表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の描いた物語による末路 ~300人の小説家のバトルロワイアル~  作者: この星にいる誰か
第1章「仮面の男の正体 そして22番の最期」
17/64

裏切る

作者「そろそろ1章が終わりそうです。あとは進に何があったのかの回想、そして章のタイトルにある『22番の最期』を回収して、そして2章が始まることを示唆するセリフとかがあって終わりです。多分。」



【赤根 圭】


キリシマとの戦い最中、さっきまでずっとこちらを見ていた仮面の男が、自分が戦うと名乗り出ていた。


「いやでも、お前の能力って・・・」


「大丈夫だよ・・・!そっちから貰った氷の魔法もあるしさ・・・!」


仮面の男はキリシマの言葉を遮るように、裏声で言った。





…………………………ん?



俺は仮面の男を凝視した。


平均より高めだけど高身長とも言えない身長。

ウルフカットをそのまま伸ばしたような、やや長めの髪。


そして何かをごまかしたりする時は裏声を使う…




………………進!?




……………いや、待て。性格が違いすぎる。


普段会話が苦手で自分からはほとんど話しかけないのに、こいつは堂々と話しかけている。

しかも、仲がいいかのように会話ができている。進は親でさえまともに会話を長くできない奴だ。

そして、自ら戦いを申し出ること…俺の知っている進じゃない…!




「まあそこまで戦いたいなら、戦えば良い。だが、死ぬなよ。」



キリシマが仮面の男の戦いを許可したのと同時に、仮面の男が全く杖っぽくない木の棒を取り出した。



ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…



ピコンッ!(31番脱落)



「《ファイヤーボール》!」



洞窟の涼しい冷気が漂う中、誰かが脱落した通知を合図に戦いが始まった。

最初に動いたのは大西だ。火の球が仮面の男に向かって飛ぶ。



「カミヨコノバショヲツヨイフブキデミエナクシテクダサイ!」


仮面の男は高速で何かを唱え、そして木の棒を前に突き出した。



「《コオリブリザード》!」



その言葉と同時に、大量の雪が発生し、洞窟の中で白銀の風が吹き荒れ始めた。

いくら雪を解かす炎とはいえ、あまりにも多い大量の雪には勝てず、《ファイヤーボール》が消滅した。


…というか考えてみれば氷の魔法で雪?それは向こうの小説の設定が氷≒雪なんだろうからどうでもいいとして……



…前が見えない!



吹雪は勢いを増し、刃のように俺の肌を襲う。寒いし、痛い!



「おい、制御できてないぞ!」


「「「「「「うわあああ!」」」」」」



仮面の男が放った吹雪は、俺と大西だけでなく後ろにいたキリシマ達を巻き添えにした。

コントロールが出来てないのか…?




…そう思っていた。



【桐島 剛】



「いや…これで良いんだ。」


「・・・は?」


おい、進? 何言ってんだ?


「・・・まじでごめん。」



ビュウウウウウウウウウウウウ!!


更に吹雪が強まったのか!?何考えて…!



【赤根 圭】



吹雪が更に強くなった!?このままじゃまずい…!


ガシッ! キュ!


……!?



吹雪の中から誰かが俺を担ぎ上げた…!?


一体、誰が…!?




「いやーごめん圭。こんなことして。一旦ここから逃げよう!」



……………………その声は!? 



………まさか!?





進!?



吹雪から逃れ、視界が開けたとき…

俺を無理やり担ぎ、大西の手首を引っ張りながら猛スピードで走る、さっきの仮面の男……



進がいた。



…進!進ぅ!


なんか足がめっちゃ高速で回転してるのがすごい気になるけど、再会できて嬉しいぜ…!

桐島達を裏切る形で、圭と再会した進。バトルロワイアルが始まってから、進に何があったのか!?何故普通に会話ができるのか!?何故仮面をつけているのか!?

次回『語る①』

つづく!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ