表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/66

覆される

作者「何気に主役サイドってここまでほぼ思いどおりに進んでましたね……圭が死んだこととか以外は。」


【進に勇気の仮面を売ったおばさん】


「……神様。あんたから貰った『勇気の仮面』は無事売れたよ。」


「あー、これが報酬かい。ありがとねぇ。これでしばらくは生き残れると思うわ。」


「……ん?『勇気の仮面』の()()は何にしたのかって?安心しな、ちゃんと()()()使()()()()()()()()()()()()()()()()という条件は守ったからね。」


「その欠点は“女性を攻撃できない”さ。仮面を1人の少年に売ったけど、もしかしたらその少年が私に攻撃するかもしれない。私は、あの少年に生き残ることを約束したけど、私だって簡単には死にたくないさ。まぁ、強いて言えば自己防衛だね。」


「え? “その欠点が少年を死なせることになったらどうするのか”って?うーん………そういや考えてなかったねえ……」




【渡辺 進】


ウウウウウゥゥゥゥ!!

突如全身を駆け抜けた電撃によって、アオイに攻撃することが出来なかった。


「……よく分かりませんが、惜しかったですね。」


「………チッ!」


訳の分からない状況に思わず舌打ちする。


「……それにしても良いのですか? 彼女を助けなくて。」


………え?


「キヤアアアアアアアアア!」


大西が僕のもとまで吹き飛ばされていた。

……本来なら僕が体を張って守るシーンなのに、急に来た故に避けてしまい、大西は地面を転がった。



【??? ??】


「くぅ、()()()()()()()()()()のインストールまであと21時間、頼むから誰も来ないでくれぇ。」



【渡辺 進】


「♪(優しさ スペック 知恵合わせ 先端技術よ 華咲けwow wow!)」


僕たちはアオイの歌によって、かなりピンチになっている。

歌が変わったことで、五線譜の攻撃手段が変わってる!

今度は素早いロケット型の弾丸が雨みたいに次々と襲ってくる。


僕はギャグ小説キャラ特有の「ひどい形になっても戻る」ていう特性? を持ってるから、

攻撃の嵐が止まった少しの時間の間で即時再生が基本はできる。

でも…


「はぁ…はぁ…あ…」


大西の体はもうボロボロだ。見た感じ立っていられるのがやっとだと思う。

もはや《ヒーリング》を使うのも難しい位だ。


これは、僕が剛や毒島たちと行動してた時に手に入れた回復薬で回復させなきゃ……


「あなた、弱いですね。自分の能力が分かっているなら、庇うことも出来たでしょうに。」


「そんなんだったらせっかく救える仲間も自分のせいで失っちゃうかもねぇ!まぁ仮面っていう中二病くささと特大のオナラの臭さを兼ね備えたあんたには、自分の命さえも守れないと思うけどw」



…自分のせいで……仲間を失う……?


(なぁ進、教えてくれ。なんで裏切ったんだ?)

(さっきのお前の攻撃で、3人死んだんだぞ?)

(う・・・・・・あ・・・・)

(ピコン!22番脱落)

(毒島を説得できれば、戦うこともなくて、先輩が死ぬこともなかったですよね? 黙ってないで答えてよ!)


…………はぁ、はぁ、はぁ………


圭が死んだときの出来事が鮮明に蘇る。

自分で言うのもなんだけど、僕は何かに必死で集中してるとき、他の事は頭の隅に置ける。

生死を掛けた戦いは当然集中できて、さっきまで圭が死んだことへの悲しみを一度忘れることが出来た。

でも、突然こんなクソ女に煽られて……


(なんで裏切った……22番脱落…脱ら……裏切り者………脱……)


「……うわああああああああああああ! ……神よ! 絶対零度の氷で! 奴を凍結させてくださいぃ! 《コオリモメン………」


ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!


「ぐああああああぁぁぁ!」


まただ……!くぅぅ!


(お前のせいだ…お前のせいで、俺は死んだ…)


……圭!?


(キリシマを裏切った……ドクジマを説得しなかった……お前とは絶交だ……)


「はぁ!はぁ!はぁ!………うおe」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

しばらくお待ちください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「うわ、何かあいつの周りから出て来たんだけど!?」


「しばらく……お待ちください……? 声はどこから……?」


「はぁ、はぁ、うあ?」


僕の周りに小さな壁が出来た。

なんでか…分かんないけど…今は戦いに集中しなくちゃ……

一旦この壁の中で気持ちを落ち着かせないと……


「《動物チェンジ》! やあああぁぁぁ!」


ドゴッ!


………え?


壁が僕にぶつかった。

これは……僕を守る……箱型の壁が、中にいる僕ごと……浮いてる……いや、空へ吹き飛んでる……!?


ダメだ……頭をぶつけて……意識が……


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



【??? ??】


「頼む、早くしてくれ早」

ヒューーーーーー ゴゴゴゴゴ ドゴーーーーーン


「………うえ?」


何かデカい箱が落ちてきたあああ!?

攻撃によってどこか遠くへ吹き飛ばされた進。

行きついた先には、何か怪しい動きを見せる男子がいた……!?

次回『出会う』

つづく!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ