疑い深い”と思っていても、案外チョロいのかもしれない。
でも、桐島とは……これからも仲間でいたいと思った。
圭も含めて、一緒に仲間として行動したい……!
「進も、修也も、もっと気楽にして良いからな、俺はそうして欲しいが。」
「……うん。よろしく、桐島。」
”気楽に”……ねぇ。
この人なら、最後まで仲間でいてくれるかもしれない。
「……よろしく、”剛”!」
「急に名前で呼ぶようになったな。 俺の言葉でそこまで気楽になるのか……嬉しいな。」
よく分からないけど、体重が軽くなった感じがした。
……え、次回予告ですか?
ないです




