第8話・うさん臭いよ、ものしり博士
しばらくぶりです。
25年前にあったかどうか不明な説明や表現がありますが、明らかに昔にはなかった言葉には、処刑人によるツッコミが・・・w
ビックリッターを倒し、街に一時の平和をもたらしたごまちゃん一行・・・。
コアラー「一行って・・・どんだけ〜?」
デデーン☆
ナレーター「コアラー、アウトーーー!!」
ナレーターがそうアナウンスすると同時に処刑人が現れた!
コアラー「え?なになに!?
・・・あべしっ!!」
コアラーはお尻を殴られた!
コアラー「俺、何か悪いこと言ったか?」
すると、どこからか変な博士が現れた!
ものしり博士「それなら、このものしり博士が案内してしんぜよう!」
ごま「誰だ、お前は!?」
ものしり博士「ものしり博士じゃ」
ごま「(心の声:うさん臭いな、どういったことを知っているというのだ?)」
ごまは半信半疑でものしり博士を見つめた!
すると、ものしり博士は不可解な質問をしてきた!
ものしり博士「ところで、魚介類の話に興味はないかな?」
ものしり博士の素朴過ぎる質問に、ごまはア然とした!
ごま「・・・なに言っているんだ、お前は!?」
すると、コアラーはものしり博士の質問に対して、カッコつけながら言い返した!
コアラー「へっ!俺はユーカリしか喰わねえから、魚介類とは縁がないのでね。
俺は可愛い巫女をたくさん雇って、ハーレムを創るのが夢なんだ!」
ごま「・・・なに言っているんだ、お前は!?」
ものしり博士「コラコラ、それは疲れた大人の言うセリフじゃよ!」
それをいわれたコアラーは沈黙した!
ごま「で、ジジイ・・・。
お前は何しにきたんだ!?」
ものしり博士「だから、魚介類について教えてやる!!
さぁ、質問してこい!!」
ごま「では・・・。珊瑚礁の魚って、どうしてカラフルなんだ!?」
ものしり博士「目立ちたがりや・・・だからじゃろう」
ごま「たしか、ああいう場所の海は明るいから、地味だと逆に目立つのでは・・・?」
ものしり博士「あ?なんか言ったか〜?」
ごま「ぐっ・・・。(心の声:今はたえるしかないか・・・)
では、次の質問だ!マンボウについて教えてくれ!」
ものしり博士「う〜〜〜、マンボーーー!!」
ごま「え?マンボウって、フグの仲間で世界の暖かい海に住む、大きさが2〜3メートルになる魚じゃ・・・」
ものしり博士「けっ!お前みたいな小僧なんかには、真面目に教えるだけ無駄!!!」
ごま「お前・・・!!
じゃあ、フグのよしみでリセンボンはどんな魚なんだ?」
ものしり博士「ハリセンボンは毒はないが、膨らむと全身がトゲだらけにになる。
綺麗なバラにはトゲがあるように、不細工な魚にはトゲがあるのじゃあ」
ごま「もうついていけん・・・。
しかし、聞いてやる。サメって凶悪なのか?」
ものしり博士「すべての種類が狂暴ってわけではないのじゃよ。
それにしても、ナヌカザメって可愛いよね」
ごま「クリオネって、流氷の天使だよね!」
ものしり博士「クリオネが天使・・・?違う・・・クリオネは悪魔だ!!
だって奴は、頭から不気味な触手を出して、獲物を喰うんだぞ?
バッカルコーン!!!
ってな!」
デデーン☆
ナレーター「ものしり博士、アウトーーー!!」
すると、どこからともなく処刑人が現れた!
ものしり博士「誰だ、お前は!?」
ものしり博士はお仕置きを拒んだ!
処刑人「くっ!何なんだ、このくそジジイは!?」
ごま「なんだか知らんが、頑張れ!処刑人!!」
ものしり博士「わしに応援しろーーー!!」
すると処刑人は、一瞬のスキをついて、ものしり博士のお尻をぶっ叩いた!!
ものしり博士「ぐはーーーっ!!」
処刑人「これからは素直にお仕置きされてくれよ〜」
処刑人が撤退したあと、二匹の動物と尻をさする博士が残った・・・。
ものしり博士「ぐおぅぅ・・・!
あのバカチンめ、手加減ってものを知らぬのか!?」
ごま「コアラーも、何か質問したら?」
コアラー「金魚の王様って、何?」
ものしり博士「これの・・・作者の、ペンネームだ!!」
コアラー「真面目に答えろ!」
コアラーはユーカリの枝で、ものしり博士にカンチョーした!
ものしり博士「ぐはぁーーー!!痔がぁ!!!」
ものしり博士をやっつけた!
コアラー「え・・・?」
ごま「さっきのお仕置きとカンチョーが効いたようだな・・・」
ものしり博士「ふん!次こそは勝ってやる!!
だが、最近病人の間で噂になっているビョーマにやられるかもしれんがな!」
ごま「ビョーマ・・・?
何なんだ、そいつは!?」
ものしり博士「ビョーマとは、病人の夢の中に現れるワラスボの異常特殊体じゃ。
夢の中でこいつに喰われた者は、死ぬ」
コアラー「な、なんだい!夢の中の存在なら、怖くもなんともないな!!」
ものしり博士「ビョーマは現実世界でも活動できるのじゃ。
現実世界でのビョーマは、コクがたっぷりある生物や人間を捕食するらしい。
おまえらみたいな味が薄っぺらいエサなんかじゃあ、殺すだけだろうな」
ごま「(心の声:『人間』はコクがたっぷり?
僕の味は薄っぺらい?
僕らはエサ?)」
ものしり博士はなにやら恐ろしい事をいったあと、どこかへ瞬間移動してしまった・・・。
コアラー「どうしたんだ、ごまちゃん?」
ごま「何なんだ・・・、この敗北感は!?」
コアラー「まだ、負けていないよ!
というか、負けるわけにはいかないんだよ!!」
ごま「うん、そうだな・・・」
ごまは新たな敵・ビョーマの討伐を決意した!
ちなみに更新が停滞していたのは、今後出現させる敵キャラの設定とかを作っていたためで・・・。
25年後の話も停滞しているんだよな〜(苦